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#エッセイ
「君はどうする?」と聞かれたときに…
夫と結婚する前、ドイツ人の彼とお付き合いしていた。
彼も私も、母国ではない地で働き、生活をし、そして母語ではない言葉を使ってコミュニケーションをとっていた。
私は彼の話す綺麗な英語が好きだったし、彼の明るくて優しい性格も大好きだった。
ある日、彼のお母さんがケガで入院したとの連絡が入った。
彼は母子家庭だったこともあり、一人暮らしのお母さんのことをとても心配していた。
「ちょっと心配だから
鍵っ子だった私がスポーツで得たこと
小学校2年生の頃、私は鍵っ子(カギっ子)だった。
鍵っ子というのは、帰宅しても家に大人がいないため、自分で家の鍵持ち歩き、帰宅後、留守番をする子どものことだ。
当時、両親は共働きだったため、小学1年の後半頃から、鍵っ子として過ごしてきた。(小1の前半は祖父が家に居てくれた)
小学2年の鍵っ子ともなれば、もう色々慣れたものだった。
鍵を開け、暗く静まり返った部屋の電気をつける。
朝食の食器を洗っ