「ない」を「ある」に変えるだけで違う世界が見えて来る
昨日のこの記事を読んでくださった方は、きっと気がついただろうなと思いますが、この方法(考え方)はモノ探しに限りません。
「ない」と思うから見つからない。
「ある!」と思えば見つけられる。
これは脳の持つ特性の表れ。
だから、こんな場合にも同じことが言えます。
こういう言葉を発した途端、脳は「出来る可能性を見つけ出すこと」を放棄します。
だって、「ない!」と指定されているんですから。
それに応えて素直に「ない」という状態に意識をフォーカスして、「ない」という現実をあなたに見せつけます。
例えば、「わたしには時間がない!」と言った途端に、脳は、時間を探したり作り出したりするための、あらゆる行為や工夫を放棄します。
つまり、「○○ない!」という宣言が、本来ならば可能性を見つけられたかもしれない脳ミソ君の働きを、そこで止めてしまう。
お金がない、時間がない、出来ない、わからない、と口にするたびに、脳はますますそういう「ない」状態を強めていくのです。
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そうと分かっていても、この手の「ないないワード」を、うっかり(?)勢いで、その時の気分で、ついつい口にしちゃうこともありますよね。
そんな時にはどうすればいいのか?
どうすれば、ないないの現実化を止めて、可能性の道を開けるのか?
わたしはまず、「○○ない!」と言ってしまった言葉を言い換えます。
ちょっとまどろっこしいですか?
でも、このぐらいがちょうどいいと思うんですよね。
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「ない!」と思っている・感じている状態で「わたしには時間がある!」とポジティブアファメーションを言わせるのって、ちょっと嘘くさくないですか?
少なくともわたしは不自然に感じてしまいます。
本気になれない。どこかムリがある。
だから、少しずつ書き換えます。
「もしかすると、少しは……」
「もしあるとしたら……」
これなら脳が拒絶しないはずです。
いわゆる、だましだましテクニック(笑)
脳は極端な変化を嫌って、反発するクセがあるので。
小さな変化でごまかしながら、望む方向に意識を変えていくやり方が効果的です。
こうやって、「ない」で閉じてしまった思考回路を、「ある」世界に向けて開きます。
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それから、もうひとつ大事なポイント。
それは、声に出して言うこと。
なぜそれが有効かと言いますと、自分の発した声を自分の耳が聞いて取り込むことで、頭の中だけで考えているよりも、強い刺激を与えられるからです。
強くインプットされると、イメージが刷り込まれて、脳が動き出します。
そして「ない」と思われていた状況の中から、何かしらの解決策や可能性を探し出してくれるはず。
わたしたちがするのは、意識の向きを「ない」から「ある」に変えることだけです。
あとは、脳ミソ君が自動操縦で働いてくれます。
わたしたちの優秀な脳を信じて任せて、待ちましょう。
これが、脳に備わっているナビゲーション・システムの使い方です。
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