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相談を聞くときは「傾聴」する

またまた久しぶりになってしまった…もうすっかりもこもこパジャマとブランケットが登場した。
昨日まで心理学実験のレポートに追われていました。すごく厳しい先生の目を掻い潜り、再提出とならないことを祈るのみ。



以前購入した2冊の本のアウトプットをしたいけど、ノートを作るとこだわりが出てとっつきにくくなってしまうし、かといって何もやらないのは勿体なさすぎるし…
と悩んでいたけど「じゃあnoteでいいじゃん」と一気に解決させた。

その2冊は「インプット大全」と「アウトプット大全」で、現在も精神科医としてご活躍されている樺沢紫苑先生の著書。障害者・障害児心理学の講義で一度YouTubeを見たことがあった。恥ずかしながら購入したときは樺沢先生の著書と知らなかったため、読み始める前に著書プロフィールを見て驚いた。お久しぶりです(勝手に)。


今日は心理学を学ぶ一人の学生として気になったことを一つアウトプットしておこうと思う。


それは「傾聴する」ということ。

カウンセラーとしては基本中の基本。何度か講義でも出てきた。
大切なのは相手主体であること。相手が話している最中に口を挟むのはもってのほか。話終わったあとも特別なアドバイスはいらない。

人が誰かに悩みを相談をするとき、大抵は「まず聞いてほしい」「とにかくこころの外に吐き出したい」と思うことが多いだろう。そんなときに「きっとこのあとうまくいくよ」という投げやりな希望的観測や、「私はこうしていたよ」という主観的なアドバイスは不必要でしかない。むしろ、嫌悪感さえ抱くケースも少なくない。



私も含め、人は誰かから相談を持ちかけられたとき「何かアドバイスをしなくては」「苦しい状況にいるから元気付けなきゃ」と思ってしまうことがほとんどではないかと考える。しかし、これらは一切無用である。

相手の気持ちに同情するのではなく共感すること、目を見て話を聞き適切な相槌を打つことで「あなたの意見を尊重します」という意思を見せること。

傾聴のためのテクニックはもちろん存在するが、この二つが根底にあってこその技術であることを忘れずに学びを深めていきたいと強く思う。

最後まで読んでいただきありがとうございました。ふとしたときにまた読みに来ていただけると嬉しいです。