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「話す」は「離す」

【今日の 聴き屋】~36日目~

今日は 
私が話して  聴いてもらう機会がいっぱいあった。

まずは朝イチ  上司との成果面談。

上期の振り返りと  その成果・業績評価のフィードバック面談。
本当はおとといの予定が  お互いの業務がひっ迫して翌日に
その翌日である昨日は  前の打ち合わせが長引いて再度リスケ。

三度目の正直で 今朝一番に  実施。
お互い在宅勤務デーで  タブレットでの web面談。

まずは 上司から  成果・評価についての説明や
今後に期待すること などの説明を受けて
その後私が話す番に。。。

ぽろ  ぽろ  と ここ数か月の仕事のことを話し始めたら
不覚にも気持ちが溢れてしまい 
涙が  ぽた ぽた と。。

自分に適していない今の仕事の辛さと
自分がこの職場で役に立っているのだろうか 
という自信の無さを話していたら
上司との面談なのに  涙が出てしまった。

上司は  私にそんな思いをさせてしまって申し訳なかった
と謝ってくれた。

私が苦手な分野の業務を担っていて 
苦しい思いをしているのもわかっていたのに
私がその仕事をしっかり遂行してくれるから
ついつい甘えてここまできてしまった  と。


そして
実は上司自身も  長年いろいろ自信が持てなくて
「辞めるのはいつでも出来る」と自分に言い聞かせて
日々なんとか乗り切ってきた  という
自分の話をしてくれた。

今の上司は  私と同年代  1つか2つ歳上で
しかも  私と同じ年齢の子どもを持つ  女性。

同じ年代  同じ女性会社員として  お互いが心の奥に持っていた
苦手意識のことや  プラスではない気持ちを  分かち合う。

自己開示。

私が  これまで心の奥にしまっていた気持ちを開示したことで
彼女も  一人の会社員としての「気持ち」を開示してくれた。

一生懸命話し
丁寧に  誠実に 聴いてもらえた時間。

ずっと 心いっぱいに溜まってしまっていた苦しい気持ちを
いくらか手離すことが出来た。

本当は  春にでも異動をさせてほしいと思ってる
っていう話をしていたけれど
やっぱり  本来の異動時期である  あと1年後まで
なんとか 頑張ってみようかな と思えてきた。

話して  離したことで出来た 心の空間に
本来持っている 自分の力が 戻ってくるのを感じる。


そして  夕方は 真ん中の子の面談。
担任の先生 本人 親 の三者面談。

今年から転任してきた 今回の担任の先生。
今年度 学校が始まってすぐの6月ごろに1回目の三者面談があり初対面。
その時の印象が最悪で。。

まだ入学したばかり しかも  登校が始まったばかりで
初めての定期テスト1回の結果だけで
第一声「まずいです」って言ってくるような
男の先生。。。

今日も時間前に到着して待ってるのに
前の面談が延々終わらず しかも 廊下に大きな声がダダ洩れ。。

面談の場に至る前に
この先生 「キライ」 というところまで
気持ちの拒絶反応が。。


もう 
先生の言ってくる テスト結果がどうとか もっと勉強しないとやばいとか
そんなことは 聞き流して
こっちの言いたいことは伝えて  帰ろう
そう思って教室に入ったけれど。

意外にも  冷静に  聴く姿勢を取ってくれた。
私が親として   まずは学校生活・友達・部活が軌道にのって
その先に  本人の気持ちが勉強にも向いてくること見守りたい
と思っていることを  しっかり聴いてくれた。

なんだ  聴けるんじゃん。

心のバリケードが外れたことで
私も 先生の話が頭に入ってくるようになり
それなりに  納得感のある三者面談となった。


人は  話すことで 
心に持っている思いを  手離すことが出来る。

自分の中から取り出して  距離をとり  眺めることが出来ようになり
考えの整理が進む。

あー 私って  こんな風に思ってたんだなー。

「話す」は「離す」。

そして  話して離すには
誠実な「聴き手」が重要だということ。

改めて 
聴くことが担う  大切な役割を 実感した
そんな一日だった☆

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