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【インスタ考察】どうせやるなら徹底的に。

note社が公式Instagramアカウントを開設した。逆に今までなかったのが不思議なくらいである。


でも、大事な一歩だと思う。
社内ではどんな議論があったのだろう。



ある日、仕事を早く終えた私は、疲れた身体を癒すためにお風呂に入ることにした。どうせなら2時間浴槽につかろう。


と思って、熱々のお湯の中に飛び込んで、持ち込んだスマホでインスタグラムを起動する。すると、note社のアカウントを発見した。2月28日のことである。


ほーう。


noteさんも始められましたか。
noteさんはTwitterとの親和性が高いけど、視覚的に情報を伝えられるインスタグラムもたしかによさそうだ。


ふむふむ。インスタグラムかぁ。



いや、待て。



私も個人のインスタアカウントとは別に、イトーダーキとしてのインスタアカウントを持ってるじゃないか。


過去、stand.fmを始める前にインスタライブをバカみたいにやったことがあるぞ。その数2回。

stand.fmの存在を知り、音声配信はここがユートピアと思った私は、数ヶ月ものあいだ、このアカウントを放置していた。


たしかに、心のどこかにはあった。

イトーダーキのインスタアカウント、ちゃんと運用しなきゃなぁ。

でも、同時に親和性の低さを感じていた。

noteとインスタグラムは、
少し相性が悪そうな気がしていたのだ。


▶︎匿名性とnote


匿名性の問題である。


インスタグラムにしても、noteにしても、基本的にはある程度の匿名性がある。noteは特にそうで、どこにいるどんな人なのか、顔写真などの投稿は非常に少ない。要は個人の特定があまりできないようになっているのだ。

だからこそ、私たちが日常で感じていることについて、noteではおおっぴらに書くことができるわけ。



一方でインスタグラムはどうか。

この匿名性がやや薄い。

身バレの可能性が高い。

どういうことかというと、インスタグラムに関しては、個人の生活や食べたもの、訪れた場所、なんなら個人の顔写真まで投稿している方が多い。


つまりは、


テキストメインで匿名性が担保されたnoteと、ビジュアルメインで個人情報が載っているインスタグラムでは、少しばかり親和性が低い傾向がありそうな気がする、というわけ。


noteは顔が割れてないからこそ、フォローもコメントも気兼ねなくできるというわけだね。


でも、


やりたい。



なぜなら「ぽい」から。


noteもやって、Twitterもやって、stand.fmもやって、その上インスタグラムをやって、となったときの、妙なこなれ感の演出たるや「ぽさ」が倍増だ。




▶︎ホリエモンはすごい


そう考えると、ホリエモンはすごい。


お風呂に入りながら考えた。


ホリエモンは、Twitterもnoteもインスタグラムも、さらにはTikTokもYouTubeも音声配信も、なんならオンラインサロンまである。


どんだけ私たちを囲んでくるんだ。


というか、どうやって運用してるんだ。
彼のどこにそんな時間があるんだろう。



と、思うまもなく、ならば私もやってみよう、と思ったのだった。あんなに忙しい彼にもできるのなら、私にもできる。素っ裸で思ったのだ。


が、しかし、どうやってインスタグラムをやろうか。要するにコンセプトである。勢いでやるのももちろん素晴らしいが、コンセプトを明確にして、両輪を回さなければ意味がない。


お風呂に入りながら、水分を補給して、さまざまなインスタグラムアカウントを調査することにした。noteを筆頭に、各出版社、著名人のアカウントを調べる。その根底に流れるコンセプトを考えてみる。


ふむふむ。


昨今のインスタグラム界隈は、化粧品や健康食品などのお役立ち情報系アカウントが多い。きちんと画像を作り込んで、レビュー投稿みたいなものもある。


メモメモ。

それからそれから?


出版社のアカウントを見ると、投稿した記事についての解説投稿、人に焦点を当てた投稿が目立つ。これもきちんと作り込まれている。


ふーむ。


難しいな。


ガチでインスタグラムを伸ばそうとするならば、きちんと時間をかけて作り込む必要がありそうだが、そんな労力はここには割けない。


著名人のアカウントを調べてみる。


すでに顔も名前も分かっている芸能人だ。


彼らのアカウントを見ると、日常の切り取りが目立つ。ここに行った、こんな撮影をしている、こんな人に会った、最近の出演情報がビジュアル的に分かるやつだ。

私たちとしては、それを見ることで、より親近感が湧き、その人のことが好きになる、的な狙いがあるんだろう。


うん、これだ。


コンセプトが決定した。
裸の思考時間、実に15分である。


▶︎どんなコンセプトでいく?


