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【本要約・書評】『必要十分生活~少ないモノで気分爽快に生きるコツ』【1分で理解】
※この記事は「【書評・本要約・音声配信ラジオ】聴きながすだけで学べるキクホン」(standfm、Youtube)の台本となります。本編が気になる方、実際の収録を聴きたい方は、下記のラジオをお聞きください。
◾️テーマ
「断捨離・ミニマリスト」
◾️ご紹介する本
◾️今回学べること
「少ないものでシンプルに暮らすためにコツ」
今回はこの本「必要十分生活」に書かれているエッセンスをもとに、私が実際にモノを減らしてみてよかったと思う3つのものをご紹介します。
本の紹介
この本『必要十分生活』はもともとAmazonの電子書籍として発売されました。発売されると電子書籍では異例のベストセラーとなって出版社の目に留まり、紙の本として出版されたという経緯がある本です。
余談ですが、『必要十分生活』が出版された2015年ころは断捨離・ミニマリストブームで、この手の本がたくさん発売されました。わたしもこうしたテーマで電子書籍を出版したのですが、けっこう売れました。
本書の中にはモノを減らしてすっきり暮らすためのアイデアが書かれています。本書に影響されて捨てたものとしてプリンター・バスタオルがあります。
当時、プリンターを持っていたんですけど、プリンターって維持費がものすごく高いんですね。特にインク代が高くて、場所もとる、買ってみたのはいいけど意外と使わなかった…ということもあり処分したところ何の支障もありませんでした。
どうしてもプリントアウトが必要な時はコンビニで1枚10円でコピーしています。カラーコピーも1枚50円ででき、そのほうが全然ランニングコストが安く済みます。
バスタオルは乾きづらくて、大きすぎて場所をとるんですよね。1人が体をふくのであればスポーツタオルサイズで十分です。
この本を読んでから、バスタオルを処分して、全部同じ白いスポーツタオル、速乾性、防臭性のものにかえました。
モノを手放すことで、よりすっきりと少ないスペースで暮らすことができ満足しています。
我が家で断捨離して良かったもの3選
さて、ここからは本書に載ってはいませんが、我が家で減らしてよかったものをご紹介します。
①マット3点セット(トイレマット、玄関マット、お風呂マット)
最初に「マット3点セット」です。具体的には、トイレマット、玄関マット、お風呂マットです。順番に解説します。
トイレマットはトイレに引いてあるあれですね。皆さんの家ではトイレマット、使っていますか。「使っているという方は、なぜトイレマットを使うのか考えたことがありますか?」ちょっと哲学的なようでいて、全く哲学的ではない質問をしてしまいました。
わたしは落ち着いてトイレマットの役割を考えてみたところ、トイレの床が濡れるのを防ぐというのがあると思うのですが、我が家は妻と二人暮らしで座ってするので、濡れません。なので必要なし。
冬、足元が温かいというメリットがあるかもしれませんが、スリッパをはけばOKなのでやはり必要なしです。「おしゃれだからひきたい」という方がいるかもしれませんが、我が家は別に来客はほとんどいないのでおしゃれにこだわりません。
おしゃれよりも、生活しやすさ、快適性を重視します。こんな感じで必要か必要でないかを判断するためには、「これ、何のメリットがあって使っているのだろう」と考えるといいです。特にメリットがなければ即捨てることをオススメします。
つぎに捨てたのが玄関マット。
玄関に引くマットですね。玄関マットの役割は砂やほこりを家にもちこまないようにすることがメインだと思いますが、そこまで必要性を感じなかったので、最初から持っていません。
夏、サンダルをはいて外出した時は足元が埃っぽくなるので、帰ってきたらすぐにお風呂で足を洗うようにしています。
別にお客さんが来たとしても玄関マットが引いてなくても違和感を持たれることはないと思うのですが、いかがでしょうか。
