システム開発の経験を生かし視野の広いデザインを┃社員インタビュー
【株式会社セイルボートは2024年4月1日、「株式会社キマルーム」へ社名変更しました。本記事は社名変更前の記事となります。】
こんにちは!セイルボート採用広報です。
今回は、システム開発を10年担当され、セイルボートでUI/UXデザイナーとして活躍する中村さんのご紹介です。
ー現在UI/UXデザイナーとして活躍されていますが、システム開発もされていたのですね!経歴を詳しく教えてください。
「安定を求めて公務員に。思わぬ配属でシステム開発を10年担当」
幼少時代から絵を描くことや美術館に行くのが好きで、大学は美術史学科を選考しました。読書も好きだったので、就職先は出版社やマスコミを考えていたのですが、当時リーマンショックの影響があり、「安定」を求めて公務員の道を選択しました。都内の区役所に勤務となったので、いわゆる区役所の"受付業務や事務作業"等を担当すると思っていたのですが、配属先は「情報システム課」。利用するシステムを庁内で職員開発している区役所だったんです。思わぬ配属でNECの研修センターに1年通いながら、40年ほど使い続けられているレガシーシステムの開発担当(児童手当等の制度改正に伴う改修が中心)を7年・そのシステムのリプレイス推進を3年担当しました。
「デザインの道に進むべく、1年休職してデザインを勉強」
公務員時代から趣味として自分でホームページを作成していたのですが、仕事として知り合いから制作発注をもらうこともあり、デザインの仕事をしたいと思うようになりました。思い切って1年休職し、Udemy等を利用して、本格的にデザインツール(Photoshop, Illustrator, Figma, XD)やフロントエンド側(HTML, CSS, JavaScript, PHP, jQuery)等を勉強しました。公務員時代はCOBOLの言語を使用して、どちらかというとバックエンドよりのシステム開発だったので、網羅的にスキルアップできるように意識しました。
ー幅広いスキルを習得し、セイルボートに入社された経緯を教えてください。
「自社製品を扱っている会社かつ、安心感のある会社で働きたかった」
前職では、UI/UXデザイナーとして自社製品を扱っている会社に入社しましたが、あまり就労環境としては長く働ける環境ではありませんでした。そのため、より長く安心して働ける職場を求めて早期に転職活動を始めました。転職活動をした際に重視した部分は「自社製品を扱っていること」と「企業として安定・安心感のある会社であること」でした。セイルボートは大東建託グループということもあり、面接してくださった滝澤さんが、デザイナー出身からPdMを現在担当されているということを聞き、デザイナーとしてのスキルアップやキャリアビジョンが広がる会社だと思い、入社に至りました。一緒に働いているメンバーも知識豊富な方が多く、スキルアップを目指していた自分にとってはとても良い環境だと思います。
▼デザイナー出身からPdMを担当されている滝澤さんのインタビューはこちら
ーセイルボートでのお仕事について教えてください。
「システム開発の知見を生かしたUI/UXデザインを設計から関わっている」
自分のデザイナーとしての強みは、フロントエンドだけでなくバックエンドのシステム開発経験があるということです。「このデザインだとバックエンド側のデータの持ち方が大変になるな」等の視点でのデザインを心がけているので、プロジェクト推進にあたり効率的な提案ができていると感じています。まだまだ勉強中の身ではありますが、不動産会社様・入居者様・セイルボートの経営陣・開発/営業/デザインチームなどすべてのステークホルダーが満足してもらえる最適解を出すことを心掛けていますね。
また現在参画中のプロジェクトは、デザイナーがシステムの設計段階から関わっています。公務員時代でも、要件定義等の上流工程から入っていたので、自身の知見を生かした仕事ができて、充実しています。
ー休日の息抜きはどうしていますか?
「写真を通して創作活動をしつつ、登山で身体も動かしている」
自身のホームページでは、植物の写真をPhotoshopやIllustratorで切り取り加工をして、つなぎ合わせて新しい模様を作るなどの創作活動をしていました。
最近はフィルムカメラ(Nikon F2)でスナップ写真や植物の写真を撮っています。業務から離れて、自身が思うままの創作活動をする時間はとても大事にしていますね。
山登りも好きで、先日も天城山に登ってきました。今年の年末は、友人と山小屋に一泊して初日の出を見る予定です。遠出することが多いので、車を購入すべきか悩んでいます...笑
ーとてもアクティブな中村さん。今後挑戦していきたいことを教えてください。
現在参画中のプロジェクトは、大規模プロジェクトのため参画しているメンバーがたくさんいます。まずは期待に添えられるデザインを作成すること、そして自身の知見を生かして全員が満足のいく設計とすることですね。
そして今後は製品戦略やプロジェクト管理等、視点を広げて思考を掘り下げて、デザインに落とし込めるUI/UXデザイナーになっていきたいと思っています。
以上、社員インタビューをお届けしました。
中村さん、インタビューのご協力ありがとうございました!
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