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レゴ®︎シリアスプレイ®︎についてあれこれ

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レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドに関して「理解する」「応用する」以外で考えたことあれこれ詰め合わせ的に。
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レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドとマインドセットについて

レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドとマインドセットについて

『マインドセット:「やればできる!」の研究』を読み返している。

参加者のマインドセットに気を配る

 レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドを活用したワークショップに硬直的なマインドセットをもつ参加者が入ってきたときに、それをときほぐすファシリテーションを身につけておかねばならないということを先日つぶやいた。

 問いに対して「うまくつくれない…」「他の人はすごいけど私のは…」ことを嘆く声が出てきた

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モデルに対する問いの急所を見分ける

モデルに対する問いの急所を見分ける

 レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドで表現が複雑になるモデルを作ってもらった場合(アイデンティティについてのモデルがその代表)、そのストーリーを聞いたのちに、参加者に最も重要な表現を探してもらう問いが効力を発揮する。

 最も重要な表現がわかってくると、その表現を中心に他の表現の重要度に関する理解が進む。その人の中の優先順位が見えてくることになる。

 また、モデルに対する追加の質問も、最も重要な

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レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドを活用したワークショップを実施するまでのステップについて

レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドを活用したワークショップを実施するまでのステップについて

 これまでNoteにおいて、レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドを活用して課題解決や能力開発がもたらされることを書いてきました(これからも書いていきます)。

まずは扱うテーマが大事 レゴ®︎シリアスプレイ®︎では、個人的もしくは特殊性の高いテーマから、社会的もしくは普遍性の高いテーマまで、かなり幅広く扱うことができます。

 テーマといっても「こんなことについて考えてみたい」という相当ふわっとした

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