成長について

中学生の頃はただひたすら様々な事を気にして考えて1人で苦しんでいた。

高校生の頃はあまり深く考えないようになって楽になりつつあった。しかし、自分が大人になってきたと感じると同時に大人になって失うものについて考えていた。考えれば苦しむが考えないことが本当に良いことか、と。考えなくなったことで感性も衰えたように感じて悲しかった。確かに成長しているのに成長と感じられないことに苦しんでいた。

大学生になってからは失うものを考えることすらしなくなっていった。そのことに悲しむこともあまりなかった。そのかわりに、失うことなく成長したと言えるにはどうしたら良いかを考えていた。成長を成長と感じられるにはどうしたらよいかと。

現在、私は自分が成長したと言える。必要のないものを無くして必要なことだけ残して成長したのだと。考えることはイコール苦しむことではなかった。考える内容が問題だったのだ。くだらない事を考えて苦しむのではなく、興味のあることなどを考えるのだ。

私は確かに成長している。

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