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レゴ®︎シリアスプレイ®︎についてあれこれ

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レゴ®︎シリアスプレイ®︎メソッドに関して「理解する」「応用する」以外で考えたことあれこれ詰め合わせ的に。
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2023年12月の記事一覧

2023年12月のレゴ🄬シリアスプレイ🄬のRTS錬成会の振り返り

2023年12月のレゴ🄬シリアスプレイ🄬のRTS錬成会の振り返り

まず、表題のRTSだがRealTime Strategyの略語である。

リアルタイム・ストラテジーはゲームジャンルの一つとしてしばしば使われる。例えば、インターネット通信などのマルチプレイ方式で、各プレイヤーが同時に味方の部隊を動かし、勝利を競うものであることが多い。

今回はそのようなものではなく、レゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドの一つの標準プログラムに「リアルタイム・ストラテジー」の名前が

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キャリア・トランジションの難しさをレゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドで乗り越える。

キャリア・トランジションの難しさをレゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドで乗り越える。

 DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー 2024年1月号の特集は「これからのマーケティング」であった。

 こちらの特集も興味深かったが、すぐに目を引いたのが、ハーミニア・イバーラ教授(ロンドン・ビジネススクール教授)の「なぜキャリア・トランジションは難しいのか」という論文である。

 イバーラ教授は「難しさ」を、トランジション(新たな仕事領域への移行)が制度化されていないこととアイデン

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テクニック系パーツの最小セットで「悪夢のようなマネジャー」を作ってみる

テクニック系パーツの最小セットで「悪夢のようなマネジャー」を作ってみる

レゴ🄬シリアスプレイ🄬メソッドでは、ワークショップを進めやすいブロックセットがある。

 その代表は以下のウィンドウ・エクスプロレーション・バッグ(WEB)である。

 これが1人分で大体51ピースのセットである。

 これは主に積み上げた表現がしやすいパーツが中心となっている。

 もう一つ、レゴ🄬ブロックにはテクニック系パーツというものがある。

 「リフトアーム」と呼ばれる穴の開いた棒

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