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映画#97『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』
『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』
(”Fast & Furious 9"/”F9: The Fast Saga”)
監督:ジャスティン・リン
出演:ヴィン・ディーゼル、ミシェル・ロドリゲス、ジョーダナ・ブリュースター、タイリース・ギブソン、クリス・”リュダクリス”・ブリッジス、ナタリー・エマニュエル、サン・カン、アンナ・サワイ、ルーカス・ブラック、ジョン・シナ、ヘレン・ミレン、カート・ラッセル、シャーリーズ・セロン、他
製作会社:オリジナル・フィルム、ワン・レース・フィルム、ロス/キルシェンバウム・フィルムズ、パーフェクト・ストーム・エンターテインメント
配給:ユニバーサル(米国)東宝東和(日本)
公開:2021年6月25日(米国)8月6日(日本)
上映時間:145分
製作国:アメリカ合衆国
【あらすじ】
ドミニク(ヴィン・ディーゼル)は、レティ(ミシェル・ロドリゲス)と幼い息子のブライアンの 3人で静かに暮らしていたが、この平穏がいつまでも続くとは思っていなかった。そして、ドミニクは最も愛する者たちを守るため、否応なく自身の過去の罪と向き合うこととなる。ドミニクたちは世界を震撼さ せる陰謀を止めるため、凄腕の殺し屋で一流ドライバーである男と戦うことになる。なんとそれは、実の弟のジェイコブ(ジョン・シナ)だった。
シリーズ9作目(番外編を含めると10作目)となる今作、『X3 TOKYO DRIFT』〜『EURO MISSION』までの、『ワイスピ』シリーズ計4作品を手がけたジャスティン・リン監督がカムバック。
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それに伴ってか『TOKYO DRIFT』にて主人公を務めた「ショーン」が復帰、更にはシリーズの中でも屈指の人気キャラ「ハン」が復活。ハンは『TOKYO DRIFT』にて死亡扱いされていたキャラクターだった為、衝撃の再登場を果たすこととなる。
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また、新キャラクターとしてドムの弟であるジェイコブが登場。演じるのはプロレスラーのジョン・シナ(同じくプロレスラーである「ザ・ロック」ことドウェイン・ジョンソンとの共演を拝みたかったのは私だけではないはず)。
これにより、今まではあやふやだったドムの知られざる過去が明かされることとなる。更にそれに伴い『SKY MISSION』以降顔を見せていなかったミアも再登場。久々に兄妹が共演を果たすこととなった。
肝心の内容に関してだが、もはや言うまでもなくアクションもといストーリーのスケールは段違いに。だが今作に限っては「シリーズ最大級」と言っても過言ではないかもしれない。
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なんと今作では終盤に宇宙へ進出することとなる。ショーンが開発したロケットエンジンを搭載した車で宇宙空間まで飛ぶわけだが……ここまで来ると流石に「いやいやそれは……」となってしまう。
よく言えば「最高にぶっ飛んだ展開」、悪く言えば「B級映画特有の安っぽい演出」とも例えられるが、私は「それもやはり『ワイスピ』の良い所なんだろうな」と思うことにした。
が、しかし……「ドムの弟の存在」や「死んだと思われていたハンの復活」などに関しては、正直こじつけっぽいと思ってしまうのが本音だ。
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前者は過去作でも示唆されていなかったし、後者に至っては「あんだけ「ハンは死んだ」と思わせておいて??」と頭に疑問符が浮かぶばかりだった。一応物語としては成立していたが……そこがどうも個人的に腑に落ちなかった次第だ。
ともあれ、これで『ワイスピ』シリーズは完走。今年公開の『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』も満を持して観ることができるわけだ。初代『ワイスピ』を観たのがおよそ1ヶ月前。いやぁ長かった。これだけ長いシリーズモノを観たのは随分久々だったが、十分楽しめた。笑いアリ、シリアスアリ、感動アリで大・大・大満足。
それではまた、次の映画にて。
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