最近のうれしかったこと。

宮崎はここんところ雨が多くて、仕事がろくに進まない。平坦な現場なら良いけど、斜面なので雨だと滑って材が出せない。

そんな中少しずつ確実に春の訪れを感じる。もちろん自分自身の心にも。
菜の花やホトケノザ、ナズナやバライチゴの花に始まり、ふきのとう、タラの芽（こっちではダランメ）、わらび、ぜんまいなど山菜たちも目を出し始めている。それに習って、庭木の柿やモミジも新芽を出し始めてかわいい。

モミジの新芽

あったかいっていい。血行がよくなって体がうきうきする。どこかへ行きたくなる。やさしい気持ち。

先週仕事へ行こうと家を出ると、庭先で思わず「うわー！咲いてるー！！」と声を上げてしまった。
それは一昨年剪定した、今にも枯れそうな弱った細い桜。実家に戻る前に母親から「ここんとこ花が咲いていない」と聞いていたのだ。
それが今目の前で数年ぶりに花を咲かせている。思わず涙が出た。
母親は「伐採しちゃっていいんじゃない？」と言っていたが、伐らなくて本当によかった。ちゃんと生きていたのだ。

数年ぶりの開花

おまけに、1月頃からばあちゃんちに住み始めて、生前ばあちゃんが使っていた冷蔵庫があってずっとほったらかしにされてたんだけど、綺麗に拭いて、半信半疑で電源をいれたら、3段のうち下2段は冷えてくれたけど一番上が壊れて冷えてくれなくて。
それでも使えるからと下2段だけ食材を
入れて使っていた。
たまになんか考えているかのように、「ヴヴ、ヴーン」とか「ゴニョゴニョゴニョゴニョ」とか言って動こうとしているような局面はあったけど復活せず。。「修理に出そうかな」とか「新しいの買おうかなー」なんて考えていた。
それでもなんだかんだ使い始めて3ヶ月後の先週。
仕事から帰ってくると冷蔵庫が「ゴォーー」っと音を立てている。
何かがいつもと違うと思い一番上の扉を開けてみると、めちゃくちゃ冷えてる！
その時も思わず声を上げてしまった。「よかったなー！動けるようになったんだなー！」と。

復活した冷蔵庫

同じ週に復活の瞬間を二度も見てたまらなく嬉しくなった。