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記念日はつくれる!5/18「ことばの日」制定の舞台裏 ~いつまでも続く記念日のはじまり!~

みなさん、こんにちは。
「言葉の企画2019」の企画生、立山紫野です。

「言葉の企画」は、コピーライターの阿部広太郎さんが主宰の「企画でメシを食っていく」講座スピンオフです。全6回・半年間開講され、先日の10月5日に最終回を迎えました。

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この講座から生まれた「ことばの日をつくろうプロジェクト(=以下、ことばの日PJ)」は、第1回目の課題「一生忘れられない経験を企画する」に対し、「言葉の企画」が開講された初回5月18日を「ことば(5+10+8)の日」という記念日とし、実際に制定しよう!という主旨で考えた企画です。

ありがたいことに、多くのメンバーが有志で集まり、「言葉の企画」講座と並行して、課外活動として「ことばの日PJ」に取り組んできました。

「『ことばの日』が、日本記念日協会に認定され、言葉の企画最終日である10月5日に、みんなで記念日登録証と一緒に写真を撮る、そして最高の乾杯をする!」

みんなで共有した想いを実現すべく、この半年間企画生と一緒に何度もミーティングを重ねてきました。(メンバーは初回20名から、ついに、50名を超えました!)

言葉の企画最終回までのラストスパート。
今まで走り抜けてきた様子を、過去4回の記事に引き続き、私からレポートさせていただきます!
ぜひ、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。


▼目次
・私たちの、ターニングポイント
・緊急ミーティング
 ことばの日PJメンバーのチーム力、炸裂!
・どきどきの結果発表
・最高のファイナルと、最高の乾杯。
 これまでの半年間を、一生忘れない。
・おわりは、はじまり。第2章のはじまり。


▼私たちの、ターニングポイント

以前、一般社団法人 日本記念日協会の代表理事である加瀬清志さん(=以下、加瀬さん)から、教わった「記念日づくりは文化づくり」という言葉をきいてから私たちの本気度が、ぐっと増しました。(この時の様子は、こちらの記事から)


「ことばの日」の目的や由来、そして「ことばの日」を通して、世の中にどんな文化をつくっていきたいのかを真剣に考えるようになりました。

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企画生の参加人数がどんどん増えていくにつれて、目指しているゴールが人によってばらばらであることや、本音をどこまで話していいのか不安になるなど、大きな壁にぶつかりました。

その葛藤と向き合いながらも、みんなで乗り越えた様子を河地真里さんが前回の記事でまとめてくれました。
彼女は、毎回みんなの議論をホワイトボードに、わかりやすくまとめてくれます。共通認識を持って毎回の会議を有意義に進めることができたのは、彼女のおかげです。

▼前回のレポートはこちら。


第4回目のミーティングは、
私たち言葉の企画生は、「ことばの日」を何のために作りたいのか、つくったあと世の中に対してどこまでの浸透度を目指すのか、「ことばの日」のゴールイメージを全員で共有し、目指すべき矢印の向かう先を合わせようと話し合いました。

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参加した全員がそれぞれ思うことを、自分たちのことばで話し合う時間でした。振り返ってみて気づいたことは、この第4回目が、わたしたちにとってのターニングポイントになった、ということです。


みんなが本音で話して、みんなの本音を受け止める。この時間があったからこそ、今があると断言できるくらい、私たちにとって本当に大事な時間でした。

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みんなのすごいところは、自分の中ですとんと落ちない意見があったとき、否定するのではなく、その子の話をとことん聞くところです。そして、より良くするためにはどうするか、みんなが納得するまで聞くという姿勢があります。

小さなもやもやも、
その都度みんなで解消していきました。
本音を話せたことで、みんなとの心の距離が、ぐっと近づきました。

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▼緊急ミーティング。ことばの日PJメンバーのチーム力、炸裂!

