今年の文学フリマ京都オヌヌ

 ということで今年のオヌヌメの作品を厳選してきたので紹介したい。一応私は神社と嘘と怪談が好きで小説はあまり読まない、読書傾向もそっちに寄っているからその点だけ留意してほしい。

『WiZE』

 ここはどうも【漆黒の魔導書「ブラックロッド【全】」】という本を販売するようで私は魔術書というところに惹かれているのだがどうも分類を見るにラノベである可能性が高そうでラノベをあまり読まない私としては微妙でもある。有沢まみずという名で活動されていた方とみられる

『浪花天使』

 哲学をテーマにしたラノベという【僕とツンデレとハイデガー】を思い出すような作品を売るようだ。【ここより永遠に】などの作品を売るようだがどうも哲学とのつながりが見えにくいタイトルである。

『薄禍企画』

 拝み屋怪談で有名な拝み屋の織守きょうやさんや【ぼぎわんが、来る】などの比嘉姉妹シリーズで有名な澤村伊智さん、鬼畜系特殊設定パズラーの称号を持つ白井智之さんなどなど有名作家勢ぞろいで作品を出すようで楽しみが過ぎる。

『さぶたいとる』

 短編小説と狩猟エッセイを書いている方のようで私としては狩猟エッセイの実際の狩猟写真などグロさのある内容に惹かれる。

『山科ひび屋』

 VTuberの方のよう、少しずつ集めた怪談をまとめた書籍を販売してくださるそうだ。プロの怪談本は多いが半アマの怪談本は貴重で価値が高かろうと思う。

『日常茶番』

 日常に潜む怪談をテーマにした小説のようだ。怪異譚を好きであるから興味がある。

『稲麻竹葦』

 この方たちの作品はすでに読んでいる。神話をテーマにした考察と小説がセットになって一冊の本を成している本を出しており神話に関する深い知識と神話のもしもの小説は元となった(考察された)神社に行きたいという気にさせてくれる。

『都富恵』

 昔の本に載っている物語を現代小説風に変えた作品を販売するようだ。一言コラム(話に対する作者のコメント)の毒がアクセントになっていて面白い。実は作品を一冊家に持っている。

『OBAKE no SCALE』

 神社や信仰、妖怪などの考察書籍を販売している。すでにこの方たちの本も持っていて普通に研究資料としての優秀さに目から鱗の出来であり、読み物としても読みやすい。

『rn press』

 rn pressは嘘業界の光で嘘に関する小説やエッセイを集めた【USO】を毎年出している。もちろんここの本も持っているし何なら新刊【USO5】をもうネット販売の方で買ってしまっている

『たくちゃんのわくわくショップ』

 あのオモコロで活動されている方ということで気になっている。オモコロといえば【2秒で読める 世界クイック名作集】が有名でサイトも面白い、ゆえにそこのライターをされている方がどんな人なのかが気になるのだ。

『履歴書房』

 「正規の履歴には書けない本当の履歴を」をテーマにダークな履歴を収集したノンフィクションエッセイを販売しているようだ。ダークな部分というのはやはり気になるもの、ということで見てみたいのだ。

『烽火書房』

 京都の一人出版社でお店にも行ったことがあるから何を出すのかが気になっている。

『水野ゼミの本屋』

 最近主な活動場所である本屋の方に行かせてもらっている。絶版本の再販が主な活動のようだ。

『北海道大学石仏研究会』

 一人サークルのようだ。なんだか昔の私を思い出すし、普通に石仏図鑑を最近本屋で見てから石仏に興味があるからぜひ行きたい。

『ゴリラ映画館』

 映画の考察・レビューを主にした作品を販売するようだ。あまり私は映画のレビューというものを知らないからそれを知るために行きたいと思っている。

『大阪大学萌研究会』

 萌えをテーマにした企画、論考を販売するようだ。これまたニッチなテーマで萌えというサラッとながしていたものを研究している人がいるというのは気にならざるを得ない。

『大阪大学感傷マゾ研究会』

 いや大阪大学多いなぁ癖強いなぁという…去年も出店していて行けなかったため今年は行きたい。名のインパクトと青春・感傷・ノスタルジーについて書くという内容も気になる。たぶん売れるもん売り切って途中で帰ったタイプのサークル。

『古今怪奇刊行会』

 明治~昭和の珍事件・怪事件をまとめた書籍を作成しているサークルのよう。【日本怪奇事件史】だなんてタイトルはもう買うしかない。

『Αρχή βιβλία』

 サークル名が読めねぇというサークル。ギリシャ音楽を紹介する本ということで未知のジャンルすぎて気になる。

『Knit-K』

 貸し棚書店をやっておられる方のサークルのようだ。少しお話を聞きたい、あと、別の貸し棚してもらってるところにそろそろ行って売れていないやつ回収せねば

『L4 仮想生活研究所「ばららぼ」』

 メタバースについてのリサーチをまとめた本のようでこちらも私にとっては未知でかつ生活に根差しているから気になる。

『京都精華大学 戸田ゼミ メディア研究室』

 精華大は何人か知り合いがいるし姉が精華大卒だし何を出すのかがシンプルに気になる。

『アレ★Club』

 ジャンル不定で何かについて真剣に調べるという活動をしているサークル。本によって何を調べているかが違うため好きなものが見つかりそうだ。

『ゼロ年代研究会』

 2000年のことについて調べる研究会、今回はゲームについて調べるようだ。

『サトイモ発掘所』

 薄いが面白い、妖怪談を二~三収めた小冊子を販売しているサークル。こちらは本を持っている。

『サンライズ出版』

 滋賀の出版社、自費出版もやっていると聞く。滋賀なら大体この出版社の本を置いていて、かつ、マニアックな本が多いことが特徴。【近江の神道文化】は名作

『でんがみ』

 ホラーオカルトマガジン【怪談船】が気になる。

以上が気になった本である。残念ながら小説を買う気はあまり起きないから小説はほとんど入っていないから小説は各自調べてほしい。

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