雑記『アルメニアとアゼルバイジャン』2020.9.27
どーも。某大学生のきむです。
今日からタスク実行ということで、ちまちまやっています。
とはいえ、今回のテーマはそれではありません。
なんと日本を遠く離れた西、コーカサス地方で、アルメニアとアゼルバイジャンが武力衝突したようです。
ピンとこない
はい、ピンときません。
なので、できる限り調べてみました。
アルメニア
地図だとこの辺です。トルコの東ですね。
首都は「エレバン」で、経済的にあまり強い国ではないようです。
民族は大半がアルメニア人で、宗教はキリスト教(アルメニア正教)
ロシアと仲が良いようで、ロシア軍が駐屯しているそうですね。
あとはイランとも仲良しだとか。イランってイスラム教のはずなんですけどね。不思議です。
一応wikipediaなどおいておきますね。
アゼルバイジャン
地図だとアルメニアのさらに東です。
首都は「バクー」、割と規模の大きい国ですね。カスピ海に面しているのもあるんでしょうか。
民族はアゼルバイジャン人でトルコ人に近いそうです。
同様に言語もトルコ語と似たアゼルバイジャン語で、宗教はイスラム教シーア派が主流だそうです。
なので当然、民族、言語、宗教的な点でトルコと仲がよく、同時に脱ロシア的みたいです。
今回は何が発端か
アルメニアとアゼルバイジャンの中間には「ナゴルノ・カラバフ地方」という場所があり、アゼルバイジャン領であるながらアルメニア人が多いんだとか。
この地方の人たちがアゼルバイジャンに対して戦ったり、アルメニアとアゼルバイジャンの小競り合いはたびたび起きていたみたいです。
もともと仲が悪いんですね。
今回もここが焦点みたいです。
今後どうなるか
正直無知なので分かりませんが、アルメニアサイドは「本気」みたいです。
アルメニアの首相は「戒厳令」(国民の人権が一部停止する)に加え、「前面動員」(男性は戦地に行く可能性がある)を発令、やる気です。
一方、トルコはアゼルバイジャンを支持。
いやぁ、アルメニアは東西を挟まれていますから......
さて、アルメニアの背後にはロシア、アゼルバイジャンの背後にはトルコという、過去に露土戦争で何度もバチバチにやりあった2国が控えています。
代理戦争の様相もあり得ますし、もし、この紛争が小競り合いからアルメニアとアゼルバイジャンという国家間の戦争にまで拡大すれば、アルメニアと仲のいいロシアは集団安全保障条約により参戦してしまったりするのかなと。
ただ今回はコロナの問題もありますし、どうなるのか......
また、このコーカサス地方にはアゼルバイジャンからアルメニアを迂回してトルコ、ひいてはヨーロッパにつながるパイプラインもあるようで、非常に重要な地域だそう。
EUサイドも関わってきそうですね。
総括
日本から遠く離れた場所とはいえ、民族、宗教、資源が複雑に絡んでいる地域での、それも大国をバックに持つ2国の争いです。
現在はコロナも含め、さらには米中対立や中印対立など、世界中が不安定なこの時期ですから、何が世界を巻き込む大惨事につながるかわかりません。
欧州情勢は複雑怪奇とか言ってたらえらいことになるかもしれません。
国際情勢にはより目を光らせる必要がありそうです。
私もアルメニアやアゼルバイジャンについては多くを知らないので、正しい情報や正しい知識を得ていきたいと思っています。
それでは。
以上
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