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フランス人から学ぶ本音の言い方

フランスでは、いらなくなった物を家で販売する事ができます。
Vide-Maison(ヴィッド-メゾン)といい「家を空にする」という意味。

開催方法は、いたって簡単。
市役所に日時を申請するだけ(ただ年に開催できる回数が決まっています)。

4日間開催して100人近くの人が来てくれました。
こんな感じで売りました↓


話してるうちにだんだん仲良くなり、2回も3回も来てくれた人もいたり、地元の人たちとたくさん交流ができて友達もできました。

そしてたくさん売れた♡ありがとう。

いらなくなった物も必要な人の手に渡り活用されていくゴミも減って地球にやさしい


今回は家でVide-Maisonをしたときのお話。

マダム「この10ユーロのランプもっと安くならない?」

アーモン「なりません」

マダム「わかった。買うわw」


お〜、本音で会話できてるすごい!←私の今のテーマ詳しくは自分の本音を伝えるという壁

私「よく断れたね」

アーモン「うん」

私「嫌われるの怖くないの?」

アーモン「もし嫌われたらその人は自分と気が合わない人ってことだから別にそれでいい」

ふか〜い!!!

たしかに、そこで相手に合わせるとその合わせている自分を魅力的だと思った人が周りに集まってくる。

だからずっと相手に合わせることになって疲れるのだ。

まさに他人軸で生きるとはそういうこと。


アーモン「それに何も悪い事(詐欺のようなこと)してないし、そ
のランプはクリスタルでできてるから実際にもっと高くて価値のあるもの。
だからこれ以上安くする必要はまったくないよ。値段を安くしたのは、物にあふれすぎて手放さないといけないから」

果たしてマダムはお怒ったのでしょうか?

いえいえ、マダムはアーモンが正直に上の理由を伝えて、こんなに安いんだからこれ上もう値切りませんよって伝えたら、ウイ(はい)といって笑いながら10ユーロで購入してくれました。

ということは、アーモンと気が合わない人ではなかったということです。
私はこの一連の流れを見て

「私だったらきっと言えなかった・・・」

と思ったのと同時にNoといっても嫌われない事例を間近にみることができてとても勉強になった。

アーモンは価値のある物をわかっていて、これ以上値切れないものは値切れないと伝えただけ。

値切ってもいい物やたくさん買ってくれた人には、感謝の気持ちを込めて安くしてあげたり庭になってるクルミをあげたり。

基本的にいつも与えるのが好きなギバーくんです。

この人って本当にバランスが取れていて、一緒にいて気持ちがいい人だと惚れ直したのであった。←のろけかw

あなたのサポートしてくれたエネルギーを記事に載せて読者のみなさんへ届けます♡たくさんの人が豊かになりますように