家族のLINEグループでの３兄妹の会話。

我が家には家族５人のグループLINEがある。
まぁ、荷物を送ったりするので
個別にメッセージを送るより
まとめて送る方が楽であったり。
姪っ子・甥っ子の写真や動画を共有できたり。
そんなこんなでグループLINEを用いている。

基本、我が家は（私と両親）受け取る側。
大きくなっていく
会った事はないけど
存在はちゃんと知ってる
血のつながるちっちゃい子達が
滑り台が出来るようになったり
自転車に乗れるようになったり
今は一番大きい子は
カンフー映画とかでよく見る
寝た状態から
身体のバネで起き上がるのが
出来るようになっている。
子どもの成長は凄い。

そんな我が家のLINEでは
たまに兄達が
父親の会話をする時がある。
長兄が新米の次兄に
色々教えてあげていたり
２人目からやっぱり違うと
昨日は話していた。


昨日はそこから話が
自分たちを振り返る事になり
私が子供の頃
兄達と父が将棋をしているのを見て
将棋を覚えた事があって
それを思い出して
ひたすら感心された。

そして次兄は面白かったと
長兄が言うので
私にはそんな記憶はなく
次兄は冷たい人だと主張した。

すると長兄は
今はインテリアジアンって感じだけど
昔は面白かったと言ったので
確かに最近は変なインテリが混ざっている
という事になった。


長兄は子供の頃の
次兄が面白かった出来事を
続々と思い出したらしい。
①パンツを履いたまま温泉に入ろうとした。
②頭を打ち、出血した為、本人は頭から血が出た事が怖くなり「自分は死ぬのだろうか？」と真剣に聞いていた。
その他色々思い出したら
おかしくてお腹が痛くなり
涙が出てきたそうだ。

私も頭から血が出た事件は知っているが
他はよく知らない。


「文字通り必死だったのよ」
と答える次兄に

「すまん、次兄が発言するだけで笑ってしまう」
「本当にごめんな」
と返す長兄。

そんなやりとりからは
昔を思い出して
楽しんでいる姿が思い浮かび
なんとなく３人で顔を合わせて
話をしているようだった。



長兄は子どもの頃のことを
一番よく覚えている。
それに比べて
次兄と私は
殆ど覚えていない。
それは、やはり長男だから
下の子を見ていてくれたのだろう。



私が小学生になった時
母が兄達に私の事気にかけてねと言ったら
「今日は水飲み場にいた」
「体育の授業してた」
と、毎日のように
２人は母に報告していたそうだ。

一番下の私は一番得している
なんとなくそう思っていた。
でも、上の立場になるのも
色んな思い出が出来て
良いのかもしれない。
そんな風に初めて思った。

そして兄妹・姉妹を育てている兄達は
自分に兄妹がいる事が良かったと
話してくれていた。
それはなんか
私も存在して役に立ったのかなと
そう思わせてくれた。
私がいる事で
兄達は初めて妹を持てたのだ。
当たり前だけど
それだけでも
なんか嬉しかった。

姪っ子達も
それぞれのポジションで
これから色んな思い出が
出来るのだろう。
姉妹で・兄妹で良かったと
多分思ってくれると思う。
あの兄達が育てるのだから。
兄達は私とは違って
とても人間味があって
優しい人達だ。

まぁ、会ったこともないので
正直、親戚というより
他人に近いが
いつか
会えた時を楽しみに
遠くから成長を願おう。