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【鬼滅の刃】水の呼吸から学ぶ、部下に合わせた柔軟なほめ方

こんにちは。鬼滅の刃経営研究会です。

今回は

🌻部下や後輩のやる気を出させたい人、

🌻周りの人と距離感を感じている人、

そんな方へのヒントとなる、「モチベーションアップのためのほめ方」をお伝えします。

【水の呼吸の特徴は対応力の高さ】


鬼滅の刃を語るうえで外せない要素として呼吸と型があります。

剣技の流派が「呼吸」、技が「型」といったイメージですね。

その中でも今回は、主人公である炭治郎や人気キャラクターである義勇など、

作中でも多くの登場人物が使用する「水の呼吸」と「型」に注目したいと思います。


水の呼吸の特徴として「型」の種類が豊富なことが挙げられます。

(拾を越える型を持つのは水・月・日の呼吸のみです。)

型が多いということは、様々な状況に対応しやすいことを意味します。

また、型を増やすことで「できることが増える」だけでなく、

状況に応じた選択の幅を広げられるため、「すでに持っている型をより活かせる」効果も期待できます。

今回は具体的な例として、部下や後輩の個人差・状況に応じた「ほめ方」に着目してみます。

【ほめることで部下・後輩を認め、モチベーションを上げる】

ほめることはモチベーション管理の面で重要な要素です。

誰でもほめられると嬉しいものです。

特に近年では、昔のように後輩を怒ったり𠮟咤激励するやり方は委縮させてしまって逆効果になったり、メンタル不調を引き起こしたりとマイナス面が着目されがちです。

そのため、ほめることで個々人の存在や持っている力を認め、伸ばす方法が注目されています。


【ほめるのは難しい】
ですが、いざ誰かをほめようとすると意外に難しかったりします。

ほめるタイミングの見極めが難しかったり、気恥ずかしかったり、人によって様々なハードルがあります。

また、ほめる言葉にしても言葉が思いつかなかったり、不自然なほめ方になることもあります。

そういう意味で一番取り組みやすいのは「成果を上げたときにほめる」ことです。

タイミングも掴みやすいですし、ほめる言葉も「がんばったね!」「やったね!」とイメージしやすいですね。

鱗滝さんがほめたように、自分自身の感情も乗せやすいのも特徴です。

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引用) 吾峠呼世晴著 集英社 電子版『鬼滅の刃』 2巻 第9話 P36

ですが、この型だけしか持っていないと、そのタイミング以外ではほめることができなくなってしまいます。

むしろ成果を上げる途中こそ頑張ってもらうために、ほめてモチベーションを上げることが重要になります。

【ほめる型を増やそう】

こんなときにこそ「型」の種類を増やすことを意識してみましょう。

例えば「性格・技能・気遣いなどをピンポイントにほめる」型ができるようになれば、モチベーションをアップさせる場面を増やすことができるようになり成果の向上が期待できます。

「いつも頑張ってるよね」「お客様への対応を丁寧にしてくれているよね」といった言葉をかければ、部下や後輩もまたほめられたい、より一層頑張ろうと思います。

蟲柱・胡蝶しのぶは修行中の炭治郎の頑張りをほめていました。成果を出すための過程をほめることはやる気アップに繋がりますね。

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引用) 吾峠呼世晴著 集英社 電子版『鬼滅の刃』6巻 50話 P144
「ほめるポイントをふせんに書いて、その人の机に残しておく」という型を持てば、ほめたい人がその場にいないときでもほめることができます。

口でほめられるより、紙やふせんなど残る形でほめられる方が喜ぶ人も意外と多かったりします。

直接ほめることが成果へのプレッシャーになってしまう人もいるので、「その人が聞いていないところで、他の人にほめポイントを伝えて間接的にほめる」といった型を持てば、より対応力が高まることにもなります。


このように、ほめる型=うち手を増やすことで、ほめるチャンスを増やし、成果を上げやすくなります。職場の雰囲気や人間関係もよくなり、活性化に繋がることも期待できます。

これらの型の使い分けができるようになれば、すでに持っている型をより効果的な場面で使うこともできますし、組み合わせれば大きな効果も見込めます。

型を増やしていくことは大きく能力を飛躍させることにも繋がるのです。

【「水」の心を意識する】

もう一つ視座を上げて、水の呼吸のもととなる「水」にも注目してみましょう。

型の多様性に象徴されるように、水は「どんな形にもなれる」ことが特徴です。

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引用) 吾峠呼世晴著 集英社 電子版『鬼滅の刃』3巻 24話 P164

炭治郎が水の呼吸を水中や空中、足場の悪いところでも使ってたように

相手や状況に合わせて適切な対応をすることがその真髄なのです。

社会にはいろいろな価値観・考え方の人がいます。

人によっても適切なほめ方や刺さるほめ言葉は違います。

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引用) 吾峠呼世晴著 集英社 電子版『鬼滅の刃』6巻 51話 P160

胡蝶しのぶは相手によってほめ方や応援の仕方を変えていました。

「こんなことができるなんて凄いね」といったように個人の力に注目したほめ方より、

「あなたがいてくれて良かった」というような存在感に重きを置いたほめ方が刺さる人もいます。

ほめ方にしても単純にほめ方を増やして、乱発すれば良いというわけではありません。

急に上司や先輩からほめられても、薄っぺらに感じられて、警戒されてしまうかもしれません。

だからこそ、相手に合わせて、適切なタイミングを見極めてほめることが大切になります。


ほめる相手と距離感があり、自分自身も普段からほめ慣れていないようでしたら、

相手が落ち込んでいるときに付箋で応援の言葉を残して、小さいお菓子を添えてみるのも良いでしょう。

型を増やしながらも、状況・環境に合わせて対応を変える柔軟な「水の呼吸」を忘れないようにしましょう。

【まとめ】

ほめることはモチベーション管理の面で重要な要素です。

ですが実際にほめようとするとタイミングの見極め、ほめ言葉などのハードルがあります。

こんなときにこそ「型」の種類を増やすことを意識してみましょう。

「性格・技能・気遣いなどをピンポイントにほめる」付箋で残す、ほめる方を増やしてみましょう。

「ほめるポイントをふせんに書いて、その人の机に残しておく」

「その人が聞いていないころで、他の人にほめポイントを伝えて間接的にほめる」

といったように、ほめる型=うち手を増やすことで、

ほめるチャンスを増やし、成果を上げやすくなります。

職場の雰囲気や人間関係もよくなり、活性化に繋がることも期待できます。

ですが、単純にほめ方を増やして、乱発すれば良いというわけではありません。

人によっても適切なほめ方や刺さるほめ言葉は違いますし、

急に上司や先輩からほめられても、薄っぺらに感じられて、警戒されてしまうかもしれません。

型を増やしながらも、状況・環境に合わせて対応を変える柔軟な「水の呼吸」を忘れないようにしましょう。

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