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”憧れ”と”願望”からすべては始まったが、まだこの時、起業なんて1ミリも頭になかった。

テレビ越しに友さんに出会った続き。
を話す前にまずここで、前提の話をしておきたいと思います。
私は生まれも育ちも、社会人になってからも、生まれ故郷である兵庫県豊岡市のど田舎(村)で過ごしました。
都会に出たのは、学生時代の4年間だけ。
もちろん都会の暮らしも便利で楽しかったけど、家族や地域の繋がりの中で育った私は、都会よりも、田舎の温かさや自然な環境が好きでした。
自分も、人も、景色も変わらない。
ありのままでいられる環境。
とにかく、幸せで、居心地が良かった。

ただ、足りなかったのは、
「変化」と「刺激」

20代、体力気力も自由な時間もある今、
こんな緩やかで居心地の良い環境に染まっていて良いのか、とゆう不安と、
「今を逃すと、変われないんじゃないか」
とゆう漠然とした焦りがありました。

ちょうどそんなタイミングで会社の人事制度が変わり、
一般職でも決められたエリア内で転勤ができる職種が新設されました。
もちろん、すぐに手を挙げられたわけではなく、悩みました。
幸せな、居心地の良い環境を選ぶか。
変化と進化を求めて、チャレンジするか。

結果、申請期日が迫っても明確な答えは出ず、

「失敗した後悔より、チャレンジしなかった後悔の方がずっと辛いし、残るんだよ」

と、いつか父に言われた教えを思い出し、
転勤ができる職種にチャレンジしました。
自信もなく、どこに行くかも分からない環境に飛び込むことは、大きな、大きな勇気と覚悟が必要でした。

友さんをテレビで見たのは、その選択をした約半年後。
異動先はどこだろう、こんな私が役に立つかな。
そんな不安の渦にいる私に映った、2歳上の、「私がやりたいからやる」を貫いている人。
眩しい以外になかったし、このチャレンジがきっと、憧れに近づく一歩なんじゃないかと、不安が希望に変わった心境の変化を、今でも色濃く覚えています。

そして、定期異動の時期を迎え、告げられた行き先は滋賀県彦根市。
異動可能なエリアの中で、最も遠い勤務地。
異動先は希望通りにいかなかったけど、
”ようやくここから始まる”
そんな希望に満ちた、異動でした。

そして同時期、何かのご縁か
友さんのジムが名古屋にも新設され、
彦根からは1時間弱とゆう近距離に、
神仏は信じるタイプですが確信に近い心境で、
「これは、お導きに違いない。」
と感じました。
そして、
異動して1ヶ月ほどしてすぐ、お客様として
SPICE UP FITNESS @名古屋店の門を叩きます。

ここでのトレーナーさんとの出会いが、
今後(今も)数年間にわたるSPICEへの貢献心に火が付き、数年後のドーナツ屋起業に繋がるのです。

(この時、起業の思い0%)

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