新時代の人間関係の作り方
わたしはイギリス暮らしが25年を超え、日々英語を使い生きていて世界各国出身の人たちと日々出会う
それこそ日々、(違う文化)と接してカルチャーショックが当たり前で生活してるつもりだけど...
それでも日常で(異文化)に出会うことはしょっちゅう
最近、リアルで起こったこと
バレエで一緒にベイシッククラスから同じで最近、一緒に上級者クラスに上がった欧州出身のGちゃん
彼女とはまあ去年からずっと知り合いだからスタジオで会えば2-3言葉を交わす仲間
彼女はすごく社交的なタイプではないけれどまあ普通に仲良くしてたつもり
ところがある日、スタジオに入ってきた彼女に
声をかけてたら
思いっ切り
シカトされた!
えっ?
アタシ、なんかした??
彼女を怒らせる様なことしたっけ...
あわわわ!
一瞬にしてパニック
あゝ
アタシみたいな上手でないダンサーがこの場所にいるのが気に入らないのかしらん.....
みたいな完璧な被害者意識に陥り
ここから気持ちを逸らすのに
実はちょっと時間がかかった
それ以来、なんとなく彼女に声をかけづらくなっちゃって...わたし達の間にはとっても冷たい空気が流れてしまう様になった
この上級者グループは体育会のノリの結束が強くグループのチャットがある。
何故かわたしは初回からこのグループに登録されていて
サー!諦めたら終わり
サー!怖気付いたら負け!今週も休まずおいでよ
サー!あなた上達してるわよ!自信を持って
みんなが優しく声をかけてくれるから
冷や汗をいっぱいかきながら努力を続けている
このグループチャット内で
Gの話題が出た
Gはこのグループチャットに招待されたけれど自分から辞退したそう
このグループのリーダーのSが
Gに話しかけたけど無視された
Gに睨まれたなんていう経験をした人がこのグループ内で何人かいる
そういうわたしも彼女に話しかけて思いっきり嫌な顔をされて落ち込んだばかり
でも
みんなどうか彼女の行動を(悪く)取らずに
これが彼女の人間関係の作り方だと認めてあげて欲しい
ここはグループの結束が固いから
こういう付き合いに苦手意識がある一匹狼風な人にとっては実はキツい場所だと思う
彼女から返事が返ってこようが返ってこなかろうか普通に挨拶して、
彼女のパーソナルスペースを守ってあげて!
彼女からフレンドリーな対応がなくてもいちいち気にしない
それが彼女だと受け止めてあげよう
そんな提案をしてくれた
Gに冷たくされたっていちいち落ち込んでいたけど
あゝ彼女はこういう人で
ある種の不器用な人なんだな
と理解ができればそれはそれでオッケーと思えるから不思議
多分
これからの人間関係ってこんな風にするのが正解なのだと思う
わたしと相手
同じように行動しない(できない)けれど
そこの差を埋めようとしない
そこの差を理解する(相手に理解できる様に開示していく)
これができる様になるのが理想形なのかな
始めまして 喜花(キカ)です 南ロンドンで鍼灸、漢方、カウンセリング専門のクリニックを経営しています。愛する東洋哲学、東洋的な身体、精神との付き合い方、イギリスで長く生活するコツなどを綴ってます