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【自己肯定感爆上がり!】自分の作品を誰よりも愛する方法💛

誰よりもまず自分が!

皆さまはイラストや小説など何かクリエイティブな活動はされておりますでしょうか?わたくしの記事はクリエイター向けなのでそういう方が多いのではと思われます。

ここで一つ質問がございます。

「あなたは自分の作品が好きですか?」

これに迷いなく「はい!」とご回答された方、その中でたとえば10年前の作品をSNSで公開して下さい、と言われても「OK~!」と自慢げに見せびらかせますか?

あなたが心の底からご自身の作品を愛し、どんな条件がついても(時間、評価、値段など)変わらずに愛し続けられる方法を考えて参りましょう。

「なんでそんなこと考える必要があるの?」

そう思われた方もいらっしゃると思いますが、実はこちらクリエイターにとって本当に重要なことなのです。

自分の絵がみんなに幸せを与えて、人気になって、たくさんの人に好かれたら嬉しいですよね。わたくしは嬉しいです。

ですが、そうなるには必ず自分が作品を愛し抜いていないとならないのでございます。

自己肯定感の重要性

最近はコロナの時期から自己肯定感の重要性が改めて問われております。実は以前にもブームメントがございました。就職氷河期の時代です。

わたくしはまさに就職氷河期真っただ中の世代でございましたので、就活に失敗する仲間たちを目にして参りました。100社受けても書類も通らず面接すらできない、といったことがあった時代でございます。

さんざんに打ちのめされますと精神もボロボロになって、自己肯定感なんて地の底に落ちてしまいます。

自己肯定感を高めるというのは、どの時代でも大切な事として取り沙汰されます。

なぜこんなに言われるかと申しますれば、自己肯定感が低いと結局は自分の価値を無意識に落としめて、結果周りからも評価されないという負のサイクルに入ってしまうからでございます。

どんなに就活を頑張ったところで「どうせ私なんて・・・」と心内で考えていましたら絶対に就職できません。価値の感じないものを売り込むことは、人間できないのです。

「これは価値がないですが、何かの役には立つかもしれませんので買って下さい」なんて言われても誰も買いません。

クリエイターのお話に戻しましょう。

クリエイターの作品においてはどうでしょうか?これもご自身と一緒で、自分で生み出した自分の一部でございます。それを愛していない状態=価値を感じられない状態ですと、何が起こりますでしょう?

就活の例と一緒で、周りからも「価値が感じられない」と思われるのです。

人の価値観というのは、詰まるところ多数の人の共感に他なりません。みんなが良いと思うもの、より多くの人が愛するものが、いわゆる人気のあるものです。

その最初の一人に、まずは自分がならなければ共感を呼び込む材料がない状態でございます。

何か一つ気持ちがあるからそれに”共感”をするのです。何もないところには共感も何も生まれません。

むしろ、先ほどの就活の例でしたら「私なんて・・・」という気持ちがまず最初の出発点になるのでしたら、それに共感されてしまうのです。

恐ろしくはございませんか?自分が考えているだけですのに、それが波状していくのです。

ですので、まず最初に自己肯定感、自分の作品への愛を確固たるものに致しませんと周りからも愛されない作品になっていくのでございます。

自分の作品を好きになってみよう♡

せっかくですのでワークなるものをご用意致しました。お気軽にやってみて下さいませ!

① 一つ最近作った作品を選びましょう
② その作品の気に入らないところ、嫌なところを書き出します
③ 次に数年前の作品(なければある中で一番古い作品)を選びます
④ その作品の気に入らないところ、嫌なところを書き出します
⑤ ②と④を比べて、改善されているところを考えましょう
⑥ それでは、次は気に入らないところ、嫌なところを書き出した横に「けれど」と書きます
⑦ 「けれど」の後に肯定的なワードを書きましょう
⑧ 最後に現在・過去の作品をそれぞれ改めて見て、愛を感じてみましょう

⑤までは自分の成長を客観視する行動です。欠点を包み隠さず確認して、その上で改善(成長)している自分を感じてみて下さい。

そして⑥からが自己肯定感を高める行動です。欠点を観察し、けれどそれが本当にただの欠点なのか?肯定的に受け止められないかと考えるのです。

難しいので⑥、⑦の例を出しましょう。

・(イラストで)手のデッサンが上手く取れてないように思う「けれど」表現したいこと自体はとてもキャラに合っていて良いアイデア!
・(小説で)このセリフまわしだと上手く伝わらない気がする「けれど」改めてこうした方が良いと今、気が付けたじゃん!ちょっと直せば更に完璧!

