見出し画像

最低限のルール

学生の頃読んだ本から抜粋。
タイトルは忘れてしまったが、イギリスかどこかのヨーロッパの国で、
年間No1教師(記憶では小学校の先生)に選ばれた先生が、自身のクラスで何をルールとしているかまとめた本。

以下、50個を写経&自分なりのちょっとしたコメント☟

1 大人の質問には礼儀正しく答えよう
2 相手の目を見て話そう
3 誰か素晴らしいことをしたら拍手をしよう
4 人の意見や考え方を尊重しよう
→ 大人でも難しいけどね…
5 勝っても自慢しない、負けても怒ったりしない
6 誰かに質問されたら、お返しの質問をしよう
→ 滅茶苦茶大事やと思う。これができるだけでコミュ力って飛躍的に伸びるのでは?なんかの本で読んだことがあるが、「相手が質問してきたことは、実は『自分が質問して欲しいこと』」っていうのが書かれてた。なので、質問されたら同じ質問を返すのは礼儀かなと思ってる。
7 口をふさいで咳やくしゃみをしよう
8 何かもらったら、3秒以内にお礼を言おう
9 もらったプレゼントに文句を言わない
10 意外な親切でびっくりさせよう
11 人の成績を言いふらさない
12 授業中は、人が読んでいる所を目で追う
13 質問には完全な文章で答えよう
14 自分からご褒美を欲しがってはいけない
15 宿題は必ず提出しよう
16 授業の準備は素早くしよう
17 整理整頓しよう
→ マジでこれは大事だと思う。やっぱり、机の上が汚かったり、車の中が散らかってたりする人の仕事って、なんか遅いというか、出来が悪いということが、今まで見てきた経験上、多々あった。なので、子どもの頃から身に浸み込ましておくと良いと思う。
18 宿題に文句を言わない
→ ?マーク付けてるけど、文句は言っても良いと思うんだよね。文句言っても、ちゃんと宿題をやればそれで済む話ではないかと思う。
19 代わりの先生が来た時も礼儀正しくしよう
→ 大事やと思う。他人によって自分の態度をコロコロ変える人間には育ってほしくないな。
20 授業中は許可なく席を立たない
21 先生に挨拶をしよう
→ 先生にかかわらず、出会う人には自分から挨拶して欲しい。自分が小さい頃は先生から「挨拶は刀での決闘と同じ。先にやらないと、自分がやられるのよ。」と教わったことがある。笑 真面目ちゃんなので、その話を真に受けた自分は、未だに自分から挨拶しないと気が済まない気持ちになりますし、先に挨拶されてしまったら、「やられた…」って思ってしまう。 挨拶で思い出したが、中学や高校とかで上下関係が出てくると、先輩から「お前今日会ったのに、挨拶してなかったな」と言われたことが何回かあった。その度に自分は「あんたと俺が会って、俺が挨拶しなかったら、自分からすれば良いじゃん。ていうか、自分だって挨拶してないじゃん。そのくせ、自分は棚に上げて叱るとかなんなん!?」と心の中で思っていた。自分は友達との話に夢中になって周りに目がいってなかっただけだ。気付いた方が挨拶するのがマナーだろ。年齢とか立場で線引きするのダサいし、自分はしてないくせにデカい顔するのはみっともないなとその時に学んだ。
22 お客様を歓迎しよう
23 誰であれ、仲間外れにしない
→ 大人でも難しいけどね…(2回目)
24 叱られている人の方を見ない
25 宿題がよく分からない時は質問しよう
26 後片付けをしよう
☆意見を言う時は理由を言おう(→オリジナルです…笑)
→ 意見だけ言ってもやっぱり人には伝わらないので、ちゃんと理由を添えてあげるのが筋かなと…
☆悪口より改善策を言おう(→オリジナルです…笑)
→ 悪口や不平不満を言って、状況が良くなるならなんぼでも言いますが、そんなことは起きないと思うので、建設的な行動をとるなら、改善策を言う方がマシかと…
27 バスに乗ったら、大人しく座っていよう
28 人の名前はしっかり覚えよう
→ 名前を忘れた時のちょっとしたテクニック。相手に「名前なんでしたっけ?」と尋ねて、「山田です。」と答えたら、「いえ、下の方なんですが…」と切り返す。
29 食べ物は欲張って取らない
→ 「立って半畳、寝て一畳、どんなに食べても2号半」(自分の人生のモットー。人間そんなもんです。)
30 誰かが何か落としたら拾ってあげよう
31 次の人の為にドアを押さえていよう
32 誰かとぶつかったら謝ろう
33 公共の建物に入る時にはおしゃべりしない
34 訪問先では何かを褒めよう
35 集会ではおしゃべりしない
36 電話の対応はきちんとしよう
37 お世話になった人にはお礼を言おう
38 エスカレーターに乗ったら、右側(左側)に立とう
39 全員で廊下を歩く時にはおしゃべりしない
40 横入りをしてはいけない
41 映画館で(の上映中の時に)はおしゃべりしない
42 学校に〇〇を持ってきてはいけない
43 もしいじめられたら先生に知らせよう
44 信じるモノの為に立ち上がろう
45 前向きに生きて、人生を楽しもう
46 したいことがあるなら、やってみよう
47 間違いを受け入れよう
48 いつも正直でいよう
49 現在を楽しもう
50 君のなれる、最も素晴らしい人間になれ

個人的な立場としては、幼稚園児と対峙することになるので、
上記の50個みたいな”一般的な事柄”はちゃんと「最低限のルール」として伝えていきたいなと思う。まぁ、集団生活のスタートなので、ルールはちゃんと教えるけど、それよりも重要なのは、その子供自身の発達をどれだけサポートできるかかと。そっちに重きを置きたい。

まぁ、相手を思って行動したら、そんなに極端に外すことは無いので、相手を思って行動できる人になって欲しいなという思いはある。

個人的には、「相手を思って行動する」のと「思いやりを持って行動する」のは別物な気がします。前者は、「相手の為になることは何だろうか」と自分で考えて、一度相手の立場を経由してから行動し、相手がどんな反応をしても自分の責任として受け入れる覚悟があるかと。一方、後者は、「『自分の理想』を相手に押し付ける」というか、「『世間一般で言われてる思いやり』を押し付ける」というか、相手を見ていない気がするんですよね。「思いやり」という言葉に酔ってる感じがする。だから、思いやりでしたことが相応にして相手から喜ばれることって少ない気がする。例えば、食料が欲しいところに、千羽鶴を贈るみたいな?で、思いやりの悪い部分って、相手の反応がイマイチだった時に、相手に「俺はここまで尽くしたのに、なんでお前はそんなんなんだ!」って逆切れするところだと思う。相手を見てないし、何が欲しいのか理解してない奴が、「思いやり」という言葉に酔って、余計なお世話をして他人に面倒をかけて、挙句の果てに感謝まで要求するのはとんだ質の悪さだなと…。なんかのインタビューでイチローもそんなことを言ってた覚えがある。「相手を思った行動は、相手のことを自分で考えているから、失敗する確率が少ないし、失敗しても自分で改善できる。でも、思いやりから行動した場合は、押しつけがましくなるので往々にして失敗することが多いし、他人に責任転嫁しやすい」的な。

随時色々追加しているマガジンはコチラ☟


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?