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ダメだと分かっているのに…

自分の思い通りにいかないイライラや不安、焦り、楽しいはずなのに何か違う。ちゃんとやってるのに認められない…そのモヤモヤを友達や誰かに知られたくない…怖かったんだろうな…あの頃。

『吐きと下剤』
何がきっかけだったのかは忘れてしまいましたが、幼少期からずーっと体格が良く、高校生の頃のジャージは、XL。顔が面長だったし、仲良しメンバーも、似たような体型だったから、痩せてないのは分かってるけど、自分達の体型をネタにして「なんかうちらの周りだけ空気薄くなーい?」(笑)並んで歩いている時は「廊下、急に狭くなってなーい?」(爆笑)なんて楽しんでいました。短大になり、しょっちゅう合コンやっても、全然彼氏は出来ないし。それでも、あー、私は彼女っていうより、お母さんタイプになっちゃうからなんだな〜😅ま、いっかーぁ楽しいし❗️って思えていた時もあったけど、全てが上手くいかない気がしたモヤモヤの時期になると、全部、この体型、顔のせい❗️って思えて…でもダイエットしてるって知られたくないし、食べたいし…いろんなカロリーカットのサプリを試してみたり。テレビで食べて吐く…ってのを見た時は、そんなに簡単に吐けるもの?それは……ちょっと………って思っていたけれど、友達と、バイキングに行った日だったかなぁ〜食べてしまった罪悪感や、就職も決まってない焦り、それなのに遊んでる自分に自己嫌悪だったり…家に帰って、妹がまだ帰って来ていなかったから、トイレで吐きに挑戦。少しでも吐けると、安心感…。
そんなことを繰り返す様になり、吐くコツも覚えると、友達から「痩せた?」と言われ、キツかった服がゆるくなったり、服を買いに行って試着しても、服が大きすぎるって今まで知らなかった快感を感じるようになり…その頃には毎朝、便が出ないと一日中落ち着かなくなって、下剤。妹から姉の激痩せを聞いて心配している両親の言葉も念仏にしか聞こえてませんでした。

『痩せたからといって』
痩せたからといって彼氏が出来る訳じゃないし、就職が決まるわけじゃないし。一緒に遊んでたメンバーも就職実習が始まったりで、ますます焦りと落ち込みと…吐き行動はどんどんエスカレートしていき、大して食べてもいないのに吐かないと落ち着かなくなり…もう、私は卒業までに就職出来ないかも。その時に思ったのは、「親に怒られる」「恥ずかしい」「どうしよう…」でした。
しっかりものの長女じゃなくなってしまう…って。
そんな日々でしたが、卒業が近づいてきた2月の半ばに、ギリギリ幼稚園に就職が決まり、そしてすぐに就職実習もスタートしました。

卒業前に就職が決まり、これで怒られなくて済む。良かったーーーという思いと、次は、通勤問題に…。
地図上では、そんなに遠くないけれど、出勤時間に間に合う交通機関が……
免許🚗取らなきゃ❗️❗️❗️
焦りと不安は続き、吐き行動も続きました。そしたら……

ここまで書きながら、今、21歳になった娘の高校、専門学校時代を思い出していました。
あぁ〜〜〜、私と同じだったんだ…な…って。なんでこんな思いや体験をしてたのに…
娘の部屋に下剤や、鎮痛剤、吐いていることに気付いた時には心配で心配で……下剤や、吐きをやめさせることしか考えられなかったんだろう。心配しすぎてヒステリックな母さんになっていました。
なんで吐こうとするようになったのか聴いてあげなかったんだろう…
書きながら、ウルウル😭してきちゃったので、ここまでにします。

なんだか今回は、重い気持ちになってしまうような文章で、すみませんでした🙇‍♀️読んでくださり、本当にありがとうございました。

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