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2024年5月の記事一覧
レゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドで人々の「行動探求」を支援する(3)組織化する方法としての行動探求
ビル・トルバート著『行動探求』についての、以前のNoteでは個人でもできる「話し方」について、レゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドでの支援方法も含め考察した。これは個人で行動探求(行動しながら評価することで状況適応を実現する)を行うための基本となるものである。
今回は、組織での行動探求について扱っていく。
まず、個人と組織ではどう変わるのか、という問いが出てくる。この問いに対して、本書では
レゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドで人々の「行動探求」を支援する(1)
ビル・トルバートによって提唱された「行動探求(Action Inquiry)」は、非常に単純化していえば、行動と探求を同時に行うことである。言い換えれば、何らかの行動をしている最中に誤りを見つけ修正できるようにすることでもある。
そのためには、外側から行動を統制をするのではなく、内側から行動を常に注視していくことになる。また、これは個人だけでなくチーム、組織のレベルでも実施可能であるという。
実践コミュニティをレゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドで作りだす(5)変容
上掲書で紹介されている「実践コミュニティの発展段階」に沿って、その発展ポイントとレゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドで支援できることを考えている。今回は発展モデルの第5段階である「変容」である。
<実践コミュニティの発展段階>
1.潜在
2.結託
3.成熟
4.維持・向上
5.変容
5.変容の段階の活動ポイント
変容は、実践コミュニティの活動が、いよいよ行き詰まり衰退の兆候を
実践コミュニティをレゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドで作りだす(2)結託
上掲書で紹介されている「実践コミュニティの発展段階」に沿って、その発展ポイントとレゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドで支援できることを考えいる。今回は発展モデルの第2段階である「結託」である。
<実践コミュニティの発展段階>
1.潜在
2.結託
3.成熟
4.維持・向上
5.変容
2.結託の段階の活動ポイント
この段階では、実践コミュニティのメンバーや参加者は生まれているが、参
実践コミュニティをレゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドで作りだす(1)潜在
すでに20年以上も前の書籍となっている上掲書(原著と日本語訳と共に2002年)ではあるが、日本ではコミュニティを作り出し、地域や企業の活力にしようということへの関心や成功事例への着目度はまだまだ高い。
本書では「共通の専門スキルや、ある事業へのコミットメント(熱意や献身)によって非公式に結びついた人々の集まり」を実践コミュニティと呼び、その実態とマネジメントについて論じている。
この実践