分身しないともったいない。
分身したいっす。
仕事をしていると「この身体があと2つ3つあればいいのに」とよく思う。個人でできる仕事の絶対量には、1人の人間の容量という限界がある。まったく同じ能力をもった人間が複数人いさえすれば、事業は拡大するわけだから。
あぁ、分身したいなぁとつくづく思う。
事業をおこなっていくにあたっては、社員を採用し育成するというプロセスが必要不可欠。企業が採用と育成をおこなうということは、クローンを作るということと同義である気がする。が、会社ってのは十人十色のグラデーションであるべきで、クローンばかりだとつまらないけどね。
…
SNSというのは、
自分のクローンを作る作業である気がする。
SNSは、自分の脳内を外部に保管するための、外付けのハードディスクのような機能を持っている。
すばらしいことに、このハードには常時だれでもアクセスすることができて、他人の思考をのぞき見ることができる。
たとえ私が眠っていたとしても、外付けハードがあるから、さも私が起きて、直接会って、考えを話しているかのようだ。
ベタすぎる物言いで恐縮だが、すでに終身雇用と年功序列は崩壊し、外をみれば転職・独立の雨あられ。
もはやひとつの会社に留まっていることがリスクと捉えられ、米国式のジョブ型雇用に移りつつある。
つまりは個の時代である。
これに気づいている人はとっくの昔に行動を開始していて、個人での発信活動に勤しんでいる。いわゆるファーストペンギンが先行者利益を勝ち取り、インフルエンサーになって個で仕事をしていく、的なやつ。
たとえばこの時代にヒカキンさんがYoutubeを開始していたとして、登録者は1,000万人いくだろうか。この時代にはじめしゃちょーさんがYoutubeを開始して、同じ企画内容で登録者数を伸ばせるか。
疑問符がつくかもね。
SNSは私たちの代わりに営業してくれる。
つまりは考えを代弁してくれる。
使わないのはもったいないと思う。
つい1年ちょっと前までは、私も発信側ではなく、受信側であった。まさかSNSで何かを宣伝し、考えを書き殴るだなんて想像もしていなかった。
朝起きてnoteを起動すると、記事への反応がついている。私が寝ている間に見てくださった方がいるわけだ。これはもはや、ウェブ上で私が分身しているようなものである。
この発信活動というものを「Good」として語るつもりはないのだけれど、せっかくこういうプラットフォームがあるのだから、活用した方がいいと私は思う。
そしてできるならばぜひ、
各ツールを使い分けてほしい。
noteでやること、TikTokでやること、Xでやること、インスタでやること、Youtubeでやること、ラジオでやること。
それぞれで発信スタイルを変えてみることをおすすめする。感覚的でもいいので、すべての属性をすこしだけ分析して、自分が楽しいと思えることを、できることから、勇気をもってやってみることをすすめたい。
…
先日、10年前の私のような若者に会った。
自分の将来を憂う若者。
スマホが当たり前のデジタルネイティブ世代なのに、発信は特にしていないという。でも憧れがあるという。
燻っているのなら、やるべきだ、と伝えて、このnoteの存在を話した。
目が輝いていた。自慢げだけど。
みんな分身できる。
はずかしいことも、
自分のクローンに代弁してもらおう。
1人より2人、2人より3人。
3人よれば文殊の知恵だよ。
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