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嫉妬心って何?

こんにちは、きみです。


嫉妬心って何かなぁ?と長年考え続けてきて、ある結論にたどり着いたので記事にしてみました。


まず、僕は「嫉妬心」ってものがほとんどありません。自覚したことないんです。



そこで嫉妬心というものを分解してみました。

嫉妬心


嫉妬心が起きる前提として、必ず誰か比較対象がいます。

比較対象と自分の状況や立ち位置、能力において、自分との差を感じた時に「すごい」とか「悔しい」などという感情が生まれます。


生まれた感情に対して、健全な方法は「すごいね」と憧れや敬意を払って関わる、「負けてなるものか」と努力する、「力を貸してください」と共存する、というのがあると思います。


反対に不健全な方法は、相手を理不尽に攻撃したり、相手の評価が下がるように周りに働きかけることにエネルギーを使いますね。


嫉妬心はネガティブなイメージの言葉なので、上の図で言う「不健全な対処方法」を選んで行動している人たちにある心理なんだと思います。


まぁ、実際に「羨ましい」と思うだけで行動に移さない人もいると思いますが。


でもその心のモヤモヤを溜め続けるといつの間にか不健全な対処方法の行動をしてしまうのだと思います。


とどのつまり、嫉妬心とは何か?と自分なりに定義したら



今の自分の置かれた状況や持っている能力、スキル、考え方などに対して積み上げたり受け入れたりするのではなく、自身を正当化し、楽をして相対的に比較対象より上に立つために、足を引っ張り引きずり落とそうとする心理状態である



となりました。ちょっと長いか・・・(苦笑)


劣等感から発生した感情を拗れた形で周囲にぶつける、その心理って感じかな。言い直すと。




40年以上生きてきて、初めて真剣に嫉妬心て何かを考えました。




部屋があまりにも散らかりすぎてて我慢できないから大掃除したら、「早く片付いたのは自分が普段整理してたから」「導線しか見てないから片付けた物がどこに行ったかわからなくなる」「普段の生活で非効率過ぎる」

などなど、明らかにきれいになり、そのためにめっちゃ体力使った人に感謝のひとことも言わないどころか罵声を浴びせるなんて、なんでなんやろ?と不思議だった。

さらに、「お前の掃除は雑だから、余計なことしないでくれ」って。僕が手ぇ出す前の方が誰が見ても雑然としてたのは明らかなのに何言ってんだ?と理解できなかった。


別に自慢するわけでもなんでもない。僕が整理整頓されてきれいな部屋で生活したいからやっただけだ。ただ、好きだからたまたま普通かそれよりほんの少し上手かっただけ。それを「どうせ自分は掃除が下手だから、ちょっと片付け上手いからって調子乗りやがって、上から物言ってんなよ」っていうのが潜在的な心理としてあったんだろうね。


だったら自分なりに僕にはできない細やかな気配りとか、気付いていなかったところを片付けるとか、一度きれいになった状態を日々のほんの僅かな手間を惜しまず維持するとか、そういう前向きな行動ができないのが嫉妬心なんだね。



なんか楽しくないですね。別にいいじゃないですか、今自分の能力が低くても。僕自身、苦手だったり能力ないな〜って思う分野たくさんありますよ。少しずつでも上達すれば楽しいし、違う得意分野で貢献してもよし。人を引きずり落とすことでなく、自分を引っ張り上げることにエネルギー使う方が絶対に楽しいと思う。


楽しく自分らしく自然体で生きるためには「嫉妬心は厄介な感情だね」というお話でした♪

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