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ものを教えるやつに魅力がなければ駄目なのです。


「談志の遺言」より抜粋

何を魅力的に思うかは人それぞれだと思いますが、
やっぱり、「この人凄いなぁ」と思ったり、
「この人みたいになりたい!」と思ったりするような人からは、
スポンジのようにその人の言葉が自分の中に入ってきて、
自分の血となり骨となり、自身の成長に繋がるのかなと思います。

魅力って、他人とどれだけ違うかにかかっていると思います。他人と違うからこそ、「じゃあ、そのことについては、君に!」となるわけで、皆と一緒だったらそりゃあどいつもこいつも同じなんだから魅力は出ないかなと…。

日本の教育で個人的に思うのは、各々が1つの理想像目掛けて頑張ったり、周りと同調しようとするのが個人的にはいかがなものかと思う点です。
それで言うと、森の幼稚園は子ども達が自分の好きなように遊びまくるので、そのイキイキと何かに熱中している姿を遠目から見るのはとても幸せです。

個人的には子ども達を支配したいという欲求が全く無くて、最低限のルールやマナーを守れば、あとは好き勝手にしてほしいなと思ってます。まぁ、その最低限が人それぞれなので色々と衝突が起きるのですが…笑

教師の魅力としても、大学出てそのまま教員になったという先生に自分はなりたいとは思ったことが無くて、「自分が出会った子ども達が将来社会に出ていくのに、自分が社会を見ないで先生をしてどうする」と考えていたので、これまで複数の会社で働いてきました。多くの人たちと会う中で、その多様さであったり、自分の人生や仕事に対する価値観を理解できたりしたので、有意義な回り道だったかなと思います。学生時代にドイツに留学できたということも大きかった。

ドイツに行けば日本人(外国人)ということで他人と異なれるし、その土台に日本で培ってきた文化や価値観とかを載せていって、子ども達の成長に繋げられたらなと思います。女性が多くいる環境の中での男性という立場も武器になると思います。完璧なドイツ語じゃないから、自分から話すというよりも聞く方に徹して子ども達とコミュニケーション取っていきたいです。

前にドイツで実習してた時は全くドイツ語話せなくて、子ども達の話の内容を全く理解しないまま、でも形だけでもいいから話を聞いていることを伝えたくて「うんうん」ってめっちゃ相槌打ってたら子ども達から人気が出て、会話してる子どもの後ろに列ができたことがあります。笑
並んでる子ども達に「どうしたん?」って聞くと、「キーくんに話を聞いて欲しいから並んでるんだよ。」って答えてくれて、「なるほど、子ども達の話したい欲求は凄まじいな」と勉強になりました。笑
サッカーと長距離やってたから、男の子には運動系で、
話したがりの女の子には会話系で良い関係を作っていきたいなと思います。

話変わって、個人的に立川談志が好きな所は、「自分に正直に生きたその生き様」とこの名言みたいに物事の本質をスバッと言ってくれるその「思考の深さ」ですかね。

個人的には人生を通じて自分の情熱を懸けられる「何か」を見つけた人がいわゆる”勝ち組”だと思っているのですが、談志は幼い頃から落語に夢中になり、死ぬまで落語に情熱を注いだ人だと思います。で、そういう何かに情熱をかけてきた人は自然にその人の考え方も深みを増していくのかなと…

生き様考え方(=談志で言うところの『了見』)で魅力的に思われるような先生に今後成長していければと思います。

〈追記4/14〉
別に子ども達に何か教えたいということは特にない。接する相手が幼児という身体的精神的に発達段階なので、その成長が十二分に行えるような環境作りに注力したい。

あと、子ども達にとっては魅力云々よりも、「どれだけ自分の為に尽くしてくれるのか」で判断されてる部分があると思うから、子ども達を思った対応をしていきたいと思う。どちらかというと、魅力は同僚や保護者に対しての部分が大きいかも。

そもそも論、人間何処かで共通の部分があって(留学して人種が違えど喜怒哀楽があって全くの別人と思わなくなった経験が大きい)、その上にどれだけ自分自身を乗せられるか的な所(表現方法やタイミングを学ぶのが大事か…)があると思うので、自分自身の思いに反して周りに同調したりしたら、せっかくの自分の魅力が無くなってしまうような気が…

昔は先輩だからとか言う理由で自動的にモノを教える人に対して従順になる場面が多かったのだろうけど、今は価値観が多様化して、それだけじゃ聞く方も不満を持ってしまう時代になったのかな…とすると、そういう立場とかで頭ごなしにコミュニケーションとるんじゃなくて、人間対人間で向き合って、魅力を持ってして関係を築いていかないといけないのか…

自分と異なる人にも自分と似てる人にも魅力を感じるんだよな。恐らく、その人と交流することで自分が成長できると自分で感じた人に対して、魅力を感じるのでは…。

〈追記4/19〉
今のところの個人的に尊敬するというか、魅力があってなんとなくいつも気にしてしまうというか、自分の行動指針として参考にさせて頂いている人物👇

・小6の時の担任の先生
・大学でお世話になった恩師
・立川談志
・ジーンケリー
・倉橋惣三
・花男(漫画)
・早乙女哲哉
・自分自身(少なからず、そういう一面もあるかなぁと。自分が自分自身にとっての1番のファンというか、期待をしているし、その一方で、自分が1番厳しく自分自身の在り方を批判しているかと。まぁ、そうではないにしても、そうでありたいという思いがあるのは確かです。)

*文章はタイトルを見て思ったことを推敲せずにそのまま書きました。文字の間違いや読む方によっては不快に思われる部分もあるかもしれませんが、ご了承いただけましたら幸いです。

*後になってこの言葉も追加したいと思ったものは追加しますし、逆に消したいものは消すと思います。

*自分の為に書いてるという思いが強いですが、読んで下さった方からコメントなど頂けたら、自分の教育観を広げる機会になって嬉しく思います。

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