【脱SNS依存】必要・不必要の分別

皆さんは、いつからインターネットに触れていますか?
私は小学2年生の頃から、インターネット上のゲームを友達とやるようになりました。
学生の頃は、ネット上の誹謗中傷や詐欺に遭ったり、友達からの裏切りや、無意識の虐め加担、なども経験しました。
それでも、会えない時間帯でも会話できて遊べること、遠方に引っ越しても繋がれること、そういう良い面が勝っていたので利用を続けました。

あれから10数年経った今、私はSNSをメインで利用していました。
初めは、友達の近況を知るため、自分の近況を報告するために利用していました。
しかし、オススメ投稿を見ている内に、同年代や同じ趣味の人をフォローして見るようになりました。
次第に「私も何か発信したい」と思い、わざわざ趣味毎にアカウントを分けて発信し始めました。
最初は楽しいものですが、どんどん膨らんでいく承認欲求とネタ切れで、苦しくなってしまいました。
「どうしてみんなは毎日投稿できているのに、私にはネタが無いの?私の日常だけが、こんなに退屈なの?」と、勝手に自分を追い込んでいることに気が付きました。

そこで、全てのSNSの閲覧と更新を辞めました。
徐々にではなく、ある瞬間にプツリと辞めました。
アカウントの削除、アプリのアンインストール、そこまでするか悩みましたが、今の所どちらも残しています。

SNS依存を断つために、まず初めにやったことは、スマホのアプリアイコンの表示位置の変更です。
アプリを選択するメニュー画面上で、適当なフォルダに散りばめて隠しました。
(元々、通知は全て切っていました。)
初日は、スマホを触るなりメニュー画面でアプリをタップしようと指が勝手に動きました。
しかし、一目でアプリアイコンが見つけられないことで探す間ができて、その間に正気に戻りました。
翌日からは、そういう動きは無くなり「見なくても大丈夫」と思えるようになりました。

SNSの閲覧を辞めて、2ヶ月が経ちましたが禁断症状は出ていません。
ただ、閲覧回数をゼロにはできませんでした
今も必要な時には閲覧しています。

必要な時、というのは営業時間や混雑状況を調べる時です。
やはりリアルタイムの情報は、利用者が多いSNSで発信されることが多いため、この情報を得るためには閲覧せざるを得ませんでした。
しかし、必要な情報を得たら閉じる今不必要な発信は見ない、これを徹底することで依存状態に戻らずに居られています。
特に、フォローしたアカウントは絶対に見ない、というのは強く徹底しています。
何故かというと、フォローしたアカウントというのは、好きだと思ってフォローしているので、久しぶりに見ても心奪われて見入ってしまうものです。
なので、依存状態から抜け出したばかりの今は、見ないように特に気をつけています。

最近のSNSには、オススメ投稿が勝手に表示されます。
自分が興味あるものを上手く表示してくるので、見入ってしまいがちです。
しかし、依存から脱した今は、他で情報を得るようになったり、他の娯楽で満足できる状態になっているので、オススメ投稿を目にしても見入ることはなくなりました。

SNSは、便利で楽しいものです。
家に居ながら、世界中の情報が得られて、世界中の人と繋がれる、魅力的なサービスです。
しかし、だからこそ依存しやすくなる罠が多くあります。
私と同じように、
「SNSで時間が溶けている」
「現実との境が分からなくなってきている」
「皆のリアルタイムを知っていないと不安」
と感じていて時間を有意義に使えていない不安がある方は、是非SNSから離れてみてください。


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