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「会話する読書」で、もっと読書を気楽に

本を読むのには、いくつか方法があると思います。私は本と会話する読み方を知ってからというもの、孤独な作業のはずの読書が仲間とワイワイ話している感じに変化しました。

もしかして、この読み方って、当たり前になっている人は当たり前すぎて言わないし、知らない人は本の内容を受け取るだけになっているのでは?と思い、自分が体験した感覚をラフに紹介したいと思います。

内容を受け取るだけでは息詰まる?

本を読むのには、内容をそのまま読む、つまり書かれている内容をそのまま受け入れて理解する読み方が主流かと思います。自分も長い間、そうやって読んでいました。

しかし、内容を受け取るだけの受動的な読書は、テレビを観ていたり、音楽を聴いていたり、授業を聞き流しているのと変わりません。
どうしてテレビや音楽が受動的になるかというと、受け手側の意志で止めたり進めたりがしにくいからだと思います。だから読書においても、受動的な読み方は、ただ消費する一方になってしまう可能性が高いはずです。

受け取るだけ、鵜呑みにするのって楽ですよね。自分がなにもしなくても面白いものが受け取れるなんて、こんな良いことはないと思ってしまいます。人間、楽を知ってしまうと、ずっーーーと抜け出せなくなってしまう…。私も、そうでした。

会話する読書は「気軽」で「超・能動的」

本の特徴は、自分で読み進めたり、読むのを止めたりできることではないでしょうか。本と会話するのは、この特性を生かしています。イメージとしては『東大読書』で紹介されていた「取材読み」に近い感じです。

自分は「取材読み」よりも、もっとライトな感じで、書いてある内容と会話している感じで読みます。問いを立てて、答えるような型式ばったこともやめます。
たとえば「それってどういうこと?」とか、「それって本当?」とか会話と同じような感じで頭の中で呟きながら読んでいきます。ときには「おー、いいね!」とか、「よくわかんないんですけど…」みたいな親しい感じで応答していきます。

そうすると、どういう感覚になるかというと、一人じゃなくて、二人で話しているようになるんです。だから仲間とワイワイ話している感じに近く、読書が「会話」になるんです。

読むことを楽む!

私は対話しながら読書ができることを知ってから本を読むこと自体がアップデートされた感じになり、とても楽しくなりました。逆に受動的な読書がつまらなくなってしまいました。ただ読んでいるよりも、会話しながら読んだ方が断然面白い!

アウトプットするとか、記憶に残すとか読書にはいろいろな目的があると思います。でも、ただ楽しく本を読むのもいいのではないでしょうか?その方法の一つが「会話する読書」だと思っています。

一応、書いておくと、自分は人とワイワイするのは好きな方ではありません。よほど親しい人でも、一緒にいるよりも一人でいる方を選びます。そんな私でも「会話する読書」は楽しいと感じます。その理由は、自分勝手に会話できるからかもしれません。

会話する読書、おすすめです!

みなさんも本と会話してみませんか?気楽に、「ほー」とか「へぇ〜」と頭の中で呟きながら読んでいけばOKです!

今まで受動的な読み方をしていた方は意識しないと、ただ受け入れている状態になっていることにも気づけるはずです。

会話する読書なら、今まで読んだことのある本でも新しい感覚で読めると思いますよ!



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