嫁バカ日誌。

結局とてもお久しぶりになってしまった。

私と旦那が結婚して3ヶ月以上が経った。
結婚、というワードを使うと「また惚気やがって」とか「いいなぁー」とかいう声も聞くが、ぶっちゃけ私たちは付き合っていた当初からほぼ何も変わっていない。これは悪い意味ではなく、単純に相手との距離感や想いが同等であるということ。結婚したから何かが劇的に変わった、ということもないし、結婚してからも相手を好きであることに何の変わりもない。朝起きたら隣に相手がいて、夜は相手に「おやすみ」と伝えて一日を終える。ただ隣にいてくれることが嬉しくて幸せ。隣にいることが空気のように生活の一部。それは付き合っていた頃と変わらない。

この3ヶ月間、コロナの影響やらでバイトも変わり、旦那と2人でリモートワークを続けている。六畳の寝室にデュアルモニターが2台ずつ。計4台のモニターを詰め込んで、一緒に仕事をしている。
改めて思うのが、「何でこんなに仲良いの?」ということ。ゆうくんはよく言う。「俺はなほしより先に死にたくないし、なほしのいない世界で1秒だって生きていたくない。死ぬときは2人で縁側でしわくちゃの手を繋ぎながらお昼寝して、夕飯の話をしながら眠るように一緒に死ぬんだよ」。素敵な人生の終わり方。
私は「あーはいはい。」と受け流しているが、不思議とそうなればいいなとどこかで望んでもいる。何かの奇跡でも起こらない限り、そんなことは起こらない。奇跡だって起こればいい。

ゆうくんは、私の手や腕をはむはむするのが好きだ。よく食べている。「なほしはどこもぷにぷにでどこから食べるか迷うなぁ。」と言うので、私は泣いた。頭の隅で痩せなきゃなぁとか考えつつ、その日が来て欲しいと思った。「なんで泣くの??」とゆうくんは焦っていたが、私もなんであんなに泣いたのかはよくわからない。ただ、この人とずっと一緒にいたいと思った。

緊急事態宣言が解け、秋葉原へ外出デートした。牛カツというものを初めて食べた。めちゃくちゃ美味しかった。美味しいものを食べるとき、私たちはよく顔を見合わせる。一緒に「美味しいね」と言い合えるのが幸せ。(だから太った。)秋葉原は元々旦那が好きな街。私にとっても思い出の街になった。もしもこの先、旦那と私の人生が2つに別れてしまったら、私は一生秋葉原には行けなくなるだろう。旦那との思い出があちこちに散らばっている。まあ、ずっと一緒にいると思うが。死が二人を分つまで、というヤツ。

現在午前9時前。旦那はまだ寝ている。大体私の方が早く起きる。旦那は私より1時間ほど遅く起きてきて、まず「おはよ」と言う。そうして私たちの1日は始まる。

当たり前を繰り返しているように見えて、ありがとうを積み重ねている。今日も一緒に生きてくれてありがとう。

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