潮永 三七萌

1994年2月生まれ。 憧れの人達:椎名林檎、星野源、小林賢太郎、又吉直樹、鷹村アオイ…

潮永 三七萌

1994年2月生まれ。 憧れの人達:椎名林檎、星野源、小林賢太郎、又吉直樹、鷹村アオイ、Ado、山口一郎、野田クリスタル、山里亮太

マガジン

  • ハリーポッター翻訳チャレンジ

    15年以上日本語版を読んでいない状態でハリーポッター原文を翻訳し、松岡佑子大先生の翻訳と見比べて悶えるという、私だけが楽しい遊びです。

  • くだらないエッセイ

    くだらないことを一生懸命書きました。まずはこちらをお勧めします。

  • リレーエッセイ

    前の人が書いたエッセイにリレーする形で書いたものです。前後の方の記事と合わせてお楽しみください。

  • 自分を表しているもの

    私の性格がよく分かるものをまとめています。

  • 漫画「明日、私は誰かのカノジョ」感想

    漫画「明日、私は誰かのカノジョ」の感想をまとめたやつです。何巻までのネタバレかは冒頭で注意書きしています。 現在11巻まで、漫画のみ。続きの単行本が出たりドラマを見たら増えるかも。

最近の記事

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エロ本退治

 20年程前、私が小学校4年生頃のこと。  3歳年下の幼馴染の男の子といつものように遊んでいると、人気のない駐車場の隅に、いつもはない何かがあった。  近寄ってみると、一目でいかがわしいと分かる雑誌だった。 「うわっ、エロ本だ!!」と叫んで飛び退き、恐る恐る目を凝らすと結構な量が茂みに隠すように押し込まれていた。  折角誰かが隠したものを、私達は容赦なく引っ張り出した。雑誌と漫画とDVDケースとビデオケースが出てきて、一つ残らず肌色だらけで女だらけだった。  幼馴染は肌

    • 昨日は三毛田さんとたっぷり2時間お話しました!楽しかった〜。 アーカイブはこちら https://stand.fm/episodes/668fe3d057eb9a9ccafbd462

      • 酔拳カップ焼きそば

         三毛田さんのカップ焼きそばの作り方を書いたnoteを読み、面白そうなので便乗することにした。 ▼そのきっかけになったとされる記事 ▼他にも書かれた方がいっぱい!(マガジン)  昨夜は夫と共に日本酒と刺身で大いに酔っ払った。  恒例の自意識過剰でまたnoteが書けなくなっている私だが、「酔っぱらって書いた文章って普段と違う勢いがあって面白いかも」と思い、酔拳的に文章を書いてみることにした。自意識過剰なので、翌日酔いが醒めてから投稿する、もちろん。  そういう思い切れない

        • 7月11日(木)21:00より、三毛田さんとスタエフ配信にてお話します!! 今から楽しみです✨ https://stand.fm/channels/638236c1b4418c968decfc37

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        エロ本退治

        • 昨日は三毛田さんとたっぷり2時間お話しました!楽しかった〜。 アーカイブはこちら https://stand.fm/episodes/668fe3d057eb9a9ccafbd462

        • 酔拳カップ焼きそば

        • 7月11日(木)21:00より、三毛田さんとスタエフ配信にてお話します!! 今から楽しみです✨ https://stand.fm/channels/638236c1b4418c968decfc37

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        • ハリーポッター翻訳チャレンジ
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          7本
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          4本

        記事

          エッセイの意義

           他人の本音を完全に知るのは不可能だと思っていて、それでも少しだけその不可能に近づくことができる手段がエッセイを読むことだと思っている。  私が書いたエッセイが100%本音なのかというと、それは言い切れない。公開してない本音の方が多いし、言葉だって選ぶ。  でも一番は自分のために、そしてついでに誰でもないネット上の全世界の人間に向けて書いた言葉なのだから、それらは多分、自分の脳より外に出す言葉の中で最も私の本心に近いと思っている。  会社で振る舞っている自分よりも、知り合

          エッセイの意義

          ハリーポッター翻訳チャレンジ⑬ ドビー登場

          ハリーポッター翻訳チャレンジ13回目は、ずっと出したかったドビーのセリフが出てきます! ▼前回までのハリーポッター翻訳チャレンジ ※日本語版は15~20年ほど前に読んだっきりで、おぼろげな記憶があります。すでに松岡佑子大先生翻訳の影響は受けていて、潮永翻訳は自力翻訳とは言い切れません。 2巻目「ハリー・ポッターと秘密の部屋」(原題Harry Potter and the Chamber of Secrets)の第2章から。 バーノンおじさんの大事な取引先をダーズリー家

          ハリーポッター翻訳チャレンジ⑬ ドビー登場

          ぬか床のきもち

           中途半端ですがなんか好きな文が書けたので、中途半端なままここに出します。 ※熟成と発酵の定義やぬか床について調べたら色々おかしいところがあるっぽいですが、気に入ってるのでそのまま出します。優しい目で見てね。  夫から、「ぬか床としての自覚が足らん」と言われた。  私はぬか床だ。すぐにこの事実を忘れてしまうのだが、そういえば私はぬか床だったのだ。  悩みを一人で持って発酵させて熟成させて別の大きい何かに変質させてしまうのだ。何かを突っ込んだら必ず自分一人で育ててしまうの

          ぬか床のきもち

          顔を覚えられない

           私は人の顔の特徴を捉えられない。  人によって目が3つあったり、耳があったりなかったりでもすれば見分けがつくのだが、全員目は2つだし耳も2つついている。同じような場所に同じようなものがついている。顔のパーツというのは全員あんなに似ている形状をしているのに、なぜ見分けたり「似ている」とか「似ていない」とか分類できるのかが分からない。  だからずっと、人間を顔以外の特徴で見分ける必要があった。みんなが同じ制服を着ている学校では、髪型、眼鏡、身長で。  クラスメイトを見て名前