私のインスタグラムでは、以下のことを発信しよう。

・日常
・エッセイの公開報告
・告知

これらを徹底的にビジュアルに落とし込んで、型を作ってしまえば、あとはクルクル回り出す気がする不思議。



が、先ほど書いたような問題がある。


匿名性についてである。


要は、noteで演じている自分と、現実の自分の乖離を、私たちは見られたくないものである。

と、なると、せっかくインスタグラムを開設したところで、フォローもされないだろうし、コメントもしづらい気がする。ストーリーも足あとがついてしまうから、見たくても怖くて見られない。


ふーむ。


でも、思った。


思わず見たくなるようなストーリー、投稿をあげてしまえばいいではないか。もちろん、難易度は高いぞ。


どうやったら、思わず見たくなるだろう。うーん、どんな投稿をインスタグラムでしたら、思わず見てしまうだろう。


ヒントは著名人のアカウントである。


要するに、テレビで見ている芸能人のウラ側が見たいからこそ、私たちはフォローをしているわけだ。

ならばやるべきことは見えてる。


noteのウラ側を発信すればいいのではないか。


札幌の日常の風景、私が見ている景色、それに対して思うこと。エッセイをnoteで書いて「記事を公開しました」だけだと足りない。いつも書いている「あとがき」のさらにそのウラ側を書いてしまおう。

先ほど決めたインスタグラムの投稿コンセプトは以下のようなものだった。

・日常
・エッセイの公開報告
・告知

さらに、底に流れるコンセプトを追加する。


noteのウラ側
である。


ウラで思ってることを、適当に投稿すればいい。


noteですでにお知り合いの方は、もしかするとフォローバックをさせていただくかもしれない。しかし、非公開にされている方もいるだろうから、フォローリクエストを私からしない、ということを約束しよう(Chiekoさん、ごめん)。


ストーリーの足あとも、見ない。
というか、そんな時間はない。


これなら、気兼ねなくページに訪れることが可能になるのではないか。うん、これでいこう。



よし、どうせやるなら徹底的にやろう。

BTSだとかのインスタアカウントを参考に、どんな投稿をしたら、ビジュアル的に洗練されたものになるかを研究してみよう。


なに、そんなに労力はかからない。
決まったフォーマットさえ作ってしまえば、あとはそこにコンテンツをはめ込むだけ。10分もかからない。10分なら毎日ねん出できる。




と、いうわけで完成。

▶︎私のインスタアカウント

ストーリーはこんな感じ
こんな投稿をしてみよう
ウラ話の投稿例


いいねぇ。


2時間お風呂に入っていると、
できることはたくさんあるなぁ。


で、noteのプロアカウントを使っておられる方々の画面を見て、さらに気付いた。

SNSリンクが貼ってある。

画像で。


ふむふむ。


なるほど、リンクを貼ると、さらに奇妙なこなれ感を演出できそうだぞ。すべては「ぽさ」が大事だ。ぽいアカウントを見たいんだ。


お風呂を上がって思った。


ここまでやると、私がメンバーシップをやるときって、何をしたらいいの? というか、既存のメンバーシップの形を破壊してないか?


まあ、いいか。


▶︎どうせやるなら徹底的に


誰も追いつけないところまで、走ってみよう。どこを目指してるか分からないけど、以前どこかで書いた通り、結果は後からついてくる。

まずは走ればいい。



と、思ってTwitterにて、note公式さんに「私もアカウント開設しやした!」と媚びてみた。


すると……




……noteさんはなんて心が広いんだ。



よし、難しいとは思うが、


どうせやるなら徹底的にだ。

フォローしてくれたら泣いて喜ぶ!!
〈あとがき〉
徹頭徹尾、インスタに誘導する記事です。マジでなにを目指しているのでしょう。ここまでくると、ただチヤホヤされたいだけの人なんじゃないかな、とか思うわけです。うーん、エンタメをお届けして、おなぐさめしたいだけかもしれません。最後までありがとうございました。

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