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自由にやりたいなら自営業もありという話

私といえば1996年、就職氷河期といわれた時代に大手携帯電話ショップに入社し、約16年勤務して寿退社。退社後は念願の専業主婦となった。
出産、子育てを経て12年経過。この間に両親の介護も経験した。両親はふたりともガンで同じ年に仲良く他界した。
子育ても落ち着き、両親の介護もなくなり、自分の時間ができると何かやりたい、自分の力で稼ぎたいという気が心の奥からムクムクと湧き出てきた。
なんて私はタフなんだろうか……と我ながら思う。
サラリーマンじゃなくて、自営業で自分の力でやってみたいと思った。
私が社長。社長だから、価格も自分で決められる。場所も時間も自分で決められる。
いいじゃん、社長!
でも、何をやるかな~と思った時に書店で「ブログで月10万円稼ぐ」という本を見つけた。ブログってそんなに稼げるのかな~と思い、その本に書いてある通りにやってみることにした。
そうしている間、「占いの鑑定結果がほしい」というハガキが届いた。
もう占い師の父はこの世にいないのに。
このハガキがきっかけで私は占いの世界に進むことになった。
父の「人助け」の意思を継いで占い師になることにした。
私の占いで救われる人がいるなら、やる価値はあると思った。
しかも人と接して、感謝されて対価をいただけるという仕事は私の理想でもあった。
話を聞くのは好きだし、私をひとことで表すと「癒し」と周りからも言われていた。
占いを使わなくても悩み相談をプライベートでも数々解決してきたし。
占い師、私にあってるかもと直感した。
こうして私は父の残した資料を引っ張り出し、独学で占いの猛勉強。
その後、父の店の二代目として活動をはじめた。
お客様はいつも感謝してくださり、「またお願いします」と笑顔で帰って行く。


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