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smashing! あんしんなこころねを

佐久間鬼丸獣医師と喜多村千弦動物看護士が働く佐久間イヌネコ病院。そこで週1勤務をしている、大学付属動物病院の理学療法士・伊達雅宗と経理担当である税理士・雲母春己は付き合っている。そして伊達は後輩の設楽泰司とも恋人同士。

今日はお仕事で少しだけ躓いてしまって、すぐに対処したので全く問題はなかったんですが、初歩的な確認ミス。気付けて何よりでした。帰り道、車の中でも気がつけばぐるぐる考えてしまって。ああそういえばここのところ、よく眠れていなかった気がします。

伊達さんと設楽くんは明日の昼過ぎまでお仕事。今日はペントハウスではなく伊達さんの平屋に。広くて静かなこのお家はとても落ち着ける場所。軽くシャワーを浴びて、部屋着に着替えてお台所へ。冷凍庫にはちょっとした作り置きが入っているので、数個掴んでレンジで温めて。あ、これ鮭のおにぎりとエビチャーハン?炭水化物被っちゃいましたが、よしとしましょう。

居間に座ってご飯をいただきます。冷凍温め直しなのになにこの美味しさ。確かにいまお腹がペコペコではありますけど、あのお二人の腕なんでしょう、細部に至るまで全部美味しいなんて。今夜はお酒は控えて、ほうじ茶を。ゆっくりお風呂に浸かれば、溜まってた疲れも取れちゃいそうですね。

眠れていなかった、そう、確かに三人で同居というものはなにかしら、時間の制約やらプライベートの諸々やら、自分の想定外のものも多いんでしょうね。ただストレスは全くなく、それよりも安心感と癒され感は筆舌に尽くし難いものがあります。僕の場合はきっと、あのお二人と時間を共有したいがため、それで睡眠をも惜しんでしまった。覚えがありすぎてちょっと反省ですが。楽しいし、幸せだし、嬉しい。全身に満ちる幸福をいつまでも味わっていたいと思ってしまうんです。ああ、たった半日や1日待つことがこんなにも長いだなんて。

テレビに流れるドラマの俳優さんが、あかんわ全員が伊達さんに見えるでしかし。ここにきて睡魔が降臨。ちょっとだけ、そう思いながら横になって、それでも一生懸命、お家の戸締りや居間の窓開けてたかなと、脳内確認しながら徐々に微睡んでいく。

安心できるお家の中で、安心できる人たちを待つ。僕は本当に幸せなんだなって、日々痛感するんです。

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