          顔を覚えられない

          「贖罪」(湊かなえ)感想 やっぱりダメ人間に共感してる

           湊かなえの3作目の小説、「贖罪」を読みました。めっちゃ刺さったので「ホンカツ」という読書会に持って行きます。  でも、その前にもうここで語りたくなってしまいました。  もうなんか、「うわぁ……(引)」って感じですよね。この5人の女の人生については是非当書を読んで欲しいのですが、もう全体的に一人残らず「うわぁ……」って感じです。  そしてホンカツに備えて共感した箇所にふせんを貼っていったのですが、ふせんを貼った箇所が5人のうちの2人の語りに偏っていました。  そしてこの

          「贖罪」(湊かなえ)感想 やっぱりダメ人間に共感してる

          湊かなえの小説が好きで、そういうのを書きたい

           湊かなえの小説にハマっています。  年明けに「母性」を読んで、5回くらい泣きました。登場人物の苦悩に共感し過ぎて、辛過ぎてそれくらい泣きました。  ざっくり言うと「母性」は、「母と娘が『私はあなたをこんなに愛しているのに、なんであなたは私を愛してくれないの』って、お互いにずっと思ってる話」「お互いのことをとことん勘違いして捉えていて、その勘違いが最悪の形で噛み合って色々最悪になっていく話」です。  読んでからちょっと時間が経っているので、間違っていたらすみません。  こ

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          写真の撮られ方講座とアイコン

           夫の友達から、「写真で見るより全然美人だね」と言われた。  褒め言葉に聞こえたが、夫が友達に見せたという写真の、写りがまあひどい。それは夫が悪意を持ってその写真を選んで見せたわけではなく、私の写真写りは基本的にひどいのだ。  とにかく私はカメラを向けられると自然に笑えず、目が死んでいて、「この集まり楽しくなかったの?」「ここにいる人たちのこと全員嫌いなの?」と言われるようなとても無理をした愛想笑いで写っているのだ。  そろそろ写真写りをなんとかしたい。  即興コント

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          ハリーポッター翻訳チャレンジ⑫ ブチギレバーノンおじさん

          毎回1章ずつ進んでいるのですが(最初の方はなかなかハリーが魔法界に行かないので飛ばしました)、ハリーポッター翻訳チャレンジは、2巻目「ハリー・ポッターと秘密の部屋」に突入します! ▼前回までのハリーポッター翻訳チャレンジ ※日本語版は15~20年ほど前に読んだっきりで、おぼろげな記憶があります。すでに松岡佑子大先生翻訳の影響は受けていて、潮永翻訳は自力翻訳とは言い切れません。 2巻目「ハリー・ポッターと秘密の部屋」(原題Harry Potter and the Cham

          ハリーポッター翻訳チャレンジ⑫ ブチギレバーノンおじさん

          「なんで本名晒してるんだっけ」

           ド本名を晒しているnote、X、スタエフについて、どうしたらいいだろうと頭をよぎることが増えた。  会社の人間に見つかっても大丈夫なのだろうか。一応「大丈夫なものしかネットで晒さない」というポリシーでやってきたけど、noteを始めてもうすぐ2年になるので、今振り返ると見つかったら恥ずかしいものもあるような気がする。  そもそもなんで本名にしたんだっけ?  ペンネームで二次創作をしていた時は「その名前にあるべき架空の人物」を演じてしまってしんどくなっていた。  エッセイ

          「なんで本名晒してるんだっけ」

          前向きに否定してくる人

           2020年、コロナ禍。  家に引きこもり全く運動をしなかった私は当然ながら太った。当時「コロナ太り」とか言われたやつだ。  ユニクロの試着室で半袖Tシャツの袖が二の腕に食い込み、写真に写った自分の丸さに驚愕し、「このままではまずい」と当時の家から徒歩1分の距離にあるジムに慌てて通うことにした。    入会時には体組成を測り、カルテのようなものが作られる。大学時代のバイト先の後輩に似た、男性の爽やかなマッチョインストラクターが私について、私の体の状態や課題について説明してく

          前向きに否定してくる人

          「創作物のリアリティ問題徹底分析」noteがブッ刺さり過ぎた……!

          こちらのnoteがもう本当に素晴らしかったです。 ※全体的にお嬢様言葉なのと、紹介する人物に「お嬢様」とつけるのはこの方の作風です。 超面白かったしまさに自分が悩み続けてきたポイントなので公開予告の時から超楽しみにしてた!!本当に徹底分析していて例や出典も分かりやすくて参考になって大満足!創作に興味がある人、面白いので是非読んで!! 「え、何?潮永小説書いてんの?」と思った方、そうです。 このnoteアカウントではエッセイを中心(のつもりだったが翻訳チャレンジとかやっ

          「創作物のリアリティ問題徹底分析」noteがブッ刺さり過ぎた……!

          ハリーポッター翻訳チャレンジ⑪ まさかのクィレル

          時間を置いたらまた久しぶりにハリーポッター翻訳チャレンジをやってみたくなりました。 前回までは立て続けにチャレンジしていたので松岡翻訳に慣れていく感覚があったのですが、久しぶりなので多分また翻訳が下手になっていると思います。 ▼前回までのハリーポッター翻訳チャレンジ ※日本語版は15~20年ほど前に読んだっきりで、おぼろげな記憶があります。すでに松岡佑子大先生翻訳の影響は受けていて、潮永翻訳は自力翻訳とは言い切れません。 1巻目「ハリー・ポッターと賢者の石」(原題Ha

          ハリーポッター翻訳チャレンジ⑪ まさかのクィレル