こうして作品の愛せない部分を削除していき、ポジティブな言葉でフォローすると、その作品の新しい見方や気づかせてくれることが必ず出て参ります。

自分の作品は案外見直さないものでございます。自作を赤ペンチェックされている方などはきちんと見直されていてとても良いと思いますが、悪いところだけに注目してしまうのでそれだけですと自己肯定感は上がりづらいです。

ダメな部分もあって良い、それも含めてかけがえのない作品であるというのをきちんと認識する必要がございます。

好きを自己完結してみる

クリエイティブな活動をしておりますと、どうしても人と比べてしまうものです。比べないほうが良いなんて言われても難しくございませんか?

わたくしも散々比べ、比べられ、して参りました。なぜならば、わたくしは絵を描くことを若いうちから仕事にしていたからでございます。

わたくしがアニメーターになったのは21歳の頃です。もう遥か昔の歴史的事象のようでございます。笑

その頃から「絵を描くのは仕事」という認識が生まれました。そうしますと、今まで好き勝手描いていたものが許されなくなり、仕事仲間と比べられて、作画監督などに絵を修正される日々。

お仕事ですので、それも割り切っておりましたし幸い精神は強いほうですのでへこたれる事もございませんでした。

ですが、やはり「なんで上手く描けないんだろう・・・」「○○さん上手いな。もう原画の仕事させてもらってて良いなー!」など思うところはございます。

この時ですが、わたくし無意識に自己肯定感を高めることをしておりました。

それは好きの自己完結です。

「私は自分の絵が好き。例え○○さんより下手でも、作監さんに直されても、評価されなくても、それはそれだよね!」といった感じで、自分の評価と他人の評価を分けておりました。

私はこれが好き。このスタンスが今考えますととても精神衛生上良かったと、当時のわたくしを褒め称えたい気持ちです。

おそらくですが、クリエイターの方はクリエイトするものが好きで作っていらっしゃると思われます。その「好き」は最初純粋で単純なものではございませんでしたか?

「作るのが楽しい!」「可愛く描けて嬉しい!」そういった気持ちから発生しておりませんでしょうか?

そこを今一度思い出して頂きたいのでございます。

自分の好きは誰にも取られませんし、比べるものでもございません。あなただけの”好き”がそこにございます。

勝ち負けや上下を考えなくて良いのです。あなたの生み出した作品は唯一無二のあなたの子供、大切なものでしょう?それはどんな状況でも変わりません。

例え「下手くそ」「魅力的に感じない」などと言われても「あなたにはそう映るのね、私と考え方が違うんだわ」と気にせずにそれぞれの考えを尊重致しましょう。

お仕事は自分の好きを突き通すことができませんが、それはそれ、これはこれ、の精神で分けて考えて参りましょう。私のが好きだけど、これもまた良いよね!といった感じです。

好きの自己完結ができるようになりますと、最強のメンタルが身について参ります。ぜひ実践してみて下さいませ。

実はクリエイターは特殊能力者

皆さま何気なく「絵を描いた」ですとか「小説を書いた」とおっしゃいますが、それって実はすごい事なのにお気づきでしょうか?

わたくしの周りにはそういったクリエイティブな活動を全くしていない方も多く、というかそちらのほうが大多数でございます。

以前、描いたイラストを全然そういったことに興味のない子に「この前ちょっとバズったんだよ~」と送ってみたところ「え!?これ描いたの!?嘘・・・プロじゃん!プロのイラストレーターの人と知り合いとか自慢!」といった返信をもらったことがございます。

本当に何気なく送ったのですが、その子にとっては衝撃だったようで(興味なさそうな人には見せたりしていなかった)それ以来「プロの絵描き」認定されましてございます。笑

実は世の中でそういった創作活動をしている人は少ないのです。それもある程度のレベル以上でお金を頂いたりしているとなるともっと少数でしょう。

絵を描くというわたくしのスキルは実は特殊能力の一つなのでございます。

どうでしょう?ちょっとワクワク致しません?

転生チート系の物語に憧れる人は多いですが、すでに何かしらみんな能力を持っているものでございます。それこそその界隈の人以外からみたらチートな能力に見えるでしょう。

それはあなたが努力して得たスキルです。ラノベのように最初からあるものではございません。もっと誇りを持っても宜しいのではないでしょうか?

最後に

今回は以前にも書きましたが「自分の作品を好きになる」をテーマにより深く実践的内容で書かせて頂きました。

▲関連記事

自分が生み出した大切な子供たちを、ぜひ愛してあげて下さい。

自分が絶対的な愛を与えていれば、それが共感を呼んで他人からも愛される作品になっていきます。それは技術力だけでは起こしえない奇跡でもあります。

わたくしは自分の作品が大好きでなりません。

あなたもご自身の作品を大好きになって、周りからも愛される素晴らしい作品を作っていって下さいませ。

最後までお読み頂きありがとうございました。
心から感謝を込めまして。




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