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作為的に、企む、企画することを旨とする、作品作り。驚きました。

のんびりとした日曜日。爽の梨味を食べ、姪っ子ちゃんと手のひらに書いた文字当てクイズをして遊び、定期購読を更新していただいた方に一筆箋を休み休み書いて、ケータイゲームをライフ5がなくなる程度に遊んで、ベランダで賑やかしく暮らしている何かの鳥の鳴き声や羽ばたき音を聞きながら、これを書いています。

気がかりごとは常にありながらも、考えを巡らしつつ、アイデアを醸成させ、次の発言や行動を決める、不確かな期間。

前は、スケジュールが決まりきらないこの時期は、焦燥感が結構あって、苛立つことも多かったのですが、表紙周りが完売しているからか、落ち着いて過ごすことができていてうれしい限りです。

先々の提案も、また明日から頑張りたいです。

会田誠さんの「性と芸術」。時折、声を出して笑いながら、うんうんと頷いたり、へぇと発見したり、半分くらいまで来ましたが、面白いです。

思春期を迎える甥っ子や姪っ子に見せてもいい絵だとは、自信を持って言えない程度には複雑な絵ですが、革命を起こすべく描いたということは、大きな価値を持っているのだと思えます。

好きか嫌いかで、判断するものではないという私の直感は、辛うじて当たっていたのかな。前々からぼんやり考えている、戦争についても触れていたことにも驚きました。

いつも私は、漠然と世の中の出来事を吸収して、出来るだけロジカルに企画に落とし込む作業をする方だと思っているのですが、会田さんの果てしなく上を行く論理的な解説には舌を巻きます。作為的に、企む、企画することを旨とする、作品作り。驚きました。

芸術家とクリエイターの違いについて、前々から自己完結的に考えてきたのですが、なんかどうでもよくなってきます。

本の続き、楽しんで読みます。

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