見出し画像

気まま

気まま。これがなんと大事なことか。気ままに生きるって簡単なようで難しい。難しいようで簡単。歯を食いしばって力を入れれば入れるほど外の世界との壁は厚くなるけど、力を抜いて解き放たれれば壁はなくなる。ただこの「力まない」というのが難しい。
顎関節症を患ってる自分は、この「力まない」の難しさにかなり翻弄されてきた。食いしばらないで1週間平気でいられることもあれば、寝ても起きても常に頬の筋肉がビンビンに張って、どうしたって緩まない事が多々ある。意識すればするほどそれは逆効果なんだけど、「意識しない」と意識するのもまた逆効果で、じゃあどないせえちゅうねん、って感じでツッコミを入れてしまう。ただ気づいたら全くなくなってたりする。

気ままなままで遠くへ。気ままなままで近所へ。その遠くと近くの距離感っていうのが比重が同じままでいれるのがいい。散歩がてらな感じで鳥取いったり台湾いったり沖縄いったりしたい。その解き放たれた感がいい。誰とも深くならず、そこそこの関係で、それは人に限らず、いつでも出会ったり別れたりできる距離感でいれるのは身軽で心地よい。執着して囚われて重くなるとどうしても苦しくなってしまう。
そういう意味では今はわりと執着なく気ままで身軽なのかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?