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おカネの切れ目が恋の始まり。 【第2・3話】

2話の感想をまとめる前に3話を見てしまったので、まとめる事にしました。
最初に毎回感想を書く!と宣言しておいたのに…恥ずかしい限りです。
でも、ちょっと理由がありまして。言い訳とも言えますが…。
それは第二話を観始めてすぐに感じた違和感でした。
『あれ?このドラマこんな感じだったっけ…?』
平たく言えば…面白くないと思ってしまいました。
『いやいや、先週あんなに面白かったんだし気のせいよ』と思い、食後に少しウトウトしてしまっていて寝起きすぐに観始めたので、頭が働いていないのだろうと。
そう思いなおして視聴を続けました。

結論として思ったのは第一話は三浦春馬さんマジックにかかっていたのだと思いました。
彼の動く姿、弾ける笑顔。
少し痩せているのが気になったけど戦争モノの作品もやっていたしと思いながら
彼に釘付けになっていて、ストーリーが頭に入っているつもりでも入ってなかったのかもしれません。
彼の存在だけで満足してしまって、普段なら気になる所も気にならなかったのかなぁと。 

第二話で気になったのが三浦春馬さん演じる慶太は
人の心や気持ちを思いやれる人なのか
無神経な人なのか分からない所でした。
元カノの作ってきたお弁当や玲子の豆皿などに対しては気づくのに
玲子の早乙女に対する気持ちを知ってからの余計なお世話は目に余りすぎる…。
元カノだから好意があるから、その人の気持ちには気づけるのか
玲子の豆皿も売っていたら自分で作ろうとはしなかっただろうし、なり行きだったのかもしれません。
第一話では気にならなかった事が第二話で勝手に私が気付いてしまっただけ…。
ちょっと冷静に作品を観たのかなと思いました。

玲子が慶太に早乙女との距離は
(講演会で見ている)「この距離がいいんです」と。食事に行きたいとか彼女になりたいとかそんな風に思っていない。遠くから見つめていられるだけでいいと。
そう言った直後に早乙女に食事に誘われ即OKする姿に『そこは受け入れるのね…』と思いました。
自分からは行きたくないけど来てくれるならウェルカムですって事でしょうか。気持ちはわかります…その方がダメージは少ないし楽だし(笑)その二人を見てせっかく作った豆皿を慶太は渡すのをやめました。

第3話は早乙女とのデートの準備で、自分であんなに可愛い服を作れるのは凄いなあとしみじみしながら
モノを「お迎えする」際の玲子の決まりのような事が描かれていて
新しいイヤリングをお迎えする代わりに、今持っているモノと交換する姿は羨ましいなぁと思いました。
みんながみんな、こんな風にモノを持ち過ぎなければいいのは分かっているのですが
洋服にしてもアクセサリーにしても代わりに処分するという事がなかなか出来ません。
片付け下手な私は特にモノに溢れていて、それぞれに意味を持たせて置いておく理由を作ってしまっており、わかっていても捨てられない…捨てなくても手離せない。情けないです。
昔、北川景子さんも同じような事をおっしゃっていて
洋服を買う時はこれを買ったらどれを手放すか考えてから買うんだそうです。
MAXの数を決めておき、持ちすぎない生活を送るとなんとなく日本の中、いや世界かな?の問題も少し減るのかなと漠然と思ったりしました。
そうありたいものですね。
手軽に手に入る故に手に入れすぎているモノは
目に見える形あるモノだけではないとも思います。

第3話は早乙女が本当は妻子持ちでそれが発覚して全てを失ってしまうというのが大軸です。
それでも玲子の憧れの気持ちは変わらない…けど暴言も吐きたくなる。
それが慶太の前では吐き出す事が出来ました。
泣きながら15年も好きだったのにと。
飾らない姿を見せる慶太に対して玲子も自然と素の自分を出せたのだと思います。
まぁ、最後のアクシデント的な恋愛ドラマな展開は、文字通り恋愛ドラマだから仕方ないという事で…。

個人的には一生懸命、地に足をつけて生きている板垣に幸せになって欲しいです。
この人と老後の2000万を貯められるかと考えながらデートしている所は面白かったし
二人なら4000万必要なのでは?と個人的には思っていましたが、その辺は触れられていないので放っておきます。 

次回が最終話。
スタッフの方々がなんとかこの作品を世に届けようとストーリーも展開も練って下さったことに改めて感謝したいと思います。いえ、感謝しています。
私のように春馬マジックにかかった人は多かったでしょう。
今はまだ見る力がない人もきっといつか目にしてくれる日が来るとも思います。
人であれモノであれ作品であれ、存在している事がまず奇跡なんだと。
色んな努力や経験、困難を乗り越えてそこに存在する。
その事を当たり前に思わず、感謝の気持ちを持つ事を今だけでなくこれから先もずっと続けていけるように、そういう人になれるようにと思っています。
どんな結末であれ、最終話は楽しもう。





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