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くずまき暮らし体験ツアー2024夏

7/20,21に開催され15名10組が参加。10名の募集であったが、移動バス、ホテルが対応可能の範囲内だったと推測。参加者の中に一人初見な気がしない違和感を覚えた。

20日、冬と同様にいわて沼宮内駅に集合し、葛巻町へマイクロバスにて移動。昼食場所として訪れたのは、『くずまき高原牧場』。ここでご当地グルメ『くずまき鍋』の夏版『冷やしくずまき鍋』を冬との違いを確認しながら頂く。くずまき鍋を提供しているお店は町内6軒とのことなので、2/12達成。全部食べると何か記念品が貰えるような仕組みがあるとリピーターが増えるかも。食後は自由時間でラベンダー摘みと周辺の散策。移住イベントでプレゼントされたドライフラワー的なラベンダーはここのものと知る。自宅にあるものはまだ香りあり。摘んだ後は、雪滑りした場所に赴き夏の姿に少しだけ感慨深さに浸る。動物にふれあう場所もあり、一通り見て回った。ここのアルパカは以前八幡平におり、その時出会った個体もいると思われ、特徴を覚えておけば良かったと後悔。次に『薪の学校』に移動。葛巻町の森林の状況だったり、薪の流通事情、薪の乾燥に関する昔からの知恵等教えてもらった。その後は、薪割を体験。他のツアーでも体験したが、ここでは何回も割らせていただいた。これまで見たことの無いスピア風の薪割機は斬新さを感じた。斧や油圧式と比べると時間がかかりそう。体験時は直射日光も強く、葛巻町の夏の暑さも体感できた。ツアー中は薪割の影響はなかったが、翌日、手のひらやわき腹に痛みが出てきた。木が硬くて、一発で割ることができなかった代償を思い知らされた。次に『酪農へルパー』の仕事を見学。仕事の流れの説明を受けながら、牛舎内を巡回。オンラインセミナーで仕事内容について聞いたこともあるが、現地で直接見聞きするとより理解が深まると感じた。セミナーでのゲストスピーカーの方も見かけた。猫もたくさんいたが、電気系統のケーブルをかじるネズミ対策とのこと。ちょっと痩せかけているように見えたのは、狩りの本能を忘れさせないためなのかも。あと、乳牛?界隈は放牧すると強者弱者の関係になるらしく、牛舎で一頭ずつの空間で餌が平等に食べられるようになっていると知った。宿泊先『グリーンテージ』へ移動し、先輩移住者の移住した経緯や現在していること等聴講したのち、ツアー関係者を交えて夕食。ここで初見の気がしない参加者の正体が判明。以前、都内で行われた他自治体の移住セミナーに同席していた模様。基本的に参加者の自己紹介や参加者同士で会話することがないので、誰が参加していたか知る由はないが、見た記憶だけは残っていた故の違和感だった。スッキリ。先輩移住者の一人は、他自治体の移住セミナーでのゲストスピーカーと面識があり、ここでも色々な繋がりを感じた。2次会も小一時間ほど設けてあり、夫婦で参加された方から冬のツアーの様子を知りたいということで、スマホ内にあった写真を一通り説明し、交流を深めた。大浴場が22時半(冬より30分延長?)にクローズするということもあり、21時半で夕食交流会&2次会は終了。

21日、朝風呂を散歩と朝食を済ませ、『平庭高原闘牛場』へ。ここは葛巻町と久慈市(旧山形村)の境界にあり久慈市側の場所。闘牛の歴史を観客席で聴講。昔は命尽きるまでのようだったが、今は戦意なくした時点で負けとのこと。闘技場内にも降りてみたかったが、聖なる場所でNGだと思われる。同じ敷地内にはスキー場もあり。次は、『くずまきワイナリー』へ。冬と同じくビデオを見てからの流れなのかと思ったら、工場内を見学。昔ながらのワイン工場での作り方を知ることができた。熟成、貯蔵施設の見学、試飲等ショップでの買い物を経て、隣接する『森のこだま館』で木の皮細工手作り体験。出来上がりは想像できたが、完成に至るまでのコツがわからず、手こずりながらなんとか最終形態までたどり着いた。工程によっては無口になって集中したり、見聞きのみの旅程よりは、メリハリがでて良かった。次はもっと木の皮細工をうまく作れると思う。『くずまーる』での昼食の前に『隠れ里の湧水』に立ち寄り試飲。湧水は勝手に冷たいものと想像していのだが、ここは常温でした。湧水は定期的に水質検査を受けいるとのこと。『川畑鮮魚店』の仕出し弁当を頂いたあとは、葛巻町のお仕事や支援、制度等の説明と庁舎内を見学。公共施設(今回は体育館のみ)を経て町内を散策。歩道と車道が完全分離されていないので、ツアーで散策するのも関係者はかなり気を配るものと感じた。『cafe やどり木』や『旧遠藤邸』では個別のイベント開催されており、学びの場や交流の場が確立している地域と実感した。『サテライトオフィスくずまき』では施設の説明と休憩を兼ねて、3時のおやつと感想等意見交換。その後、道の駅『くずまき高原』へ立ち寄りつつツアー集合場所であったいわて沼宮内駅までマイクロバスで移動し解散。

季節によって、旅程が異なるのはもちろんのこと、同じ場所でもいくつか見学パターンがあったので、夏のツアーに参加してよかった。次は秋の開催らしい。冬と夏を制覇しているので、参加するしかない???

色々お話する中で、、、
一つ興味深かったのは、葛巻町は標高が高いこともあり、私は『空が近い』と感じたのだが、ある沿岸の方の感覚では『空が狭い』という表現。海に空がひらけているから山に囲まれているとそう感じるのか。でもそんな私も沿岸出身。



ちなみに、ドローンを持参していたが飛ばす機会がなかった…。(旅行会社には確認はしています)

くずまき暮らし体験ツアー2024夏PHOTO|kimm_la_kimm (note.com)
くずまき暮らし体験ツアー|kimm_la_kimm (note.com)

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