![マガジンのカバー画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/85740114/7c96ce410276b2b2c278852b47ce2b85.jpeg?width=800)
- 運営しているクリエイター
2024年2月の記事一覧
『SHIFT:イノベーションの作法』をレゴ🄬シリアスプレイ🄬の文脈で読む(1)イノベーションのためのコラボレーション論
『SHIFT:イノベーションの作法』は、ビジネスデザインのコンサルタントである濱口秀司氏による著作である。研究論文ではないものの、ビジネスでイノベーションを起こすための考え方が論理的かつ明快に体系化されている。
その内容を紹介するよりも、「もう実際に読んでみてください」としたほうが良いぐらい文章もわかりやすいので、内容をまとめつつ進めるというよりは、この本から、いくつかレゴ🄬シリアスプレイ
AIの発展による社会変化とレゴ🄬シリアスプレイ🄬のこれからについて考える
先日、組織開発の実践・研究を推進するODNJの研究会にオンラインで参加した。テーマは生成AIの発展が組織や人事の在り方にどのようなインパクトをもたらしていくのか、という内容である。
清宮普美代氏による2024年の組織開発のグローバルトレンドの話につづき、AIのトレンドに詳しい湯川鶴章氏と、自らAIビジネスと組織開発のフロンティアで活躍されてきた遠藤太一郎氏と刺激的な話が続いた。
完全な耳
アナロジーの力とレゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッド
新しい発想や問題解決策を生み出すときに、「アナロジー」が重要な役割を果たすと指摘する本は多い。
その代表的な本の一つといえる細谷功氏の『アナロジー思考』では、「アナロジー」とは、日本語で「類推」とされることが多く、その意味は「類似のものから推し量る」ということである、と説明がなされている。
この「アナロジー」は誰もが普段から使っている思考の一つである。私たちは過去の状況において得られた経
レゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドで「ハイ・コンセプト」な人材を創る
ダニエル・ピンクは、ビジネスに関する書籍のベストセラーを連発させているアメリカの作家である。
TED Talkにも登壇しており、そちらで名前を知った方も少なくないだろう。
彼の著作の中のベストセラーのひとつが以下の『ハイ コンセプト』である。
本書の発売は、2005年(日本語版2006年)であるのでもう20年近く前の本である。今、読み直しても内容は全く色あせておらず、発売当時には「本当
レゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドを使ったワークショップの記録について
レゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドのワークショップでは、参加者によって実に多くの情報が生み出される。
目的によって、どの記録を重視するのかは変わってくるため、そのことも考慮に入れて記録の対象について整理してみたい。
(1)モデル
レゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドを使ったワークショップにおいて、参加者は問いに合わせてモデルを作る。
モデルの全体と部分の表現の形状や色には、参加者によって意味