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【でみめん二次創作】バド 店番のぬいぐるみ 写真まとめ

まえがき ぬいぐるみを作った経緯について



こんにちは、kikiです。
色々作るタイプのオタクです。

今回はスマホゲーム「でみめん」の二次創作の話をします。

でみめんについては、前回の記事をご覧ください。

でみめんは、私の記憶が正しければ、一年という短い運営期間の中で一度だけ、公式グッズの販売をしています。(キャンペーン等は除いています)

それが、eチャンス!というオンライン上のハズレなしのくじサービスを利用したもので、一回約700円でランダムにアクリルキーホルダーや缶バッジ、上の方の賞ではぬいぐるみなどが当たるようになっていました。

↑くじのページはまだ残っています。やけに画質のいいトップ画像と、でかでかと鎮座した「販売終了しました」の文字が悲しすぎる...

しかし、当時学生だった私にとって、一回700円でなおかつ最推し(1番好きなキャラ)のグッズが必ず買えるわけではない、しかも初めてのオンラインのくじは、かなりハードルが高いものでした。

今考えると、くじ系のグッズに関してはネット上での交換などの素晴らしい文化があったなと思うんですが、コミュニケーション能力の欠如が著しいオタクには無理な話でした。(過去形にしてるけど今も)

もちろんコンプリートセットなども買えるはずはなく、泣く泣くくじの購入を諦めました。今はめちゃめちゃ後悔してるし、もし選んで買えるタイプのグッズを出してくれていたら、微々たるものでも運営資金の補助ができていたかもしれないのに、という種類の無念さもあります。初めてのグッズ販売なら、できれば広く浅く消費者層に購入してもらうつもりでやってほしかった...。そう簡単にいかないのも分かってますが...

というわけで唯一、私が自分で買ったでみめんのグッズは、特集記事が載った雑誌「胸キュンゲーム情報誌 オトメスタイル」と、その付録の、ミミック風のキャラクターのトラップくんのクリアファイルのみとなりました。今でも丈夫な袋に入れて、大切に保管しています。

オトメスタイルvol.12 表紙
裏表紙 でみめんの世界で発行された雑誌風になっています。表紙より表情の柔らかいトラップくんがかわいい。

でみめんの最推し(1番好きな)キャラ

そして、そんなでみめんの中で私が1番好きなキャラクターは、寡黙な古本屋さん、ツートンカラーの髪とお揃いの大きな翼を持った、バドさんです。

私は元々短髪で思慮深いキャラを好きになる傾向があるんですが、アプリのリリース前に公式サイトを見てバドさんが気になり、少し掠れ気味で落ち着きのあるゆったりしたサンプルボイスを聴いて、あぁこれは確実に好きになってしまうやつだなと思いました。(CV:室元気さん)

ビジュアルもかなり好きで、私は野鳥の観察を趣味にしていることもあり、丁寧に描かれた羽根を見てなんだかやけに嬉しかったことを覚えています。

実際に人間が翼を持って飛ぶには、今の倍の筋肉量が必要でなおかつかなり体の構造を変えなければならない、などという話を聞いたこともありますが、それを踏まえても想像上何となくリアルに飛べそうな感じを受ける筋肉量(胸筋)とか、しっかりした質感と大きさの羽根も好きです。

©︎Lapland.Inc


この画像は、今は亡きでみめん公式サイトからのスクリーンショットです。私は詳しくは分からないのですが、サイトのドメインから過去に遡って閲覧できるサービスがあるようで、それを使いました。
こちらの鬼塚さんのツイートから知ることができました。ありがとうございます。


バドさんについては、本当に大好きなのでちょっと一言では語り尽くせないのですが、重要な情報を2つだけお伝えしておきます。

  • 28歳

  • 一人称が「俺」

ないなら作ればいいじゃない

そんな感じで、私はバドさんの公式グッズを持ってないわけですが、無いなら自分で作ればいいじゃんということで、元々趣味だった裁縫を活かして、こちらのぬいぐるみを作ることにしました。

バドさんは1人でお店を切り盛りしているので、レジを少し離れる時などに置いていくぬいぐるみという設定です。
©︎Lapland.Inc


でみめんにはアクセサリーと呼ばれるアイテムがあります。ほとんどが、キャラクターの仕事に関するグッズや、いつも持っているものや使っているものがモデルになっています。

ゲームシステムにおいてはいわゆる装備品で、装着すると、アイテムごとにキャラクターの攻撃力や防御力などの能力が上がる仕組みになっていました。

このぬいぐるみもその一つです。

下調べを色々していると、自分で推しのぬいぐるみを作っている方は結構いらっしゃって、いざ作るぞという時にすごく勇気をもらいました。特に、ツイートをまとめて丁寧に解説してくださっている方がいて、めちゃくちゃ参考になりました。アカウント名など忘れてしまい、該当のツイートは見つけられませんでした...すみません...

以下、時系列順にぬいぐるみの写真を並べていきます。
一応、途中写真と完成写真くらいに分けておこうと思います。
(ぬいぐるみですが、一部解体写真を含むので、苦手な方はご注意ください!)

