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鍼灸を受けた後はこんな変化がある

こんにちは、黄色いおうちの鍼灸院

院長のさゆりです。


先日、初めて鍼灸を受けた方がLINEで

「帰ってからめちゃ眠くなって、ぐっすり寝ちゃいました!」て連絡をくださいました。

そうなんです。

鍼灸を受けたら、一時的に疲れたり眠くなったりします。

なんでなん?て感じですよね。

今日はその理由をお伝えしようと思います。

鍼が刺さった時に起こる身体の変化

そもそも、鍼って身体からしたら【異物】なんですね。

要らんもん。むしろ要らんもん。


で、異物が身体に入ってきた時の身体の反応としては

「免疫」が動き出します。

白血球の中の好中球さんやマクロファージさんが

「なんか変なん入ってきたぞー!」「なんやと!追い出せ!」

と、排除しようとするんですね。

この働きのおかげで、ある程度の菌やウイルスは早いうちに排除され

健康が保たれます。

で、この白血球さんたち、どこを移動するかというと

「血液中」です。

なので、

鍼を刺すと白血球さんたちが動き出し、

刺した場所に集まる。

血液中を移動するので、血流も動き出す。

ということが身体の中では起こります。

「鍼をしたら血流良くなるよ」てよく聞くけど

理由の一つにはこのような事があるんです。


で、本題です。

ぱっと見は分からないですが、

鍼をすると身体の中が上記のように動き出します。

久しぶりに運動したら疲れますよね。筋肉痛になるかもしれへん。

普段やらないような動きをしたら疲れますよね。

初めて鍼をする方は、普段よりも血流がぐいっと動きます。

そのため、軽く運動したような感じになり

治療後は少し身体がだるくなったり

眠気がきたりするんです。


血流が動いているということは、硬くなっていた筋肉がほぐれ、滞っていたリンパや血の巡りが良くなっているということです。

いい意味で力が抜けてリラックスできているということでもあるので、

鍼灸を受けた後に少しだるいとか、眠いとかの症状が出たら

「あー、鍼灸受けたからやなぁ」と思ってゆっくり過ごしていただけたらと思います。

※ただし、施術後に頭痛がする・フラフラする・吐き気やめまいなどの症状が出たらすぐに施術を受けた鍼灸院に連絡して下さい。


また、定期的に鍼灸を受けて白血球さんを動かしてあげることで

常にスタンバイしている状態を作れますので

身体に異常があった時の初動も早くなります。

「いざ」っていう時に

普段から練習している方がパッと動けますもんね。


最後までお読みいただきありがとうございました!

黄色いおうちの鍼灸院 さゆ


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