第2回目のミーティングから約2か月が経過し、毎月の講座後以外にも参加できるメンバーで集まりながら、申請書の土台をつくっていきました。

日本記念日協会の加瀬さんがいらっしゃったときに、私たちの目標である「講座最終日10月5日に、登録証をもってみんなで写真を撮りたい」という想いを加瀬さんに伝えていました。

最終日に間に合わせるために、スケジュールを逆算していくと…日数も少なく、8月末までには何としてでも提出しよう!とみんなで目標を掲げ、次回ミーティングは8月26日と決めました。

しかし、
8月21日に、日本記念日協会から届いた1本のメールで状況が一変します。

【10月5日の「言葉の企画」で発表&登録証撮影という段取りであれば、次回の審査会8月27日で審査したい】という旨の連絡をいただきました。】


・・・・やばい。


集まる予定日は審査会前日の8月26日。
FAXを無事に届けることも考えると、前日の提出はリスキーすぎる!どうしよう!緊急ミーティングをやりたい!とみんなに連絡しました。

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ここからのチームワークが本当にすごかったんです・・・!

会議室を確保してくれるメンバー、時間内に終わらなかったときに次の会議場所も手配するよう動くメンバー、遅い時間からでも参加しようとしてくれるメンバー、遠隔からZOOM会議で参加すると手をあげてくれるメンバー、参加できないが全力でLINEからエールを贈ってくれるメンバー、ほんとうに、ほんとうに皆頼もしかったです。改めて、最高のチームだなぁ・・・と何度も何度も噛みしめました。

決戦の8月22日当日。
ミーティングは夜からなので、午前中できるところまで進めようと、
申請書の内容をみんなでLINE上で意見交換しながら、全員で夜のミーティングがスムーズに進むように協力してくれました。日中のみんなの協力のおかげで、夜のミーティングでの話し合いは項目ごとにブラッシュアップができました。

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(前日夜の連絡に、集まったのは16人…!ZOOM会議でも参加してくれたメンバーもいます)

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(真里さんがまとめるホワイトボードを見ながら話し合いは進みます)

今までブレストで出し合ってきたアイデアや意見、ぐるぐる何周も話した「ことばの日チームとして目指すビジョン」、今までたくさん考えてきた土台がありました。
今までの積み重ねがここで活きてきます。みんなの目指す想いは一致していて、あとは、その想いを表現するぴったりの言葉探しに全員が集中しました。

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自分たちの想いは、どんな言葉で表現すると一番しっくりくるのか。人に覚えてもらうには、思い出してもらえるためには、どんな言葉がいいのか。

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(みんなで楽しむ。大詰めのときも、「楽しむ」ことを忘れません!)


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最後の大詰めミーティングは、終電覚悟で集まりましたが、
みんな「22時完全撤収、延長しない!がんばるぞ!」の勢いでガツガツ進めました。


そして

ついに!

ついに!!

申請書が完成!!!


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みんなで「おわった~~~~!!!」と喜んで叫んだあの時間はとっても幸せでした!♥

平日夜20時から16人も集まってくれる仲間がいることに感謝し、現地に来れなくても、LINE上でコメントくれるメンバーもいたので、全員でこの申請書をつくったぞ!みんなで、やりきった!達成感でいっぱいでした。

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(やりきったみんなの後ろ姿を、ぱしゃり。)

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(申請書提出後のおつかれドリンクは、おいしかったし、みんないい笑顔でした♪)


自信をもって送り出した申請書
翌日、みんなでつくった申請書を、雨が降る中濡れないように大事に抱えて
お昼休みに、コンビニのコピー機からFAXで送信…!

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(送る様子を動画におさめ、みんなに共有。)

5月27日からはじまって、「ことばの日」について考えてきたみんなの想いが、届きますように!と自信をもって、FAXの送信ボタンを押しました。
(送信完了の画面を見ながら少しにやけちゃいました。)



絶対に大丈夫。合格すると確信し、私たちはことばの日のイベント実行案について考え、動き始めました。

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ひと段落終わっても、一休みして満足しない。
次へ次へと進むこのチームは、本当に熱くて最高なんです。


▼どきどきの結果発表

記念日合格の結果発表方法は、合格だった場合のみ、書面で合格通知が届く。不合格の場合は、連絡は来ないらしい。(…怖い)

合格と書かれた文書が届くことをひたすら願い待った、2週間。
忘れもしない9月1日。BUKATSUDOの平賀さんから連絡が…!


「届きましたよ!!!やったー!!」


ひゃ~~~~~!この感情を表すぴったりの表現が浮かばなくてわちゃわちゃしたのを覚えてます。早くみんなとこの喜びを共有したかったけど、みんなには講座時に発表することになりました。

言いたい。言いたい。何人かの言葉の企画生から、「しのちゃん結果届いた?」と聞かれる質問に、知らないふりをして返すのは、難しかったです…。(あとから聞いたら、よそよそしい返事に察してたらしい。)


待ちに待った、みんなへの発表の日!

