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学びから教えへ進むために

僕は、何か新しいことを学んだ時、それを自分の中で咀嚼し、実践できるようになるまでにとても時間がかかるタイプです。そして、その新しい知識やスキルを他人に伝えるようとすることは、自分が学ぶよりも難しい挑戦となります。自分が理解し、できるようになったと感じても、それを他人に教える自信がないと感じることがよくあります。なぜ、自分が学ぶよりも人に教えるのほうがハードルが高いと感じるのでしょうか?

この感覚の背後には、複数の理由があると思います。

習得した技術への理解不足

まず、新しく習得した技術について的確に言語化し、他人に伝えるためには、それを十分に整理し、深く理解する必要があります。なんとなくやってみたらできてしまったという技術については人に伝える準備が整っていないといえます。

自身のパフォーマンス不安

他人に何かを教える行為は、自分がどう理解しているかを公開し、評価されるリスクにさらされます。自分のパフォーマンスに不安を持っている状態では、人に教えることをためらってしまいます。

教える側と学ぶ側の知識ギャップ

さらに、教えるプロセスには、教える側と学ぶ側の間の知識のギャップをどのように埋めるかという点もとても重要です。自分にとって当たり前と思っていることが、他人にとっても持っていて当然の知識ではない場合があります。このギャップを感じることで、教えるって難しいなぁと思ってしまいがちです。

教えるに進むために

このように教えるための障壁は様々あります。これらの壁を乗り越えるためには、まず自分自身の知識やスキルを深めることが重要です。自分自身の理解を深め、パフォーンマンスに自信を持つことで、他人に教えることへの不安を減らすことができます。そして、知識のギャップを埋めるためには、相手の立場に立って考えることを取り入れることが必要です。
もう一つ重要なことは、完璧な準備ができてから教えようとはしないことです。自信をしっかりつけてからやろうとすることは大切かもしれませんが、実際には教えようと行動してみた方が、はやく教えられるようになります。だれかに教えようとすることで、自身の知識を補強し、パフォーマンスを高めようと努力できるようになります

自分だけが学べばよかった状態から、教える立場への移行は不安がつきまとうと思いますが、成長できる機会と考えて、新たな歩みを進めてみましょう。

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