見出し画像

明治期の洋館でランチ

 京都市、円山公園のそばに位置する明治期の洋館、長楽館。別館がホテルになっている他、本館はレストランやカフェ、バーとして使われてる。秋の文化財公開で訪れた際に、フレンチレストラン ル・シェーヌにてランチを楽しんできた。・・・注、10月のこと

画像1

キッシュ・ロレーヌのアミューズから始まって、

画像2

冷前菜はシャキッとした蕪が酸味のあるソースと合わさって美味しい。鱸?だったっけ、が赤かぶに隠れているほか、写真奥の丸いのは鬼灯の実ですって。初めていただいたのだけど、ほのかに甘みがあって不思議なお味。

画像3

続いて、マッシュルームのポタージュとフォワグラのフラン、テーブルでトリュフをスリスリ。トリュフの香りがふんわりと立ち上って、マッシュルームとフォワグラのお味と絡み合うまろやかなフラン、美味しい。

画像4

お魚はクエだったかな、パン粉で衣をつけたように調理されていて、のっかっている白いのはカリフラワーのスライス。こんな風にスライスされたの初めて見たけど、ややスパイシーなお魚にカリフラワーが不思議とよく合った。

画像5

メインのお肉料理は稲わらでスモークした国産牛のロティとフランス産の茸、ボルドレーズ。ボルドーの赤ワインをお供に。いろいろな種類の茸が添えられていて、お肉の焼き加減もいい。二種類添えられたソースで、違った味わいを楽しめるのもよかった。片方だけつけたり、両方つけてみたり。

画像6

デザートはモンブラン。マロンクリームの中にはミルクのアイスが入っていて、その場でいただくデザートならでは。黄色いのは柿のソースで、中のアイスとマロンクリームを合わせていただくと、甘みと酸味とアイスの冷たさがまじりあってなんともいえない美味しさ。

画像7

画像8

そして、お茶菓子と紅茶。この紅茶、胃に優しそうな感じのブレンドティーで、訊ねてみたらオリジナルブレンドとのこと。ショップで買って帰って後日自宅で淹れて・・・あぁ、ルイボスだ。セイロンティーにルイボスをブレンドしてある感じ。お店では思い出せなかったけど、茶葉の状態の香りでわかった。

 さて、大阪では「赤信号」。また、不要不急の外出しないでねってメッセージが発せられている。ここ数年、年が明けると一月の前半には京都の神社に足を運んでいるのだけど、京都の知事さんは大阪との往来しないでね、なんて言っている。果たして。

読んでくださって嬉しいです。サポートいただけましたら、今後の記事執筆のために役立てさせていただきます。