店番ぬいぐるみ 過程写真まとめ

2020/2/15 意外にも?ズボンから作り始めました。
2020/2/17 靴を作りました。ぬいぐるみなので実際は靴紐までは無いかなとも思いましたが、バドさんの私服の靴のデザインがかなり印象的だったので、追加してみました。
刺繍がガタガタですね。


これは当時のやばいツイートです。何か一回アーカム・アサイラム(バットマンの世界での精神病院)に入ってますね。私はDCコミックスも大好きです。

勉強は普通にしろと思います。ほぼほぼ先輩と友達のおかげなんですが、卒業できてよかった。

2020/2/18 刺繍をしようと下絵をフェルトに挟んでいるところ。私は未だに刺繍の正しいやり方を知らないので、いつもなるべく薄い紙に下絵を描き、その下絵ごと縫い付けておいて後から紙を破り捨てるという、かなり効率の悪い方法をとっています。
何か素敵なアイテムをご存知の方は教えてください。
2020/2/18 刺繍ができたところ。この、バドさんの私服のタコTシャツは衝撃的だったなぁ...あまりにタコすぎて。
後にバドさんの固有スキル(必殺技みたいなの)のモデルにもなり、その時にこのタコは「ど根性ガエル」のぴょん吉的な感じで生きていることが判明し、二重に衝撃を受けました。
2021/4/18 上記のズボンとTシャツの刺繍がうまくいきすぎたあまり、その先の難関であろう上半身を作る気力が失せ、なんと一年以上も放置していました…
今年のバドさんのお誕生日(4/22)には間に合わせようと、やっと重い腰を上げた感じです。それにしたってギリギリすぎるけど。
これはまだ眉もなく虚無すぎる顔。
2021/4/18 同時進行で頭、羽根、腕を作っているところ。失敗した腕と奥に下半身が転がってて、すごい怖いですね。
2021/4/20 浮いた髪を押さえるための接着剤をつけ、裁ち鋏で重石をしているところ。なんかいいなと思って撮りました。
髪は苦労したけど、可愛く作れてよかった。
2021/4/21 いよいよ完成を目前にして撮った写真。本当は上着のボタンにはちゃんとボタンの機能を持たせたかったんですが、散々探して良いデザインとサイズの物が見つからなかったので、小さいスナップボタンを縫い付けてから、100均のアイロン接着のスタッズをその上につける方法に落ちつきました。
脱ぎ着させやすくて、結果的には気に入っています。
後ほど、この写真で大失敗します。

店番ぬいぐるみ 完成写真まとめ(2021/4/22 バドさんのお誕生日)

2021/4/22 ようやく完成です!長かった〜!
なんとお誕生日当日の、しかも23:44完成。ギリギリすぎる。

実際はこの写真をお祝いツイートにしようと思っていたのに、うっかりひとつ前の、袖を縫い付ける前の写真を使ってしまいました...
↓これがその問題のツイートです。

しかも仕上げた達成感でしばらく気づいてなかった...

後から気づいて、でみめんでかつてあったクイズイベントの選択肢になぞらえて1人でウケてる。

こちらがそのクイズイベントの画面です。1番上のダンサーとか、明らかにそのキャラにあり得ないだろみたいな選択肢を置いて笑わせにきてる。
肝心の「バドの私服は?」という質問のスクリーンショットが見つかりませんでしたが、その選択肢の中に「ワイルドに破れている」というのがありました。そんなわけないだろ。
©︎Lapland.Inc
2021/4/22 背面はこんな感じ。このジッパーは、バドさんのデザインを担当されたイラストレーターのおおつきべるのさんが、でみめんサービス終了後に公開して下さった設定資料から着想を得ています。非公式だと念を押されていますが、現実味があって、すごく素敵なつくりだと思いました。
あと、ジッパーが分かれるタイプか分かれないタイプか判断しかねましたが、友人に聞いたら分かれるんじゃないとのことだったので、そのようにしてみました。

こちらのページを参考にジッパーの長さを調節しました。自力でできるんだとこの時初めて知りました。

また、件の設定資料は、おおつきべるのさんご本人がnoteにも投稿して下さっています。是非ご覧ください。

2021/4/22 首からかけている「すぐ戻ります」と書かれたボードも厚紙と紐で作りました。頭が大きいのでつけ外ししやすいよう、紐の片方は結んで、もう片方は端をボンドで固め、穴に差し込むだけの作りにしました。
良い感じのフォントがなかなか見つからなくて、消化不良です...これなんじゃない?というものがあれば、是非教えてください。
2021/4/22 バドさんが私服の上着のポケットにいつも入れている、羽根ペンと文庫本も作りました。本は実際に開けるようにもなってます。本文わからないので中真っ白ですが...
私は本物に近い機能を有したミニチュアが大好きです。ミニチュアキッチンと固形燃料で料理する動画とか延々見ちゃう。
これが公式のお知らせ画像ですね。Twitterの皆さんの解読により、タイトルは「ある鳩の告白」らしいことが分かったのですが、作者名までは読めませんでした...なので、印刷した紙には、中国語のなるべくごちゃごちゃした文字を入れて誤魔化しています。
もし本文の内容まで知らされていたら、それも再現しようとしてしまったと思います。
今からでも遅くないので、是非設定資料集も出してほしいところ...。誰か...。
©︎Lapland.Inc
2021/4/22 なぜか2021/3/7の深夜1:30に急に作りたくなって作っていた、バドさんをイメージしたマグネットピアスもお遊びでつけてみました。
実際、バドさんはピアスとかしなさそうだな。少なくとも、体に穴を開けるという行為になんとなく嫌悪感持ってそう。(偏見)