言葉の企画講座終了時に、「しのさんより皆さんに伝えたいことがあるそうです」と阿部さんからパスを受ける。合格通知書を握りしめて、みんなの前に立つ。
阿部さんが鳴らすドラムロールに合わせ、
合格しました!」とみんなに報告しました(^^)!♥

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嬉しかったなあ。


最高のファイナルと、最高の乾杯。これまでの半年間を、一生忘れない。

そして、ついに、言葉の企画も最終回。
少し早めにBUKATSUDOへ行きました。

「届きましたよ」と渡された箱を開くと・・・


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本物の登録証が!


登録日は、10月5日
この日付もみんなで「10月5日」に決めました。

5/18から考え始めて、
最後の言葉の企画の10/5に登録されるってなんかいい。
最後の講義の日付まで覚えられる。
「5+10+8」と「10+5」で回文みたくなっててなんかいい!
余ってる8は、横にして、∞にしちゃう。
ずっと、終わらない、ことばの日(こじつけ)


さすが言葉の企画生、
登録日にも、心地いいこじつけを考えます。


10月5日、日付が変わり、日本記念日協会のHPを検索してみると、正式に公開されていました!

新しく登録された記念日に…「ことばの日」!

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5月18日は、「ことばの日」!

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みんな最高の笑顔!!!

「『ことばの日』が、日本記念日協会に認定され、言葉の企画最終日である10月5日に、みんなで記念日登録証と一緒に写真を撮る、そして最高の乾杯をする!」

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この想いをひとつの目標に、走り続けて10月5日言葉の企画最終回に、本当に叶えることができました。
ひとりじゃできないことも、みんなとならできた。
喜びをかみしめながら、登録証を持つ手がじんわりあったかくなりました。


▼おわりは、はじまり。
 第2章のはじまり。

無事に認定され、「ことばの日」が世の中に正式に誕生しました。

ここが、ゴールではありません。
むしろ、ここからがスタートです。

ことばの日のビジョンは、
「ことば」を大切に使い、「ことば」によって人と人とが通じ合えることに感謝し、「ことば」で暮らしをより豊かにすること。

このビジョンを実現していくために、
私たちは前に進みます。
ことばの日」を、
みんなで楽しみながら、つくっていきます。

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来年の5月18日に向けて、ことばにまつわるイベントを企画していきたいと考えています。
言葉の企画生として始まった5月18日~10月5日までを第1章とし、
これからの活動は、『第2章のはじまり』として応援していただければと思います!


第2章の1ページ目として、参加するイベントがあります!!

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▼11月3日(祝・日)の「企画祭〜湯気ある時間〜」@横浜みなとみらいBUKATSUDOhttps://kikakumeshi.jp/kikakusai/
企画や言葉にまつわるイベントや展示を行います。言葉の企画生たちと考えた「ことば」にまつわる企画が盛りだくさんです!

記念日トーク

日本記念日協会に「ことばの日」が登録されるまでの話や記念日のつくり方など、
5/18ことばの日 制定トークイベント』を行います!

ぜひ、お越しください!

▼さいごに

日本に記念日をつくる体験なんて、人生でなかなかしないはず。
記念日をつくる過程を記録として残し、外へ発信していくことで「ことばの日」へ込められた企画生の想いを世の中の人へ知ってほしい。
いつの日か、本当に「ことばの日」ができたときに、自分たちの軌跡を振り返りたい。そんな想いから、ことばの日PJ内で広報チームを立ち上げ、プロジェクト活動様子を記録し発信してきました。

ことばの日PJの活動を通して、
たくさん言葉と向き合いました。みんなと言葉を交わしました。
ことばの力」を信じ感じた半年間でした。

半年間走り続けてくれた仲間と、その仲間の様子を発信し続けてくれた広報チーム、私たちの活動を応援してくださった皆様に感謝の気持ちを込めて。

愛が溢れすぎて、つい長くなってしまいました。
ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。

これからも、どうぞ、よろしくお願いいたします!


ライター:立山紫野
編集:坪田拓郎
写真:岡本彩菜清水美樹





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