お風呂マットは、お風呂から上がった時のマットです。
これは無いと足元が濡れてしまうので必要は必要な気がします。我が家では、昼間につかった手拭きタオルなどを引くことで対応しています。こんな感じで、1つのモノを複数の用途でつかうと家のアイテムの数を減らすことができます。
マットを減らすと、掃除がすごく楽になります。我が家ではクイックルワイパーとダイソンのハンディ掃除機を使っているのですが、掃除のたびにマットを上にあげる必要がないのがメリット。
我が家では5分間あれば簡単な床掃除は完了するので、毎日、スキマ時間に掃除しており、いつもピカピカです。
これは我が家で私の役割になっています。
②風呂3点セット(風呂フタ、風呂オケ、風呂イス)
減らしてよかったもの2つ目が「風呂3点セット」。
具体的には風呂フタ、風呂オケ、風呂イスです。
風呂フタの役割は風呂に張ったお湯の水蒸気をおさえることや、保温ですよね。我が家ではお風呂にお湯をためたらすぐ入ることで、風呂フタがなくてもいいようにしています。
その日にはったお湯は、その日におとしてしまうので、夜中にお風呂場に湿気がたまってしまうこともありません。お湯を張ったらすぐにお風呂に入る習慣をつけると、基本的に追い炊きもしないので、電気代の節約にもなり一石二鳥。
風呂オケは湯船からお湯をすくう役割ですが、シャワーがあれば特に必要性がないので最初から買いませんでした。
風呂イスは最近まで我が家にありました。しかし、3年くらい使って汚れてきたこともあり、処分した時に、ためしに風呂イスなしでお風呂に入ってみたんです。
そうしたら意外といけました。ずっと立ったまま頭を洗い、体をあらい、流して入ればいいだけでした。
この風呂3点セットをなくして、非常に良かったのは風呂掃除がしやすいこと。あとモノが少ないとお風呂が広く感じるのもメリットです。
③冷蔵庫3点セット
最後にご紹介する、なくしてよかったものは「冷蔵庫3点セット」です。具体的には、ポン酢、ドレッシング、焼き肉のたれです。
こういう調味料系ってどんどん増えて、冷蔵庫の中が狭くなってしまうんですよね。しかも全部使いきるのがかなり大変だったりします。
そこで、我が家ではこれらの調味料を自分で作るようになりました。ポン酢は酢、醤油、果汁(ゆずやカボス)を同量入れれば完成です。気持ちお酢が多めでOK。市販のポン酢より、濃くて香りもたってほんとにおいしいですよ。
ドレッシングは、オリーブオイルと酢と塩で基本のドレッシングが完成します。ここにごま油と醤油を加えれば「中華風ドレッシング」ができたり、柚子胡椒をいれたり、マヨネーズを入れたりして自分好みにアレンジすることもできます。
焼き肉のたれは、醤油と日本酒、砂糖とゴマで焼肉屋さんのたれをつくることができます。
こうやって家にある調味料でたれやドレッシングは実は作ることができます。冷蔵庫の中に似たような調味料のビンがたくさんあってごちゃごちゃという状況を避けることができますよ。
まとめ
ほかにも処分してよかったものはたくさんあるのですが、1番わかりやすいところを厳選してご紹介させていただきました。おさらいしましょう。
①「マット3点セット」トイレマット、玄関マット、お風呂マット
②「お風呂場3点セット」風呂フタ、風呂オケ、風呂イス
③「冷蔵庫3点セット」ポン酢、ドレッシング、焼き肉
家の中がすっきりすると、頭の中もスッキリとして、エネルギーがわいて前向きになることができますよ。
手放すことで新しい良い運気やチャンスが舞い込んできます。
ぜひ、これをきっかけに家の中の大掃除、断捨離をしてみてくださいね。
※この記事は「【書評・本要約・音声配信ラジオ】聴きながすだけで学べるキクホン」(standfm、Youtube)の台本となります。本編が気になる方、実際の収録を聴きたい方は、下記のラジオをお聞きください。
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