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とにかく詳しいネオ札幌マン。

ネオ(仮名)という友だちがいる。
ネオというニックネームは、高校時代に私が命名してしまったような。


彼は、7か月前に書いた以下の記事に登場する高校時代からの友人の1人。


さて、今日の記事は、
ひたすらに彼との会話内容を残す。

サラリーマンたちが傘をさして道を行き交っていた日の昼下がり、私は彼とLINEをしていた。

ネオ「カフェなう」

ワイ「おれもカフェなう」

彼がいるであろうカフェは想像できた。札幌は小さな街。距離的には近くにいそうだったのでLINEした。


「ネオ、あそこの店?」

「そう」

「何時までいる?」

「15時15分」

「じゃ、イトー向かいまーす」






約15分後、私たち2人はカフェで落ちあった。時刻は12時半。これから3時間、ネオと話せるぞ。

私は言う。

「いやはや、いやはや」


ネオはニヤリとして言う。


「イトーダーキさん、おつかれさまです」


ネオは私のnoteの存在を知っている。
何ヶ月か前に教えて差し上げたのだ。


合流したカフェのカウンター席。
隣同士に私たちは座った。ネオは言う。


「最近、じゃむむさんとの日本史LIVE、
 聴けてなくてさ。まだ二二六入ってない」

「あ、そうなんだ笑」

潮永さんのやつは聴いたよ」

「え、どの回?」

「なんだっけ、漫画のやつ」

「ああ〜、あれね」

「潮永さん、最初のころはかしこまってたけど、今はもう、ダーキにフランクな感じだよね」


めちゃくちゃ詳しいな、おい。




なんだかおもしろかったので、ネオに勝手にリレーエッセイの22人メンバー紹介記事を見せた。



各グループのメンバーのみなさんを確認していく。


「あぁ、はいはい、ヘラジカさんね」

「そうそう、彼女の発案なんだよ、
 このリレーエッセイは」

「あ、そうなんだ」

「ヘラジカさんがいないと、ラジオもクソもなかった。……あ、あと明日、林太郎さんとスタエフやるよ」

「林太郎さん? ティンバーズ? 東大の社長だ」


めちゃくちゃ詳しいなネオ。



やっぱりおもしろいので、さらに2人でメンバーを見る。静かなカフェにこだまする我々の会話。

「あ、moriiさんだ。声がかわいいよね。
 独自の世界観があって、ファンだよ」

「じゃあ、moriiさんとのパパ活のスタエフ聴いた?」

「どんなやつだっけ?」

「実際に札幌で会ったら、俺がめっちゃデブで幻滅するんじゃないかってやつ」

「あぁ、聴いた聴いた」

リトさんは?」

「あ〜、どんな文章の人だっけなぁ。
 でもわかるよ。毎日書く人だよね」

「そうそう。え、この人は知ってる? よよさん

「京都で着物やってる人でしょ?」

だから、めちゃくちゃ詳しいなネオ。




どう考えてもおもしろいので、
さらにメンバーの方々を見せる。

「あぁ、Chiekoさん。スリランカの人ね。
 後ろで電車が走る人だ」

「そうそう」

ヤスさんも、もちろん知ってるよ。
 文章についてのスタエフも聴いた聴いた」

「すげえ」

「あ、このあざらしは、ゆきぽこさんね。スタエフで緊張してたけど飛び込んできた人だ」

「そうそう」

楓さんは、お風呂の人だよね。
 なんの回だったかなぁ、ちょっと忘れた」

「ずいぶんすごいなぁ」

「ファンだから」

「え、このMayu.さんって知ってる?」

「誰だろう?」

「moriiさんの友だち」

「あ、幼なじみの人か!」

「そうそう笑」

もうええて、めちゃんこ詳しいって。





バムさんと、なとふむらさんは大学生でさ」

「そうなんだ。あれ? 理系の院生の人いなかったっけ? んーと、焼きそばの人」

ギア3さんね」

「そうだそうだ」

akariさん高清水さんと、さおりさんと、三毛田さんBenBenさんは初参加。ジョニーみうらさんは元放送作家らしいよ」

「初参加はさすがになぁ。
 でも、なんだかすごそうだなぁ」

「マジでみんな天才だよ」

「あんたが言うなら絶対に天才じゃん」

「俺は天才じゃないけど」


初参加の人にはそれほど詳しくないらしい。

きっとこれからだ。




「もうさダーキ、この人たち、俺の中ではnoteのオールスターだよ。俺は読む専だし、始めたばっかだけど」

「オールスターは言いすぎ」

「いやいや。むかし、北海道でキャンプするからみんな集まれ、みたいな話、してたじゃん、スタエフで」

「してた。よく聴いてるなぁ」

「俺も行きたいよ。お金払ってでも行きたい。この人たちに会えるんでしょ? 絶対おもしろいじゃん、この人たち」

「楽しそうよね。……ん、待てよ? え、ネオはnoteでみんなのこと結構フォローしてんの?」

「してるよ。読む専だけど」



見せてくれた。


おにくさんがいるところ、推せる




ネオは言う。

「いやぁ、ダーキの3時間をもらっちゃったなぁ。なんか有名人といるみたいで鼻高々だよ」

「いやいやいやいや」

「ダーキが褒められるのを見るたびに、なぜか俺の自尊心が上がるよ」

「なるほど。もはや俺1人のnoteじゃないんだなぁ。……あ、じゃあ、いまのネオとの話を記事に書いてみようかな」

「え! ダーキそれいいじゃん! 俺もうれしいし、メンバーの人たちもうれしいかもだし、うれしいだらけじゃん!」

「よーし、今書いてみっか(PCスチャー)」

「おっ! 執筆の瞬間だ!(カメラパシャー)」

「おいおい、どこにも投稿すんなよ〜(コノー)」

2人「アハハハハ〜」

32歳、男性同士。これは平日の昼間、カフェの中での会話である。どうやら札幌は平和なようだ。
なに書いてるんだろ俺


……


さて、みなさん、準備はよろしいか。


勝手にリレーエッセイ2023春。


第一走者のスタートは、いよいよ明日だ。

少なくとも1人、この企画の開始を心待ちにする人がいる。北海道にいる。


今日は「みなさんを一方的に知っているファンが、北海道にいるんだよ」とお知らせしたくて書いた。


これは有意義か、無意味か、どっちだろう?

どなたかにとっては、全く無意味のカスの内輪記事だから申し訳ないけど、どなたかにとっては、有意義な記事かもしれないね。


明日から、よろしく頼む!


〈あとがき〉
すばらしい友だちに囲まれてきました。ネオはいまだに彼女がいません。これはおかしなことです。辻褄が合わないことです。彼の口から、これまでの参加者さんの名前が出てきたときは、飲んでいたホットチョコレートを吹き出しました。今日も最後までありがとうございました。

◾️勝手にリレーエッセイはこの記事からスタート


【告知】今夜21時から「なとふむら」さんとLIVE!

【感謝】明日から毎週月曜よろしくね!

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