南の魔女が死んだ
ニュージーランド18日目。
天気、曇りのち晴れ。最高気温19℃、普通に寒い。
昨日の夜。お布団に潜り込んだ瞬間「あれ、そういえば写真全く撮ってないな」と気づいてしまった。
ニュージーランドでの暮らしを書き綴っていこうと思いながら、写真を全然撮っていないのはいかがなものか。
読んでくれている人に「ワア、外国の暮らしだァ」と思ってもらえるためにも、写真って結構、マストアイテムなんじゃないか?と今更気づいた次第。
ごめんなさいね、私、写真撮るの、苦手なもんで。
目を奪われるような光景や出会いがあったら「絶対に忘れてたまるか」という強い気持ちで、目に焼き付けてしまう。
旅先でもほとんど写真がなく、一緒に行った人に「後で送って」と頼む始末。いつも。
でも今回はひとりきりなので、後で送って!なんてできない。
そういうわけで、できる限り「ニュージーランドっぽい」写真を撮っていきたいんだけれど・・・。
今のお家は、いわゆる「住み込み」で暮らさせてもらっているので、仕事先が雇用主のご自宅でもある。なので写真アップはNGなのです。
というわけで引き続き、文章だけのニュージー暮らしをお届けします。私の文章力と、皆さんの想像力が試されますネ!
今日からお仕事が始まったのだけれど、いきなりワクワクしてしまった。だってまさに「西の魔女が死んだ」の魔女修行、そのものだから。
朝は早くからのお仕事。鶏にご飯をあげ、卵をちょうだいする。
鶏のお世話が終わったら、畑仕事。玉ねぎやかぼちゃ、ゴーヤなどの野菜周りの草抜き。
日本にいるときも、毎日プランターから勢いよく育つゴーヤとにらめっこしていたので、ここでも、ゴーヤとにらめっこするなんて思ってもいなかった。
畑仕事を終えたら、お昼休み。夕方までのんびりして、その後、今度は創造力を鍛えるお仕事、つまりは魔女修行の一環である「精神を鍛える」時間となる。ああ、なんて素敵な修行なの!
あちこちで独特のメロディーを口ずさむ鳥たち。クチバシは見たこともないほど鮮やかな黄色。風に乗って届く、花のあまい香り。
なんだか魔女の世界に来たみたい!
西の魔女じゃなくて、南の魔女修行だ。
修行が終わったその日、魔女の伝言を見つけられますように。
今日も生きたね。
追記:ここまでは午後の仕事の前に書きました。午後の仕事を経て「なんて素敵!」なんて言ってられなくなったことを、ここにご報告いたします。
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