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「ない」を「ある」に変えるだけで違う世界が見えて来る

昨日のこの記事を読んでくださった方は、きっと気がついただろうなと思いますが、この方法(考え方)はモノ探しに限りません。

「ない」と思うから見つからない。
「ある!」と思えば見つけられる。

これは脳の持つ特性の表れ。
だから、こんな場合にも同じことが言えます。

そんな時間はない!
そんなお金はない!
わたしにはわからない!
わたしには出来ない!

こういう言葉を発した途端、脳は「出来る可能性を見つけ出すこと」を放棄します。

だって、「ない!」と指定されているんですから。
それに応えて素直に「ない」という状態に意識をフォーカスして、「ない」という現実をあなたに見せつけます。
 

例えば、「わたしには時間がない!」と言った途端に、脳は、時間を探したり作り出したりするための、あらゆる行為や工夫を放棄します。

つまり、「○○ない!」という宣言が、本来ならば可能性を見つけられたかもしれない脳ミソ君の働きを、そこで止めてしまう。

お金がない、時間がない、出来ない、わからない、と口にするたびに、脳はますますそういう「ない」状態を強めていくのです。

そうと分かっていても、この手の「ないないワード」を、うっかり(?)勢いで、その時の気分で、ついつい口にしちゃうこともありますよね。

そんな時にはどうすればいいのか?
どうすれば、ないないの現実化を止めて、可能性の道を開けるのか?

わたしはまず、「○○ない!」と言ってしまった言葉を言い換えます。

「そんな時間ないよ!」
  ↓
「いやいや、もしかすると少しは時間が取れるかもしれない」
  ↓
「そうだね、もし時間があるとしたら、どうするのかな?」

ちょっとまどろっこしいですか?
でも、このぐらいがちょうどいいと思うんですよね。

「ない!」と思っている・感じている状態で「わたしには時間がある!」とポジティブアファメーションを言わせるのって、ちょっと嘘くさくないですか?

少なくともわたしは不自然に感じてしまいます。
本気になれない。どこかムリがある。
 

だから、少しずつ書き換えます。

「もしかすると、少しは……」
「もしあるとしたら……」

これなら脳が拒絶しないはずです。
いわゆる、だましだましテクニック(笑)

脳は極端な変化を嫌って、反発するクセがあるので。
小さな変化でごまかしながら、望む方向に意識を変えていくやり方が効果的です。

こうやって、「ない」で閉じてしまった思考回路を、「ある」世界に向けて開きます。

それから、もうひとつ大事なポイント。
それは、声に出して言うこと

なぜそれが有効かと言いますと、自分の発した声を自分の耳が聞いて取り込むことで、頭の中だけで考えているよりも、強い刺激を与えられるからです。

強くインプットされると、イメージが刷り込まれて、脳が動き出します。
そして「ない」と思われていた状況の中から、何かしらの解決策や可能性を探し出してくれるはず。

わたしたちがするのは、意識の向きを「ない」から「ある」に変えることだけです。

あとは、脳ミソ君が自動操縦で働いてくれます。
わたしたちの優秀な脳を信じて任せて、待ちましょう。

これが、脳に備わっているナビゲーション・システムの使い方です。

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