この日、匿名メッセージサービスのマシュマロで嬉しすぎる感想をいただき、感無量でした。自分でもよくやったと思うんですが、やっぱり人様から褒められると格別に嬉しいですね。いい思い出になりました。

店番ぬいぐるみ 周辺小物や追加衣装等の写真まとめ(順次追加)

2021/5/15 バドさんの手作りのブックカバーを作りました。ちゃんと文庫本にセットできるようにし、尚且つ開けるようにもしました。
2021/5/15 カバーを開いたところ。公式画像ではボタンに糸を巻き付けて閉じる構造に見えたので、そのように作りました。この、小さい白黒のボタンを探すのが地味に大変でした。ネットでドール用のボタンなどを探しまくりました。4つ穴ボタンは流石に無かった...。
これ、正直本を読むには結構持ちづらい構造だとは思うんですが、持ち運びするときにページが捲れたり、本の小口が痛んだりしないことを優先したんじゃないかなと思いました。
そう考えてみると、物を大切にするバドさんらしいなと思います。
こちらが公式のお知らせ画像です。バドさん、私なんかよりずっと縫い目が細かくて丁寧で偉いなぁ...とか思ってましたが、今考えてみると、手作りとは言っても手縫いなわけではないかもしれませんね。
バドさん、家にミシンあるのかなぁ...それとも誰かに借りたりしてるのかな。1番低速にして少しずつ縫ってそう。
©︎Lapland.Inc
2021/5/15 友人から、タコTの刺繍すごいんだからもっと推してけよ!とのありがたいお言葉をいただき、撮り直した写真です。
2021/5/15 上に同じ。
2021/10/24 そろそろ服のバリエーションを増やしたくて、イメージのためにプリモコプエルの服を着せてみたところです。思ってたより全然ブッカブカだった。
2021/10/24 同じくプリモコプエルの冬服です。プリモコプエルは私が小さい頃からずっと家にいるので、これはおばあちゃんにかぎ針編み習いたてくらいの頃に作った物だったりします。
バドさんマフラー似合うだろうな。
2021/10/25 この頃は編み物に凝っていて、編み物ならゆるく編めば羽根の出し入れがしやすいしいいんじゃないかとも思い、色々作ってみてました。まず人間サイズの服を作って編み方を覚えては、それを小さく編みなおしてましたね。
2021/10/25 背面。どう見ても穴を作るのに苦労してますね。


↑こちらはかぎ針編みにおける私の心のお師匠(勝手に)、コカキコさんのレシピです。いつも編み始めからすごく丁寧に解説してくださっているので、非常に分かりやすく、初心者にも易しいです。

2021/12/26 着せやすさを考慮して、前開きタイプの上着も編んでみました。やっぱり私服の上着で見慣れてるのか、白はしっくりきますね。
2021/12/26 背面。今度のレシピは段が縦向きになっているので、前より羽根の穴あけが綺麗にできました。

こちらも心のお師匠、コカキコさんのレシピです。先に自分用に極太毛糸でも編んだんですが、今でも冬の屋内上着レギュラーメンバーです。
透かし編みがすごく可愛いんですが、それでもめちゃめちゃあったかいです。

2022/1/8 別で詳しい作り方を記事にしようと思いますが、バドさんの持ち物である扇子も作りました。

バドさんは、でみめん最後の投票イベント、「浴衣を着るならこんなふうに...大プレゼン大会」において、栄えある1位を獲得したことがあります。
こちらが結果発表時の動画です。1人だけ明らかにリズムがずれているところがかわいい。

その時の浴衣がすごく素敵なので、いつか作りたいと思っています。ですがなかなかハードルが高そうなので、浴衣といえば扇子だろうと思い、先に手をつけ始めました。結果、本体はできたんですがタッセルがうまく作れず、作業は停滞しています...

こちらが公式のお知らせ画像です。墨汁のようなグラデーションが、渋くてかっこいい。
こちらもTwitterの有志の方が解読して下さっていて、漢字の当て字で「波渡」と書かれているのでは...?との事だったので、ケースを作る暁にはそれも再現しようと思います。


2022/5/1 エルピダの隊服にもやっと手をつけ始めました。順番逆じゃないか?と自分でも思いますが、服の模様が明らかに難しそうで...。
案の定腕章で手間取り、今はまだノースリーブ状態です。

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