私は女美容師X。失敗しないので。
初めて私がカットをしたお客様でびっくりする方がいます。
迷いなくサクサク切っていくから。
じっくりちょっとずつお話しをいーっぱいしながら、丁寧に切ったりサービスをして欲しい人には不向きな美容師である。
私は美容学校では、メイク専科だったので美容師免許は通信で仕事しながら取得した。
子供の頃は美容師の仕事はきつそうだし、一日中立ってなきゃいけない仕事なんて嫌だな。なりたくないと思っていた。
メイクには憧れがあり、モードなコレクションのメイクの仕事をするなら美容師としての下積みが必要とされた時代だったので嫌々美容室に就職した。
折角するなら東京のカリスマ美容師の所で修行したいと、当時難関美容室に就職した。
そこがまた厳しくて、朝から夜中まで働き。田舎者の私は訛りが酷くて、直せと言われたのを覚えている。
ボロボロになるまで働いても、私がいなくても困る人なんていないと毎朝思って泣いていました。
そのおかげで、どこで働いてもあれよりマシだったなと思えるので感謝しております。
体感しても美容師の仕事は辛いです。
体も辛いですが、人対人なので恐ろしいです。
10年間は本当に嫌々言いながら、泣きながら生活費を稼ぐために美容師をしていました。
めんどくさがりの私には、教科書通りのちまちまカットするのが苦痛だったのもあり、
これになりたいってお客様が言ってるんだから、これになるには、この工程は要らない、この工程も必要ない。
最短で最高の仕事をする。
シェフの様に素材をどのように生かして最短で適温の極上の料理を出せるのか?
食材の状態をみて、調味料や火の入れ時間を工夫し、いつものメニューを提供できるのか。
外科手術を患者に負担がなく手術出来るのか。
の様な感じで、色々と試行錯誤、勉強しながらがむしゃらに美容師をしていたら、
あれ。私、カット上手いかも。
(ミケランジェロと同じ誕生日だからか?)
「あなたにカットしてもらったら扱いやすくて、周りから褒められたのありがとう😊」
「美容室に行くと時間が読めなくて、時間がかかるから嫌だったけど、あなただと最短でばっちりきれいにしてくれるから助かるのよ☺️」
「知らない人からどこでカットしてるの?ってきかれたの😆」
なんて、、
褒められる事が多くなってきて今に至るですね。
当店はDMもSNSもしないし、次回予約も取らないし、営業もかけない。
なので、
お客様には『ハッ』とさせる、時間もかからない魔法的(※1)なのを事あるごとにチラチラ披露します。
はい。とりこ。
鬼滅で言う隙の糸的な。
(米倉涼子主演ドクターXの音楽)
チャララララーチャララ・チャラチャラーチャーラー
私、失敗しないので。
愛をこめて。
↓よかったよんでね✨