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《前編》「”目の前の興味”がやりたいことを見つけるヒント-過去編-/22歳大学生」〜点と点が繋がる〜【EPISODE.16】

この記事は前編で、『後編「”目の前の興味”がやりたいことを見つけるヒント-現在編-/22歳大学生」〜点と点が繋がる〜【EPISODE.16】』とセットです。合わせてご覧ください。

▶︎プロフィール

ともかさん(22)

東京の高校卒業後、大学へ進学。1ヶ月の短期留学、アルバイト、大学を休学して留学、学生団体の立ち上げなど様々なことを経験。現在4年生。

▶︎はじめに

ー学生生活で経験したことを教えてください

ともかさん:法学部での勉強に加えて、9つものアルバイト、海外ボランティアサークル、1ヶ月間の短期留学、学生団体の立ち上げ、バックパッカーでの海外一人旅、休学して3ヶ月の留学、国家資格習得などです。

▶︎大学1、2年生

ー様々なことへチャレンジしようと思ったきっかけはなんですか?

ともかさん:特に何も考えず、その時々で興味を持ったことに飛びついていました。大学で何か成し遂げたいことや、大きな目標があるわけではなかったので、入学当初は、まずはサークルに入って友達と遊んだり、アルバイトをしたり、いわゆる”普通”の大学生活をスタートしました。
しかし、一年生の夏に初めて海外へ行って、そこから急激に海外へ興味を持ち始めました。そして帰国後すぐに、サークルをやめて、長期休みに海外で過ごすためにアルバイトをたくさんするという生活に一変しました。
ですが、その一方で実際にサークルを辞めると、何か組織に属したいといった気持ちも芽生え、自分で学生団体を立ち上げることにしました。
このように、その都度興味のあることに飛びついていたら、また新しいやりたい事に出会う、その連続でした。

ーなぜわざわざ学生団体を自分で立ち上げたのですか?

ともかさん:1年生の時にサークルにはいくつか所属していたのですが、自分の性格的にサークルはなんとなく合わなくて、それなら自分の居心地のいい組織を作っちゃえばいい!と考えて団体を立ち上げに至りました。メンバーとしてどこかに所属するよりも、自分で裁量権を持てるリーダーの方が向いていると思っていたからでもあります。ちなみにこの学生団体では、キッチンカーの運営や、日本語を使った国際交流イベントなど、「winwinな場所作り」をテーマに学生ができる事にいろいろ取り組んでいます。(実はこのきじきじも私の団体の活動のひとつなんです!)

▶︎大学3、4年生

ー海外へに関して、特にどんな国に関心を持っていましたか?

ともかさん:一年生のカナダでの短期留学以来、海外に関心を持ちバックパッカーなどで途上国を中心に様々な国を訪れました。その中でも特にマレーシアにはとても魅了され、旅行ではなく、住むように滞在したいと考え、3年生の4月から7月を休学して留学しました。この留学期間は、常に多文化の中に身を置くことができ、人生で最も充実した日々を過ごすことができました。しかしその反面、個人留学だったので、自分が外国人として過ごす事に加え、書類や様々な手続きの大変さも身に染みました。

ー帰国後は就職活動の時期ですよね…?

ともかさん:はい、帰国してから就職活動(就活)を始めました。しかし3年生までの間に、就活や将来の進路についてはほとんど考えることなく、ただその時々で興味を持ったことばかりに取り組んでいたので、自分が何をしたいのかを突然真剣に考えなければならなくなり、とても悩みました。
しかし、これまで様々なことに興味を持ってチャレンジしてきた経験から、最終的には自分の進みたい道を見つけることができました。
私の場合、サークルのメンバーになるより、団体を立ち上げた方が居心地が良かったという経験から、自分に裁量権がある環境が向いていることに気づきました。そのため、個の力が重視される規模の小さい企業がいいと考えるようになりました。また、旅行や留学の経験から東南アジアへ強い関心を持っていたので、その国々の人と関わることができる仕事なら自分は楽しんで仕事ができるのでは?と思い、企業探しに際して、「東南アジアの人と関わることができること」を軸に置くことに決めました。
このようにして、今まで特に将来のことなどを考えずにがむしゃらにその都度やりたいことをやってきた自分の経験がつながり、気づけば自分の将来やりたいことが見えてきたのです。

▶︎経験を経て

ーやりたいことを見つけて、進路選択にもつながったのですね。

ともかさん:はい。自分のやりたいと思うことがはっきりしたことで、今自分がやるべきこともはっきりしました
まず、自分がマレーシア留学の時に経験した”外国人”としての不便さと、就職先の事業内容から考えて、行政書士と日本語教員の資格を取得しました。行政書士の資格を持っているとビザの発行を助けることができます。また、日本語を教える事で日本で暮らす外国人の助けになることができると考えています。
そして、就職先も日本にいる外国人を支援している企業に決めました。

ー他には現在(最近)はどんなことをしていますか?

ともかさん:コロナ禍でもできることはないかと考えて始めたプロジェクトの運営をしています。「休校塾」「できること会議」「お助け法学部」と言うプロジェクトです。

この記事は後編へ続きます!ぜひ後編の【EPISODE.16/現在編】を合わせてご覧ください!☺︎


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目の前にある興味を持った事にとりあえず飛びついてみる

その事がともかさんの”さらなる、新たな興味”と出会わせ、”本当にやりたい事”に繋がっていったようです。「点と点が繋がる」と言う、ともかさんの言葉が印象的です。

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