Club Foot #18 【2021 J2 第26節】 ツエーゲン金沢vsジュビロ磐田
久々のフォローとなってしまったけど、ツエーゲンの方もオリンピック期間や天候不順に伴う延期で実に一ヶ月振りのゲームだった。この日、ホームの西部緑地公園へ迎えるは首位・ジュビロ磐田。日本代表のレジェンド・遠藤ヤット選手をはじめ、元代表クラスのタレントを揃える戦力はリーグ屈指。テレビCMでもそのヤットさんをガンガン全面に出していた。
そしてこの日はサマーナイトスタジアムという事で、ツエーゲンは花をあしらった爽やかなジュビロカラーのスペシャルユニで登場。HTには花火が上がり、スタジアムはさながら夏祭りだった。
健闘するも悔しい敗戦
約1ヶ月のブランクがあったツエーゲンに対し、この試合が8月の3試合目となるジュビロ。解説にもあったように、試合勘の心配よりもこの期間で着実に準備がされていたという印象。強力な攻撃陣を誇る磐田に対し、序盤からよく耐えていたし、後半でリードしたところまではとても良い展開だった。それだけに、あと少しを耐えきれずに終盤に逆転を許したところは悔しい。
メンバー
CFは杉浦が先発し丹羽とコンビを組む。出場停止の右SH嶋田のことろには大谷が入り、左は大石。CBは稲葉と廣井がコンビを組む構成となった。
開始から10分はゴリゴリのフィジカルを有するルキアンに楔をガンガン入れて、猛攻を畳み掛けてくるジュビロ。対峙する稲葉は何とか食らいつき、廣井のカバーや後藤のセーブで何とか凌ぐ。
目の覚めるゴラッソ
徐々に金沢がルキアンのポストを中心とした岩田の攻撃に対応し始め、試合が膠着する。粘り強く守って、ボールを奪ったら鋭いカウンターを繰り出したいところだけど、相手の強度の高い守備でなかなかボックス内まで入れない。これは後半になっても変わらなかった。崩さなくて良いから強引にでもシュートして終わらないとペース掴めないのにな。と、思っていたところ、杉浦と交代で出てきた瀬沼のゴラッソが決まる!
見てる方も思わず声が出てしまう。テクニックもだけど、強引にでも狙って行こうという気持ちを感じるいいゴールだった。
達人は達人だった
残り20分で1点リード。イケるっていう流れになっていたゴール直後の攻撃で、達人は達人らしさを見せる。
『ゴールへのパス』ってワード、超好き。
その前に入ってきた大森が、ルキアンに楔をガンガン入れ始め、鈴木もオーバーラップするし、全体が活性していた。
すぐに次の試合がやってくる
その後、磐田の猛攻を後藤のセーブを中心に耐えるも、ロスタイムにPKを献上。ルキアンに決められて逆転負けとなった。内容としてはバックアップ選手のクオリティ含めて圧倒されていたけど、スコアを見るととても惜しくて悔しい配線だった。
次はまたホームで水曜開催の長崎戦となる。またもや上位との対決だけど、試合に向けて切り替えて欲しい。
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