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【本要約・書評】『「向いてる仕事」を見つけよう』【1分で理解】

※この記事は「【書評・本要約・音声配信ラジオ】聴きながすだけで学べるキクホン」(standfmYoutube)の台本となります。本編が気になる方、実際の収録を聴きたい方は、下記のラジオをお聞きください。

>>>聴き流すだけで学べるキクホン

◾️テーマ
自分に向いてる仕事をしよう

◾️ご紹介する本
トムラス『「向いてる仕事」を見つけよう』(ストレングスファインダーの続編)

◾️この収録で学べること
・向いてる仕事とは何か、向いてる仕事の見つけ方
・向いてる仕事を見つける4つのヒント

◾️こんなひとにオススメ
・自分がどんな仕事に向いてるかわからない人
・今の仕事がつらく、転職を考えている人
・これから就活をする大学生

この本の結論

単に自分の才能や能力を生かして働くのではなく、「自分の強みを活かしながら世の中や他者に貢献することを意識して働く」ことこそが"人生を豊かにする秘訣"。

なぜか?お金や成功、能力アップの幸せホルモンドーパミン的幸せだけでなく、人の繋がり・他者貢献するオキシトシン的幸せもゲットできてよいから。

"自分にとって最適な仕事は、めぐり合うものというよりは長い年月をかけて自分の手で作り出すもの"

仕事をする中で、徐々に自分の得意なことや人に評価されることは見つかる。

たとえば、私の場合は、仕事をする中で、マニュアル作成が得意だと気がついた。マニュアルを作るポイントは“誰でもわかりやすく作ること”にある。その気づきによって、ブログでhowto系の記事をかくこと、電子書籍の出版、キクホンの活動に結びついている。

この本では、“夢のような仕事を探して職を転々とするのではなく、まずは今いる場所で誰かの役に立つことを最大限やってみよう”と呼びかけている。

たしかに、いま転職を考えている人も、まずは今いる会社で自分の才能を発揮できないかを考える。できないor才能を発揮しても評価されないなら転職してもよい。

副業で才能を大いに発揮する方法もあり。

この本最大の特徴はWeb診断つきなこと。この辺りはストレングスファインダーと一緒。本の半分の価値は診断にあるけど、「向いてる仕事」を見つけるうえで本文の中でもけっこう良いことを言ってるので紹介します。

向いてる仕事を見つける4つのヒント

①「弱みの克服」より「強みを活かすこと」に時間を投資する

これはストレングスファインダーの中にも書いてありましたが、弱みを克服するよりも強みを生かした方が圧倒的に成長のコスパがいいし、成功する確率が高いです。自分の強みを見つけて、強みを全面に出せるような仕事をしましょう。

②どんな才能も、人の役に立たなければ評価されない


たとえば、ケンカがものすごく強いという才能があったとします。しかし、その才能をうまく生かすことができなければただの不良少年で迷惑ですよね。

しかし、その腕力を生かしてボクサーや格闘家としてリングに上がってみんなを喜ばせる=人の役に立てれば評価されて、結果的に成功します。

また絵を描くのが好きでイラストが得意という人がいたとしても、自分が好きな絵を自分のペースでかくのだとしたらそれは趣味止まりです。一方で、LINEスタンプとして売れそうな絵をかくとか、プロフィールに使えるSNSアイコンをかくという「ニーズベース」=人の役に立つと、趣味が仕事になっていきます。

③「自分は何がしたいか」よりも「自分は何を与えられるか」を考える

"後世に良い影響を残せる人は自分は何がしたいかではなく常に自分は何を与えられるかを考えている"

たとえば、エジソンは電気を発明することで、人々がどれだけ労働が楽になるか、電話を発明することでどれだけ世の中が便利になるかを考えていた。

コカコーラを作った薬剤師ペンバートンは、自分も含めて、南北戦争で疲弊した人々が楽しめる美味しい飲み物を作ろうとした。

自分の身近にある最も緊急で切実なニーズは何かを考えてみましょう。自分が時間や労力をかけることで誰かの役に立てる具体的な問題や課題を探してみましょう。

④世の中に貢献すると人は幸せになる

人の役に立つ=世の中に貢献すると、人は幸せになります。ホントかよ…?ってちょっと疑いたくなりますか、断言します、本当です。

その理由は、人の役に立つとオキシトシンという幸せホルモンが分泌されるから。人は愛や人とのつながり、感謝を感じるとオキシトシンが出て、幸せを感じるのです。

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この辺りは樺沢紫苑『精神科医が見つけた3つの幸福』が詳しいので良かったらキクホンでぜひご覧ください。

まとめ

向いてる仕事を見つける4つのヒントをご紹介しました。

①「弱みの克服」より「強みを活かすこと」に時間を投資する
②どんな才能も、人の役に立たなければ評価されない
③「自分は何がしたいか」よりも「自分は何を与えられるか」を考える
④世の中に貢献すると人は幸せになる

キクホンも本書『「向いてる仕事」を見つけよう』のWeb診断をやってみました。Web診断の結果、12の資質の中から、3つの向いてる仕事がわかりました。

・教えること
・影響を与えること
・はじめること

やっぱりそうだよね〜!という感じで、ここから見えた自分の勝ちパターンは、まだ人が始めていない新しいことを最初にはじめて、その結果やどうやればうまくいくかを人に伝えること、情報発信、背中をみせる、これだと。

だから、キクホンの活動はすごくあっているなと実感しました。ブログもあっている。本業でもやはり新プロジェクトの最初のメンバーとかやるといいんだなと。

こんな感じで、自分がどんな活動によって貢献できるのかが客観的にわかるのがこの本の魅力です。

ストレングスファインダーの方がわかりやすいけど、すでに強みがわかっていかしている人にぜひ読んでほしい1冊。

※この記事は「【書評・本要約・音声配信ラジオ】聴きながすだけで学べるキクホン」(standfmYoutube)の台本となります。本編が気になる方、実際の収録を聴きたい方は、下記のラジオをお聞きください。

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