自己の拡張から延伸へ:ダンスとピアノと星と井筒と古武術の2022年
2022年は不思議な年だった。
ペッパーくんの感情知能を作った光吉先生の対談動画を見て、大興奮のままWCLというコミュニティに参加したのがちょうど一年前。
大学生の時に読んでさっぱり分からなかった井筒俊彦の読書会に参加したり、占い師の学校で働きはじめたり、Zoukにハマったり
井筒ファミリーと石垣島で落ち合ったり、不思議な一年のキーワードは「Zoukとピアノと星と井筒と古武術」、自分のテーマは「自己の延伸」だったように思う。
5月にはじめたZoukは、これまでのダンス概念をひっくり返してくれた。自分で考えパフォーマンスとして表現するのではなく、エネルギーと受け取って流すというプロセスの維持。
自分の身体をコントロールしようとしない体験は、ピアノとの関係性を変え、音が変った。
同時期に読み始めた井筒の本は、昔からの哲学的宗教的関心事とイマココの体感を結びつけるものだった。
更に、星の世界は、その必然性を証明するもので、これまでどしても越えられなかった壁を軽やかに超える視点を授けてくれた。
何度か触れる機会を持てた古武術の叡智。
意識をどこに置くかによって、己と身体との関係性、己と他者他物との関係性が変化することを体感した。
そこは、”我”の範囲を伸縮することのできる世界。
ポテンシャルが無限に広がる無極而太極の世界。
井筒の言葉で言う「M領域」。
もちろん、ピアノとの関係性も豊かになって、人生で最も綺麗な音が出せたときは本当に感動的だった。
そんな曖昧で凝縮された世界で”よき”人たちと一緒にいることは、自分の”よき”一面を引き出してくれる。
牡牛座の私は、どうやらフィールド(牧場)を持っているらしい。
牧場は誰もがのほほんとできる、高低差のない場所。
オーセンティックな自分自身になれる場所。
ここにはステージはないよ。でもみんなで踊れる場所は無限に広がっている。
年末に開催した音と踊りの祝祭は、まさにそのような場であったと思う。
来年も牧場整備をコツコツと。
みんなに開かれた、私が生きる場。
昨日引いたOSHOカードはThe Masterでした。
2022年に触れたもの:
ピアノ、井筒俊彦、ヨガ、古武術、Zouk、Salsa on2、WCS、ティール、NVC、プロセスワーク、ネイティブアメリカン、占星術、タロット、量子力学、仏教、密教、メンタルモデル、石、カバラ
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