たっこちゃん、齢ほぼ80歳 #3 たっこちゃんとボッチャ

パラリンピックで初めて知ったスポーツが「ボッチャ」。
ルールも簡単で、たっこちゃんにも私にもわかりやすく、録画して見るくらい気に入ったボッチャ。

自分たちでもやってみたくなって、なにかボールのかわりになるものはないかと考えた。

テニスボールを投げてみたら転がるからめダメ、手のひらのツボを刺激する突起のついたまあるいグッズはなかなかいい具合に止まるからいいんだが数がない。

それで思いついたのがお手玉。
正式なボッチャは出来ないけど、ボッチャもどきはできるだろうって、お手玉を飛ばしています。

狙ったポイントに投げられるように練習しているけど、なかなか難しい…。

たっこちゃんは地元の老人クラブの会員です。

クラブでは吹き矢や簡単なスポーツ、カラオケ、季節ごとのプチ遠足などを楽しんでいましたがコロナ禍でいまはすべての活動が休止中です。

そんな状況だけど活動再開の日を楽しみにしていて、ふだんから自分たちが楽しめそうなことをいろいろ探しています。

たっこちゃんは立っても座っても楽しめそうなボッチャが、老人クラブ向けだなと思ったようです。

ボッチャの正式なボールは高額で、クラブから費用が出せるかはわからないけど、みんなでワイワイやっている姿は想像しやすいみたい。

老人クラブの活動は自宅に閉じ籠りがちなシニアの心と体の健康にとてもよい影響を与えていました。

コロナ禍の活動自粛でたっこちゃんの足腰も確実に弱っています。

１日もはやく、みんなでボッチャかボッチャふう競技ができるといいね、たっこちゃん。